G4 MDD専用Fan Controller取扱説明書



製品仕様
オプション
本品の使用方法
トラブル・シューティング
注意事項
返品・返金について
アドバンスト・マニュアル




****仕様****

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<特徴>

*CPUファンコントロール:CPU温度によりファンの回転数を調節するMDDのOS制御を生かして、OS制御の0.5倍〜1.5倍の範囲でCPUファンの回転数を調節できます。

*増設ファンコントロール:増設ファン用のコネクタを装備しています。増設ファンは3.5V〜9.5Vの範囲での定速回転か、OS制御の0.5倍〜1.5倍の回転数にするか選択できます。

*回転数変化速度調整:比較的大きな騒音でも、騒音レベルが一定だと意外と気にならないものです。MDDではCPUファンの回転数がステップ・アップ、ステップ・ダウンするため、非常に耳障りです。CPUファンの回転数をゆっくりと変化させることで仕事に集中しやすい環境を作ります・・・と思います。^^;

*CoolingAfter機能:本品に接続したCPUファンと増設ファンをシャットダウン後に5Vでゆっくり回転させて、筐体内の廃熱を促進します。MDDの筐体内部品の寿命延長に効果がある・・・かも知れません(笑)。

*安全装置:CPU温度が一定以上になった場合、安全装置が作動してCPUファンを最高速度で回転させ熱暴走を防ぎます。安全装置作動時にはファンコン未装着時の最大回転数を上回る回転数となります。


<付属品>

(1) 接続ケーブル
8芯のリボンケーブルです。簡単にきれいに配線できます。
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<各部名称および機能説明>

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(放熱用のアルミ板を透視したイメージです)

(1) CPUファンコントローラー(赤)
CPUファンの回転数を調節します。OS制御による回転数の0.5倍〜1.5倍に調節できます。コントローラーを中央位置にセットした場合にOS制御とほぼ同じ回転数になります。

(2) Delayコントローラー(青)
CPUファンの回転数の変化速度を調節します。左一杯にするとOS制御の回転数がほぼダイレクトに反映されます。右に回すほど回転数の変化がゆっくりになります。

(3) Timeコントローラー(緑)
CoolingAfter機能のコントローラーです。Macのシャットダウン後のファン回転持続時間を調節します。左一杯にするとCoolingAfter機能はキャンセルされMacの停止時にファンも停止します。右一杯にするとおよそ12分間CPUファンと増設ファンが5Vで定速回転します。

(4) 増設ファンコントローラー(黄)
増設ファンの回転数を調節します。「(5) 増設ファン用設定スイッチ」で定速回転かOS制御連動回転か選択します。定速回転の場合は約3.5V〜9.5Vの範囲で調節可能です。OS制御連動の場合はCPUファンと同じくおよそ0.5倍〜1.5倍の範囲で調節できます。

(5) 増設ファン用設定スイッチ
増設ファンを定速回転するか、OS制御によるCPUファンの回転数と比例させるか選択します。スイッチをPCIスロットカバー側にすると定速回転になります。CPUファンと比例回転数に設定した場合、「(2) Delayコントローラー」によるファン回転数変化速度の設定が反影されます。

(6) 3+3ピンコネクタ
付属ケーブルの「(13) 6ピンコネクタ」を接続します。

(7) CPUファン用コネクタ
付属ケーブルの「(14) 3ピンコネクタ」を接続します。市販のファンのコネクタと互換性があります。CPUファンを市販品に交換する場合、ファンのコネクタを直接ここへ接続することも可能です。

(8) 電源オプション用コネクタ
謹製の「キワモノ系・MDD用電源」と併用する時に使用します。

(9) CPUファンコントローラー調整用可変抵抗
「(1) CPUファンコントローラー」を中央位置にセットした時のCPUファンへの出力を調節するためのものです。詳しい調節方法は「
アドバンスト・マニュアル」で解説します。

(10) 安全装置設定用可変抵抗
安全装置の作動点を調節します。詳しい調節方法は「アドバンスト・マニュアル」で解説します。

(11) 増設ファン用コネクタ
増設ファンのコネクタを接続します。市販のファンのコネクタと互換性があります。

(12) LED用コネクタ
オプションのパイロットLEDを接続するコネクタです。

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(13) 6ピンコネクタ
ファンコン本体の「(6) 3+3ピンコネクタ」へ接続します。

(14) 3ピンコネクタ
ファンコン本体の「(7) CPUファン用コネクタ」へ接続します。市販のCPUファンのコネクタをファンコンへ直接接続する場合は、このコネクタは接続する必要はありません。

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(15) スタンバイ流用ピン
ロジックボードに刺さっている24ピン電源ケーブルコネクタの1番ピン(紫)に挿して、5Vスタンバイ電流をファンコンへ流します。

(16) CPUファン接続コネクタ
CPUファンを接続します。市販のファンのコネクタとは互換性がありません。

(17) ロジックボード用コネクタ
ロジックボードのCPUファン接続用の2ピンコネクタへ接続します。

(18) 電源用コネクタ
CPUファン前面のドライブ給電用の電源ケーブルへ接続します。


****オプション****

*パイロットLED ¥200
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「(12) LED用コネクタ」へ接続して使用します。 ケーブル長は90cmです。 通常は青、安全装置作動時には紫、CoolingAfter時には赤に光ります。私はMDD本体電源ボタン部の白色LEDの上に両面テープで貼付けて使っています(こうすると電源スイッチの発光部が青や紫に光ます)なお、青色LEDは静電気に弱いので取り扱いに注意が必要です。

*サイドパネルファン用ケーブル ¥150
サイドパネルの60 mmファンを接続するためのケーブルです。「(11) 増設ファン用コネクタ」とサイドパネルファンのコネクタを接続し、「(4) 増設ファンコントローラー」で調節します。「(5) 増設ファン用設定スイッチ」で定速回転またはOS制御連動回転に設定できます。

*静音CPUファン
初期型MDDなどに搭載されている、騒音対策前のCPUファンは非常に消費電力が大きく、本品では使用できません(起動時に12Vにかかる負荷が大きくて電源が起動しない場合があります)。静音対策後のファンも「静音」というほどのモノではありません。^^; MDDのCPUファンとして使用可能でそこそこ静かなファンをピックアップしました。

現在用意できるファンは
こちらになります。


*バックパネル取り付け用ファン
 CPUファンを静音化するとどうしても冷却効率が下がりますので、筐体内の冷却補助としてバックパネルに吸い出し用のファンを取り付けるとよいと思います。ファンコン本体の増設ファン用コネクタへ接続して使用できます。用意できるファンの詳細はゲストブックよりお問い合わせください。


****本品の使用方法****

<取り付け方法>

*ご用意いただくもの:プラスドライバー/ビニールテープ

1) 例によってMacの金属部分に触れて静電気を逃がしてからACコードを抜き、サイドパネルを開きます。

2) 電源の24ピンメインコネクタにカバーが付いている場合は取り外してください。コネクタをロジックボードから抜いてからカバーを外したほうがいいです。カバーを外したら再びロジックボードへ接続しておきます。
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3)付属の接続ケーブルをファンコン本体へ接続します。「(6) 3+3ピンコネクタ」と「(13) 6ピンコネクタ」、「(7) CPUファン用コネクタ」と「(14) 3ピンコネクタ」を接続してください。
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オプションの「パイロットLED」を使用する場合は「(12) LED用コネクタ」へ接続してください。「(11) 増設ファン用コネクタ」と間違えないように注意してください。コンデンサ(黒い円筒状の物体)に近い方が「(12) LED用コネクタ」です。
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4)ファンコン本体を空いているPCIスロット部へ装着します。ツマミの突起部が横向きだとPCIスロットカバー部に引っかかりますので、向きを調節してください。最上段のPCIスロットへ装着するとツマミが回しにくくなるので、最上段は避けた方がよいです。接続ケーブルは内蔵電池とAGPコネクタの間から電源コネクタの方向へ通しておきます。
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バックパネルなど筐体外へ増設ファンを設置する場合は、ファンコン本体のPCIスロットカバー部の切り込みを利用します。増設ファンのケーブルをMDD本体のPCIスロット部から引き込み、切り込みへ入れてファンコンを装着します。オプションの「パイロットLED」を筐体外へ引き出す場合も同様にPCIスロットカバー部の切り込みを使用します。

5)電源の24ピンメインコネクタの前側にあるATA-66(HDD用)とATA-33(光学ドライブ用)のケーブルを外します。

6)ATA-33のケーブルの下にCPUファンのコネクタがあるので、これを外します。
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7)付属ケーブルの 「(16) CPUファン接続コネクタ」へCPUファンを接続します。付属ケーブルの「(17) ロジックボード用コネクタ」をロジックボードのCPUファン用コネクタへ接続します。
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8)付属ケーブルの「(18) 電源用コネクタ」を接続します。CPUファン前部のHDDベイへ給電する電源ケーブルの、先端から2番目のコネクタへ接続するとよいでしょう。CPUファン前部のベイへHDD2台を搭載している場合も問題なく使用できます。
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9)「(16) CPUファン接続コネクタ」、「(17) ロジックボード用コネクタ」、「(18) 電源用コネクタ」の接続をもう一度確認してから、ATA-33(光学ドライブ用)のケーブルを接続します。
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10)付属ケーブルをATA-33(光学ドライブ用)コネクタとATA-66(HDDベイ用)コネクタの間を通してから、ATA-66(HDDベイ用)ケーブルを接続します。
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11)次が最大のポイントです。「(15) スタンバイ流用ピン」先端の金属部を24ピン電源コネクタの紫のラインの脇へ挿し込みます。紫以外のラインには挿さないでください。
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紫ラインをコネクタから抜くと(説明のために抜きましたが実際は抜く必要はありません)、上図の一番右のようになっています。「(15) スタンバイ流用ピン」をラインの横から入れると先端が金属の電極にコツンと当たりますが、さらにピンを進めて電極の横にピンが挟み込まれた状態にしないといけません。上の右図中央のように、紫ラインを少し外側か内側に寄せて反対側にピンを挿すとうまくできる場合が多いです。しっかり挿すと簡単には抜けませんが万一使用中に抜けると危険なので、「(15) スタンバイ流用ピン」のラインをビニールテープなどで紫ラインに固定しておくと安心です。ピンが接触不良だと5Vスタンバイ電流が供給されませんのでCoolingAfter時にファンが回りませんが、Macの起動中の動作については問題は生じません。
pict pict(コネクタ内の透視イメージ)

12)オプションの「パイロットLED」を使用する場合は、適当な場所にLEDを取り付けます。「パイロットLED」をMac本体の電源スイッチ部に取り付ける方法については「
アドバンスト・マニュアル」に記載しますが、この部位への取り付けは動作テスト後に行ってください。

13)増設ファンを使用する場合は、増設ファンのコネクタを「(11) 増設ファン用コネクタ」へ接続します。このコネクタは市販のファンのコネクタと互換性があります。「(12) LED用コネクタ」と間違えないよう注意してください。サイドパネルを開いた状態だと、下側(ロジックボード側)が「(11) 増設ファン用コネクタ」です。

14)以上で取り付けは完了です。付属ケーブルや「(18) 電源用コネクタ」の状態を確認しながら、ゆっくりとサイドパネルを閉じます。一度しっかりとサイドパネルを閉じてからもう一度開いて、各コネクタや配線の状態を確認してください。この状態で次の動作テストを行います。
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<動作テスト>

1)もう一度配線の状態を確認してください。問題なければMacにACコードを接続します。

2)「(1) CPUファンコントローラー」をほぼ中央に、 「 (2) Delayコントローラー」を左一杯(最小)に、「(3) Timeコントローラー」を右一杯(最大)にします。増設ファンを接続している場合は「(4) 増設ファンコントローラー」を右一杯(最大)にします。

3)サイドパネルは開いたまま、起動スイッチを押してMacを起動させます。一瞬遅れてCPUファンが回転し始めるのを確認してください。「パイロットLED」は青色に光ります。

4)「(1) CPUファンコントローラー」を回してCPUファンの回転数を変化させてみてください。最小にするとファンは停止すると思います。最大にするとかなりの勢いで回転するはずです。
増設ファンを使用している場合は、同様に「(4) 増設ファンコントローラー」を動かしてみてください。「 (5) 増設ファン用設定スイッチ」をスロットカバー側(筐体後側)にすると定速回転、反対側にするとOS制御連動になります。定速回転の場合はおよそ3.5V〜9.5Vの範囲で回転数を調節できます。OS制御連動の場合はOS制御回転数のおよそ0.5倍〜1.5倍(ただし最大9.5V)の範囲で設定できます。

5)さて・・・続けて安全装置のテストを行うことを推奨いたしますが、リスクを伴いますので各自ご判断の上、行ってください。安全装置のテストを行う場合はウチワを用意してください(笑)。サイドパネルを開いた状態ですとCPUのヒートシンクに風が当たりませんのでCPU負荷をかけるとCPU温度がグングン上昇します。CPU温度が62°を超えるあたりでファンコンの安全装置が作動し、突如CPUファンの回転数が上がります。「パイロットLED」は紫色に変化します。この状態になったらCPU負荷をただちに止めて、ウチワでヒートシンクをあおいでください(爆)。サイドパネルを閉めればCPUファンで冷却できますが、起動中にサイドパネルの開閉を行うのは避けた方が賢明です。
一度安全装置が作動するとCPU温度が低下してもかなりの間、高速回転が続きます。これはMDDのOS制御の仕様によるものなので、変更できません。

6)続いてCoolingAfter機能をテストします。CoolingAfter機能はMacの動作時間が短い場合は作動しませんので最低5分間の起動後にテストしてください。Macをシャットダウンします(スリープでも可)。CPUファンが(増設ファンを接続中なら増設ファンも)低速で回転を続けるのを確認してください。「パイロットLED」は赤色に点灯します。 CoolingAfter機能を確認したら、「 (3) Timeコントローラー」を左一杯にするとファンの回転が止まります。

以上で動作テストは終了です。

以上で本品の取り付けは完了です。


****トラブル・シューティング****

<Macが起動しない>

1)ACコードと電源の24ピンコネクタの接続を確認してください。

2)どこかが短絡(ショート)していないか確認してください。「 (15) スタンバイ流用ピン」、「 (16) CPUファン接続コネクタ」などの接続不良は短絡の原因となる可能性があります。 短絡で電源が停止した場合は、一度ACコードを抜いてください。

3)CPUファンおよび増設ファンの消費電流を確認してください。消費電流が大きなファンを使用すると、起動時の12Vの負担が大きくなるためか電源が起動できない場合があります。

4)起動途中で止まる場合は、HDDおよびPCIカードへの接続を確認してください。給電されていないドライブ類のIDEケーブルなどは抜いておいてください。


<CPUファンが回転しない>

1)「(1) CPUファンコントローラー」の設定が小さすぎると、ほとんどの12V用ファンは回転しないまま安全装置が働きます。

2)「(2) Delayコントローラー」の設定により、起動後しばらくの間はCPUファンが回転しない場合があります。

3)各コネクタの接続を確認してください。付属の接続ケーブルのすべてのコネクタがきちんと接続されていないとCPUファンは回転しません。


<安全装置が作動しない>

1)「
アドバンスト・マニュアル」を参考に、安全装置の作動点を変更してみてください。


<安全装置が数秒の間にONになったりOFFになったりする>

1)CPU温度が安全装置の作動設定値に近い場合に安全装置が数回ON-OFFを繰り返す場合があります。


<CPU温度が下がってから安全装置が解除されるまで時間がかかる>

1)CPU温度が一度上昇すると、その後CPU温度が低下してもしばらくCPUファンの高速回転を維持する仕組みになっています。これはMDDのOS制御の仕様なので変更できません。


<CoolingAfter機能が作動しない>

1)「 (3) Timeコントローラー」が最小設定の場合はCoolingAfter機能は働きません。

2)Macの起動時間が短い場合はCoolingAfter機能は働きません。およそ5分間以上起動させる必要があります。

3)「 (15) スタンバイ流用ピン」を確認してください。

4)5Vで回転するファンか確認してください。


以上でトラブルが解決しない場合はご連絡ください。


****注意事項****

1)オークションの説明に記載しましたとおり、このファンコンの使用による事故(死亡/負傷/機器の故障・破損・誤動作など)については、私は責任を負いません。また私はこのファンコン製作を「業とするもの」ではありませんのでPL法の適応も受けません。自己責任でご使用ください。以上にご同意いただけない場合は返品・返金に応じますので動作テストの前にご連絡ください。

2)ACコードを接続した状態で、コネクタの抜き差しをしないでください。起動した状態でやるのは言語同断ですが、起動していない状態でもACコードが接続されていると5VSB(紫の線)の電流が流れています。純正電源では25V(白い線)が流れています。

3) 初期型MDDなどに搭載されている、騒音対策前のCPUファンは非常に消費電力が大きく、本品では使用できません(起動時に12Vにかかる負荷が大きくて電源が起動しない場合があります)。

4)本品の電流供給能力はCPUファン用および増設ファン用に、それぞれ1.25Aまでです。1.25Aというのは30Vで使用した場合の仕様書上の数値です。各ファン用のラインを分枝して複数のファンを回転させる場合は、消費電流の合計が1.25Aを超えないようにしてください。 またMDD用電源の5Vスタンバイ電流の供給能力は1.5Aですが、5V起動時の消費電流は少ないので、電源の供給能力が問題になることはないと思います。

5)「(2)スタンバイ流用ピン」は紫ライン以外には挿さないでください。特に白と黄色へは絶対に挿さないこと(最悪の場合、家が燃えてあなたは死にます)。

6)基板の裏側には防錆と絶縁のため
コーティング剤をスプレーしてありますが、ハンダ付けの突起部などはコーティングが剥げ易いと思いますので、本品をどこかへ置く場合は放熱板側を下にしてください。また取り付け時には隣のPCIカードと接触しないよう十分気をつけてください。

7)本品はCPUファンの回転数の「変動」をなるべく抑えることを主目的に開発したものです。ファンの回転数をむやみに落とすと熱によるトラブルや故障の原因となりますので、静音と冷却のバランスを考えてご使用ください。


****返品・返金について****

 本品は動作テスト済みです。しかしMacの個体差や相性などで動作不良を起こす可能性も考えられます。動作不良の場合は状況を詳しくお聞きして原因の究明と対策に努めますが、どうしても動作しない場合は返品・返金に応じます。メーカー品とは違いますので返品期間は発送から2週間に区切らせていただきます。
 またオークションの説明に記載しましたように、申し訳ありませんが返送料金のみご負担ください。 トラブル解決のため何回か物品を送る必要が生じた場合は、送料は常に発送者の負担とさせてください。

以上です。ご不明な点がありましたらメールにてお問い合わせください。





アドバンスト・マニュアル




【オプション「パイロットLED」の電源スイッチ部への取り付け】

電源ON時に白く点灯する電源スイッチ部へ「パイロットLED」を取り付けます。起動中は水色、安全装置作動中は薄紫、CoolingAfter時には赤に点灯します。


<注意>

*以下に記載するのは、「私はこうしてます」という参考です。電源スイッチ部への「パイロットLED」の取り付けを保証するものではありません(推奨もしません)。この記事を参考に各自工夫して取り付けてください。

*ミラードア部の裏側を一部カッターで削る必要が生じる場合があります。

*光学ドライブ交換程度のスキルが必要です。


<ご用意いただく物>

プラスドライバー、両面テープ、カッター。


<取り付け方法>

1)MacからACコードを抜き、光学ドライブ用の5インチベイを取り外します。・・・この手順がわからない方はこの先へ進まない方がいいです。

2)ミラードア部を固定している4つのツメを外してミラードア部を取り外します。
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3)「パイロットLED」を手前上のツメの穴から筐体前面へ出します。
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4)電源スイッチ部の白色LEDの直上あたりに「パイロットLED」を両面テープで固定します。横向きのまま取り付けた方が良さそうです。
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5)ミラードア部を取り付けてみます。ツメでラインを挟み込まないよう注意してください。ミラードア部がしっかりはまらないようでしたら「パイロットLED」の取り付け位置を少し変えてみてください。

6)ミラードア部を取り付けたら、一度起動テストをします。ACコードを接続して、サイドパネルは空けたまま起動スイッチを押してみてください。

7)起動できたらスイッチ部が水色に点灯しているか確認してください。

8)起動スイッチが押せない場合はACコードを抜いて、「パイロットLED」の取り付け位置を工夫してみてください。どうしてもうまく行かない場合は、ミラードア部のスイッチ部裏側の円状の部分を少し削るとよいかも知れません。



9)「パイロットLED」のケーブルは、筐体前面の手前側のフチに添わせて底面まで下ろし、ATA-33ケーブルの下をくぐらせてからATA-33ケーブルと電源コネクタの間を通してPCIスロット部まで通すのが良いと思います。
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【半固定抵抗の調節】

「(9) CPUファンコントローラー調整用可変抵抗」および「(10) 安全装置設定用可変抵抗」の調整につき解説します。ここから先の調整にはテスターが必要です。小さめのマイナスドライバーもご用意ください。なお、発送前に私のMacに取り付けて調整してありますので、調整を行わなくてもご使用いただけます。


<調整時に必要な事項の概説>

 はじめにMDDのCPUファンの回転数の制御法とこのファンコンの仕組みを概説します。
 MDDのCPUファンは起動時には約4.8Vの一定電圧で回転しています。CPU温度が57°以上になると約33msec.周期で約12Vのパルス電圧が加えられます。CPU温度が上昇するにつれて12Vのパルス巾が広くなり、CPUファンの回転数が増加します(PWM制御)。オシロスコープで観察したところ、CPU温度が64°に達しCPUファンの回転数が最大になったと考えられる時点で12Vのパルス巾は周期の50%でした(デューティー比50%)。
pictCPU温度57°未満
pictCPU温度57°
pictCPU温度64°

 本品ではOSによるPWM制御を平均電圧に変換して 回転数変動遅延機能や安全装置機能を実現しています。OSによるPWM制御を平均電圧に変換すると、起動時は4.8V、最大回転時は12Vと4.8Vが50%ずつですから8.4Vとなります。本品では変換時に平均電圧が1/2となり出力時に2倍して調節していますので、本品の回路内ではOS制御の入力は2.4Vから4.2Vとして扱われています。


<「(9) CPUファンコントローラー調整用可変抵抗」の調節>

 この可変抵抗は、「(1) CPUファンコントローラー」を中央位置にした際に、CPUファンの回転数がほぼx1となるように調整するためのものです。

1)「(1) CPUファンコントローラー」を中央位置にセットし、Macのサイドパネルを開きます。

2)「(16) CPUファン接続コネクタ」からCPUファンのコネクタを外します。この時、CPUファンのコネクタの赤色のラインと接続されていた側が「(16) CPUファン接続コネクタ」の+側なので覚えておいてください。

3)Macを起動します。Macの起動直後はOS制御電圧が4.8Vになっていますので、「 (16) CPUファン接続コネクタ」の+側のピンへの出力が4.8Vとなるように可変抵抗を調整します。テスターの端子で+とーを短絡させないよう十分気をつけて操作してください。

4)「 (16) CPUファン接続コネクタ」への出力を高めにすると「(1) CPUファンコントローラー」の範囲も高めになりますし、低めに設定変更することもできます。 が、「(1) CPUファンコントローラー」の可変範囲はかなり広いので、中央位置がx1の設定が一番使い易いかと思います。

ヒント:中央位置がx1となるのはあくまで起動直後だけです。 CPU温度が上昇した場合は、OS制御平均電圧より若干高めの出力になるよう設計してあります。どの程度高めになるかは「(9) CPUファンコントローラー調整用可変抵抗」の設定値に依存します。


<「(10) 安全装置設定用可変抵抗」の調整>

 この可変抵抗は、安全装置がONとなる際のOS制御の平均電圧を決めるものです。ただし上述のとおりPWM制御から平均電圧への変換時に電圧が1/2となっています。デフォルトではOS制御平均電圧の1/2が、3.8Vを超えると安全装置が作動するよう設定してあります。ご注意いただく点は、PWM制御から平均電圧への変換時に数秒〜数十秒のタイムラグが生じることです。

1)Macのサイドパネルを開き、起動します。

2)「 (10) 安全装置設定用可変抵抗」に付いているピンの電圧を測定します。デフォルトでは3.8Vです。この電圧が安全装置作動の設定値になります。OS制御平均電圧の1/2がこの電圧を超えている間は安全装置が作動します。

3)可変抵抗を動かすとピンの電圧が変動しますので、適切な位置にセットしてください。

ヒント:計算上は0V-4.3Vの範囲で設定可能です。上述のとおりOS制御の平均電圧は最大8.4V程度なので、設定値を4.3Vにすると安全装置は作動しなくなります。本ファンコンの最大出力は約9.5Vなので、「 (1) CPUファンコントローラー」を中央より右のレンジ(1〜1.5倍)で使用する場合は安全装置は必要ないと考えられます。安全装置はCPUファンの回転数を落として使用する場合の保険です。



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