■和谷の作文日記風回想録■文/やんた
某月 某日
今日は新初段歓迎会が催された。
未成年のオレ達は酒は飲めないことになってるけど、みんなわりと
こっそり飲んでるみたいだ。もちろんオレもだけど。
性格上飲まないんだろうなー・・・と何気なく塔矢を見ていると、
こっそり近づいて行く進藤が目に入った。
あ!・・・やっちゃった。進藤がやっちゃったよ。(笑)
こっそり塔矢のグラスにイタズラで酒を投入している。
あ〜あ。知らねぇぞ〜。後が恐いぜぇ?vv
そして、宴もたけなわ。
イタズラのこと等すっかり忘れて、伊角さんとオレと進藤の三人で
盛り上がっていると、おもむろに近づいて来る影。
塔矢だ!vv
進藤! 気付け! 後ろにいる。後ろにいるぞ!
オレと目の合った塔矢は一言つぶやいた。
「・・・写真。」
写真?ああ。そう言えばオレ、カメラを首から下げていたんだっけ。
それにしても塔矢のヤツ。酔ってるな。目が据わってるよvv
撮れってことか?vv
オレが「撮ろうか?」と言い終わるや否や! 塔矢は進藤にヘッドロックをかました!
続けてほおずり攻撃。 ・・・マジ!?vv
響きわたる進藤の悲鳴。
進藤逃げる! 進藤逃げる! ・・・いや、逃げられない!(実況中継風)
すっぽんのように離れない塔矢に進藤が叫ぶ。
「悪かった! 悪かったってば! たんま! たんまぁ〜!」
腹を抱えて笑うオレに顔を真っ赤にして怒る進藤。
「和谷ァ! 何やってんだよっ!笑ってないで助けろよ!」
進藤ピンチ! 進藤ピンチ!ああ、ダメだvv呼吸困難で死ぬ。オレ!
「ああ!伊角さんまで!」進藤の憐れっぽい声に隣を見ると
珍しく伊角さんが腹をかかえて大爆笑していた。
「和谷ァっ! 伊角さんっ!」
「裏切り者ォ〜ッ!!」進藤はひときわ大きな悲鳴をあげた。
その声が尾を引く中。オレはシャッターチャンスを逃しませんでした。
だって。 面白かったから。(笑)
■終わり■

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