
『「考古学」とは人間の残した遺跡・遺物から過去を考える学問である。怪獣映画について、現在残された資料から考えることは「怪獣考古学」と呼んで良いのではないだろうか』
これは『新版仏教考古学講座 第1巻 総説』「仏教考古学の概念」に石田茂作によって記された言葉のパクリです。石田茂作は「仏教的遺跡・遺物を通して古代仏教を考えることが仏教考古学也」という定義は自らの信念であると書かれています。
『怪獣考古学』では私、雲斎が「現在残された写真、文献、当時映画制作にたずさわった方たちの証言を通して特撮映画、怪獣造形について考えることが怪獣考古学也」という定義を信念として、考察・造形をしていきたいと考えています。
さて、実際に『怪獣考古学』という言葉をこのサイトのタイトルに掲げたのは上記のようなことを考えてのことでは全然なく後付けです(キッパリ)。もともとタイトルをいろいろ考えてた中でふと思いつき、『怪獣大戦争』『怪獣総進撃』、それからホビージャパン誌でかつて連載されていた『モロさんの怪獣行進曲』に語感が似ていてゴロが良いこと、私自身、大学で考古学を学び、現在も考古学関係の職業に就いていることからこうしました。
余談ですが、この言葉自体の初出はおそらくホビージャパンEX1997冬の号のファルシオン代表小林光生氏のツインテールの記事じゃないかと思うのですが、これは後で気付きました。ファルシオンの一連の怪獣キットこそが真に「怪獣考古学」的といえるでしょう。アタシはあそこまでのことは到底できないっす。
そんなわけで雲斎がテキトーに考察して粘土ひねってキットこさえてるダケなので「あそこが違う」「そこを再現してない」とか言わずにさらっとみてやってくださいまし。(2003.9.27加筆)