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サイシン

05/12/29 〜雲南旅行記 昆明・石林篇〜

2005年12月29日。飛行機で約2時間半。
中国の南、ラオスやミャンマーと国境を接している雲南省の省都 昆明に到着。

「春城」の別名にあるとおり、夏は涼しく、冬は暖かい街。
冬でも半そでで過ごせる都市は、中国でも雲南以外にはそんなに無いと思う。

雲南は、中国に55ある民族のうち、25の少数民族がいて、彼らの生活を訪ねる旅が面白いのだけど、省都には見るべきものは特に無い。かといって、スルーするのも何なので、30日、中国人ツアーに入って石林という、奇岩風景を見に行った。

特に期待していなかった分、あまりの迫力、スケールの大きさに感動!中国、やっぱりなんでもデカイ!!!

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宿泊;茶花賓館 夜は寒かったので、電気毛布付の部屋に泊まりました。汽車や長距離バスの販売窓口、旅行代理店もあり便利!朝食をとるテラスみたいな場所もステキ!
ツイン:2人で200元(1人約1500円),1部屋120元もありました。

※やはりこの時期は午前中は寒くて、午後12時〜6時ぐらいまでが半そでタイムでした。

昆明といえば、「過橋米線」というベトナムのフォーのような米で作った麺が名物。
煮えたぎるスープに豚肉、野菜、鶉卵と麺を放り込み、スープで煮ながら食べる。この鳥だしのスープがうまい!!!

これはぜひとも美味しい場所で食べたかったので、タクシーに乗り、運転手に「過橋米線の美味しい店に連れてって!」と言って、連れてってもらった店で食べました。


いやー・・・旨かったです!
素朴だけどスープがずっとすすっていたいぐらい美味しかったです。満足☆

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過橋米線と小皿料理。スープが絶品!
《過橋園》昆明市西昌路148号 0871−4144976

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大理に住むペー族が売っていたお菓子。
「乳扇」というヤギか何かの薄いチーズの中にチョコレートと練乳を塗って丸めて炭火で焼いていた。チーズが乳臭くてあまりわたし的にはフィットする味ではなかった。

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偶然見つけたタイ族料理の店。すごく安くて美味しかった!

(この量+ビールで2人で55元(約820円))
手前にあるのは「泡魯達(パオルーダー)」というタイ族風パフェ。練乳の中にタピオカ、涼皮、ラスクとココナッツの細切りが乗っている。美味♪8年前に雲南のタイ族地域に来たときに毎日食べていたことを突如思い出しました!「ぱおるーだー」って言葉、8年間忘れていたけど、気になってオーダーして口にしたとたん思い出しました☆味の記憶ってスゴイね!

《〔イ泰〕家竹楼》昆明市三合営路66号 Tel 3618908

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石林で食べた「人参果」という果物。

メロンの味がして、美味しかった♪大きさはゴルフボールぐらい。

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プーアル茶の博物館。
雲南にはプーアルという地名があり、「茶馬古道」という
シルクロードならぬ茶の道があります。
プーアル茶は年季が入っているほうが良いそうで、
しかも、圧縮してお皿みたいにして保管します。
その際、いろんな形にして楽しめるようなものが沢山でています。写真のものはお金の形とか、干支をデザインしたものなど。全部プーアル茶です。

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お金の形の圧縮プーアル、買っちゃいました!
重い!!!


05/12/29 〜雲南旅行記 大理篇〜

昆明から西へ汽車で5時間。
大理石で有名な大理の街へ。
ここは昆明が中心地になる前の都だったということで、古い城壁も残っている風情のある街。
ペー族自治区でもあるので、少数民族もたくさんいる。
汽車がつくのは下関という街で、古城までは車で30分ほどかかる。

この地域のど真ん中に〔さんずい+耳〕海(あーるはい)という大きな湖がある。PPTが「地球」に(あーるはい)の遊覧船があるみたいだから船で大理古城まで行こう、と言い、行ってみようとするが(あーるはい)に辿り着かない。それらしき看板も無い。話しかけてきたタクシーの運ちゃんに聞いてみたら、定期遊覧船は朝しか出ていない、とのこと。

諦め。

荷物も多く、いい加減暑い時間だったのでその運ちゃんの車で古城まで行く。車中、運ちゃんオススメのホテルを紹介される。ペー族の民家様式で新しいホテルだと言う。
試しに見に行ったらなかなか綺麗で風情があるホテルで、しかもオフシーズンで割引あり、というので、ここに宿をとる。

(最初は「地球」に載っていた紅山賓館に行く予定だったが、後でそこは今改装中と知る。無駄足を踏まなくて良かった!)

大理ではもう桜が咲いていた。ソメイヨシノよりはピンクが濃いけど、桜の花だと思う。12月31日に花見。

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大理の桜(2005年12月31日)

さて。大晦日。

見知らぬ街で寝てしまうのも勿体無い。

街をうろつくと、洋人街という外国人向けのカフェが並ぶ通りがある。う〜む・・・今はシーズンオフなので外国人観光客はとても少ない。しかし、欧米人はきっと12時近くになるとこの中のどこかの店に集まり、カウントダウンで盛り上がるに違いない。せっかくだからそこに混じろう作戦決行。

この場合、ポイントは欧米人
なぜ中国人じゃ駄目かと言うと、彼らにとってのニューイヤーは春節なので、直前で裏切られる可能性高し。11時45分に退出される、というフェイントを防ぐためにも、ここはぜひとも欧米人に目星をつけたい。日本人や韓国人は、パッと見中国人と区別がつかないので、やっぱり見た目すぐにわかる欧米人がターゲット。

夜まで時間があるので、まずは腹ごしらえ。
大理の名物は?海で採れる川魚で作った「砂鍋魚」なので、これを食べられ且つ流行っていそうな店を探す。
(城壁の中は観光客用の店ばかりで、一歩出たところにローカルないい店があった♪)
雲南はマツタケの産地でもあり。
マツタケONLYの炒め物も食しました。ニンニクにまみれながらもほのかに香ってました。あとは、?海で採れるジュンサイちっくな植物の炒め物と砂鍋魚。海魚を食いなれている民族的にはやっぱり泥臭い感じもしましたが、具が多くて美味しかったです。マツタケ炒めも植物の炒め物もグー☆

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マツタケ炒めと大理の地ビール《風花雪月》

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砂鍋魚

食後はカフェの下見をし、まだ早いので一旦ホテルに帰って夜寝。11時過ぎに再び街を徘徊し、欧米人が一番集まっているカフェに狙いを定める。(案の定、中国人は11時代にぞろぞろ帰って行った!)
12時ちょうどにかんぱ〜い!!!

・・・と言いたいところだったのに、中国人スタッフが5分前に先走って

「はっぴ〜にゅ〜いや〜♪」

 とか言ってしまったため、店内に気まずい空気が流れる。
そして5分後、誰かが恐る恐る「はっぴ〜にゅ〜いや〜!!!」と言い始め、一気に盛り上がる。

この店にして正解!

店内に日本人が数名いたこともわかり、その後午前3時過ぎまで雲南旅行の話、中国の話、仕事の話などで盛り上がった。

旅先で知り合った人と時間を忘れて語る。
いい年越しを大理で迎えることが出来た。

幸先良いね☆


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大理のホテル《蘭林閣酒店》

大理古城玉〔さんずい+耳〕路96号
Tel (0872)-2666188
ツイン 定価で1部屋200元と300元だったと思う。

+++

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大理へ向かう汽車の中で弁当を食すPPT氏
(「軟座」という高い席です)

スクーーーーープ!!!
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中国人は子供の排泄物は汚くないと思っているらしく、
汽車の通路で小便をさせたりしているが、これは車両にあるゴミ箱に大便をさせている瞬間です!

PPT食事中に!軟座での出来事です。


06/01/01 〜雲南旅行記 ペー族の村篇〜

元旦。日曜日。
店が全部閉まっていたらどーしよー・・・という心配を裏切り、街は正常営業。

ペー族の古い民家(明代!400年前ですよ〜)があるという喜州という村まで路線バスで行く。
途中、日曜日だということで小規模ながらマーケットが開かれていた。ペー族の人たちが野菜や肉、観賞用の植物を持ち寄って、フリマみたいに売っている。

バスを降りると、今度は馬車で村まで行く。

ここはかなり観光地化されていて、ペー族伝統の「三道茶」を飲むのに素人っぽい歌舞付で30元もとられた。
町は確かに古〜い建物も混在し、はっきり言ってボロボロなんだけど、400年も住んでいたらな〜って感じで、雰囲気は良かったです。

意外に簡単に来れてしまったので、更に先にある周城という町まで行ってみることにした。大理は藍染でも有名な街なんだけど、大理の藍染は周城で染められているという。
布は重いので買う気は無かったんだけど、ついでに・・・て感じでバスに乗って行ってみた。

そしたら、いきなりマーケット開いていて、賑やかでいい感じ。街も観光化されていなくて、ペー族の民族衣装着たおばぁちゃんが孫連れてゆっくり歩いていたり、廟ではおじちゃんたちが何人も集まって麻雀大会開いていたり。

藍染をしている部屋を見てみたくて、声をかけてきたペー族のおばちゃんのうちに連れて行ってもらう。

敷地内に入ったとたん、藍の生臭い臭いが鼻を突く。
人の背丈よりも大きな桶でおじさんが藍を染めている。

藍の植物を見せてもらったり、染めているところを見たり、絞り染めの仕上がったものを解かせてもらったりしているうちに、やっぱり欲しくなってしまい、数枚購入。
テーブルクロス大のもので、絞って染めて、1枚仕上げるのに12日掛かるというのを聞き、値切れなかったけど、安かったと思う。(古城の中で売っているのはもっと安いけど、化学染料で染めているものらしい。確かに臭いがしなかった。おばさんちの布からは、徳島の藍染工房でかいだのと同じ臭いがしたから、これは本物の藍だと思う)

帰りはおばさんが古城まで帰るバスを止めてくれて、ぼられないように値段交渉までしてくれた。

周城、すごくステキな町でした♪@元旦

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喜州 ペー族の民家の壁

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喜州バーバーというお焼きみたいなお菓子

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喜州 ゴムとびで遊ぶ子供たち

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周城 日曜マーケット

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藍を染めているおじちゃんとペー族のおばちゃん

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染め上がって干している藍染め


06/01/02 〜雲南旅行記 麗江篇〜

午前中蒼山という大理の山にリフトで登る。
ちなみに、リフト乗り場まで行きは馬車、帰りは馬に乗って行った。途中アスファルトの坂道では馬が滑ったりして、なかなかの恐怖。

リフトはかなりの距離(約25分乗っている)で、しかもすぐ下が登山道になっている。普通、ずらして作らないか?しかも、最初のうちはずっとペー族のお墓の上を行く。不謹慎だし。

山の上のお寺で初詣をしておく。
線香、巨大すぎ。

午後は大理から北へバスで3時間移動して、麗江へ。
ここはナシ族自治区。

8年前に来たときは、ちょうど麗江大地震の翌年で、まだ完全復旧していない街並みを歩いた記憶があるんだけど、今回の町の完全観光化ぶりには正直「ここ、本当に麗江?!」と思ったほど。

宿泊は「地球の○き○」に載っていたナシ族民家様式のユースホステルを探していったのだけど、あとでわかったことだが「地球の○き○」に載っていたのは分店、というか、街の奥のほうにあるほうで、本店はもっと便利な場所にあった。分店のほうはほとんど泊り客もおらず、ひっそりとしていたので、バックパッカー同士の情報交換を狙ってユースにした意図は外れてしまったのだけど、これも後から聞いたところによると、本店は賑わっているが外の音がよく聞こえるので、夜うるさい、との情報も。よしあしですな。

ユースの受付で、明日の晩のナシ族の音楽会の予約と、麗江郊外にある玉龍雪山付近を馬に乗って登山したいので、行き方等相談、手配を頼む。

夜は街のいたるところ流れている川べりでナシ族料理を食す。
昼間は半そでOKなぐらい暖かいけど、夜はフリース必要なぐらいに冷えます。

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屋台で焼いてくれる川魚

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線香、大きすぎ!

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リフトから大理を見渡す

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大理の城壁

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麗江の街並み

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ユースの部屋の前にて。
ツイン一部屋50元と80元がありました。ドミもあります。
(1元=約15円)

本店:古城老街青年旅舎(原古城青年旅館)
麗江大研鎮新華街双石段61号(水車店;入り口にある水車の近く)

Tel (0888)518611
http://www.yhachina.com

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バスで移動中に見た事故現場。トラックがぐちゃぐちゃになっていました。今回の旅行中、こんな感じの事故現場を3回見ました。中国って、みんな車を必要以上に飛ばすし、追い抜きが乱暴。バスでの移動は極力避けて、バスに乗るときは車体を確認した方がいいです。(今回も、バスは怖いので、昆明→大理は汽車移動にしました)


06/01/03 〜雲南旅行記 玉龍雪山篇〜

ユース分店の親父に連れられて本店に行き、その日やはり玉龍雪山に行きたいと言う青年と3人で車をチャーターしていくように勧められる。青年は21歳の香港人ケンソン。

ここで車の手配をしているとき、大理で会った日本人青年T君とばったり再会。やっぱり本店にみんな泊まるんだな。

チャーターした車で約1時間半。
玉龍雪山ふもとに着く。4000メートルあるという玉龍雪山は、山頂は雪に埋もれていて、すごく綺麗。
ケンソンはもともとロープウェーで登る予定だったのだけど、この日は風が強くてロープウェーは停止、一緒に馬で登ることに。

山道を1時間半。目の前に迫る玉龍雪山がだんだん大きくなる。すごい迫力!
馬には一人ずつチベット族のおじさんやおねーさんがついてくれていて、あと何故か白い犬もずっと一緒に山を登った。

山頂はすごい風でまともに立てないほどだったけど、目の前に見た玉龍雪山の迫力はすごかった!

帰りはマオニューピンという場所でチベット式のお茶を飲む。
ちなみに「マオニュー」はヤクの意味。ヤク平地、ぐらいの意味になる。

往復3時間の乗馬。お尻と背中がスッゲー痛い!(下山はすごく怖かった!)

また車で麗江古城に帰り、ケンソンと別れる。
夕食を《一米陽光》という名の川べりのレストランでとる。
《一米陽光》とは中国でヒットしたドラマの名前で、ここ麗江が舞台だという。DVDを見た日本人が「はまった!」って言ってたから、今度見てみようかな?
(高倉健主演、張芸謀監督の《千里走単騎》(原題)も麗江が舞台らしい。ちょうど麗江でも上映中でした!)

夕食後、8時からはナシ族の音楽会。
これは、60〜80歳代のナシ族のおじぃちゃんを中心とした楽団で、民族楽器で古い唐代の音楽を演奏してくれる。宣科氏というナシ族の音楽研究家が始めたもので、彼は文革の時代かな?牢獄に入っていたこともあるらしい。政治犯?今、77歳。

8年前に来たときには、場所も小さくて、老人ばかりでそれはそれですっごく感激して、今回も麗江に行ったら絶対に見たい!と思っていたんだけど、老人の供給が追いつかないのか、今回はかなり若手も投入されていて、場所も衣装も豪華になっていた。(老人は一日にして成らず、だね)

この音楽会、上手いとか下手とかじゃないんだよねー。
80歳のおじぃちゃんがもう何十年も弾いている手に馴染んだ民族楽器を弾いている、目の見えないおじぃちゃんが孫みたいな女の子に手を引かれて舞台に上がり、手探りで楽器を持つんだけど、弾きだすと目が見えないなんて全然感じさせない流暢さ、それだけでもう、十分価値があると思う。

音楽は、日本で聴いた雅楽に似ていると感じた。唐代の音楽だというので、ルーツが似ているのかも。
雅楽もきっと、上手い下手の音楽ではなくて、どんな人が演奏
しているのか、に価値がある音楽なんじゃないかな?7世紀から雅楽を担当している家柄の東儀秀樹が演奏する、とか。
技術じゃなくて、血で弾く音楽もあると思う。
音楽会を聞きながら、年を積み重ねるって素晴らしいことだと思った。年をとることを否定しないナシ族の文化も素晴らしいと思った。

宣科先生のMCも面白かった。
今の中国は何でも順位をつけたがる。音楽の世界でも1位は1人しかいないけど、本当はいろんな民族がいて、いろんな音楽がある。1位は1人だけじゃない、そう言って、ナシ族の歌をすごく綺麗に謡う女性を紹介した。彼女の独唱は素晴らしかったし、そのあと紹介されたチベット族の女性が歌った有名なチベットの音楽は鳥肌が立つほど綺麗な歌声だった。

宣科先生が街を歩いていると、すごく歌の上手い少年が道路作業をしていた。「お前はいくらで働いているんだ?」と声をかけたところ、1ヶ月300元で労働しているという。「君は歌が好きかい?」「うん、好き!」「じゃ、1ヶ月1600元やるからうちに来ないか?仕事は一日2時間、80歳の老人でもできる仕事で、中国の偉い人にも会えるし北京や上海どころか外国にも連れて行ってやる」その場で荷物をまとめてついてきた少年が彼です、と紹介されたのは20代半ばの男性。
ナシ族の人で、声楽の部門で賞をいくつも取っているという。
小学3年生のときに宣科先生にスカウトされて、先生の下指導を受けて楽団では二胡を担当していた。彼の独唱も素晴らしかった。

実際、“ナシ族の音楽会”は、アメリカやフランス、イギリス、日本へも演奏旅行に行っており、江沢民をはじめとした共産党のトップも見に来ている。

玉龍雪山のふもとの麗江で暮らす少数民族のが、今の共産党中国を冷静に客観的に見ているんだな、と、すごく面白かったし、この80歳を越すというおじぃちゃんたちは、共産党以前の中国、文化大革命、経済開放なんかを全部体験しながら、そんな風には見えない風情で飄々と楽器を演奏していて、いったいどんな中国を見てきたんだろう、と、そう思うだけでもスゲーなー!と感動した一夜だった。

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玉龍雪山に向かって

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バター茶を作ってくれているチベット族の女性。チベットパンも頂きました。美味しかった!

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ヤクにも乗りました〜♪

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ナシ族はトンバ文字という象形文字を今でも使っています。

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ナシ族の音楽会
CDを買ったので、音楽を聴きたい方はうちに来てくれたらお聞かせします♪

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宣科先生と。


06/01/04 〜雲南旅行記 白沙&シーサンパンナ篇〜

自転車をレンタルして玉龍雪山のふもとにある白沙というナシ族の村へ。麗江古城から片道約8キロ。
ここには明代に描かれた白沙壁画があり、漢族・ペー族・チベット族・ナシ族の画家に書かせたという4つの文化が混じった非常にユニークな仏教壁画だというので、見に行ってみた。

まっすぐに伸びたアスファルトの道をずっと8キロこぎ続ける。標高が高く、紫外線がきついので、PPTの顔は日に焼けて真っ赤になっている。
もうすぐ白沙、というポイントに石碑がある。
ここで、8年前一緒に来たねーさんと玉龍雪山をバックに記念写真を撮った!ってことで、今回はPPTと2ショットで記念撮影。
8年後、ここに夫と一緒に自転車こいで再び来ることになるなんて、あの時には想像もしなかったなー。これはこれでスゴイことだと思います。

白沙壁画は、ふーん・・・って感じ。
その両脇にある壁画も相当すごいものだと思うんだけど、中国人が自分の名前らしきものを落書きしているんですけど。これ、日本だったら間違いなく重要文化財ですよー。明代の壁画に名前彫っちゃいけませんて。中国人、容赦ないです。

白沙名物と言えば、Dr.和(ホー或いはフー)。
世界のバックパッカーの半分は彼に会ったことがあるんじゃないか、と言われるほどの有名人。
ナシ族の漢方医で、玉龍雪山で採れる薬草を処方した薬は世界中のメディアに紹介されているらしい。日本でもその方面では有名らしく、さくらももこも彼を訪ね、2冊の本に和先生のことが書かれていると、和先生の息子さんが教えてくれた。ちなみに、和先生は英語が話せて、息子さんは日本語とドイツ語が堪能。

8年前にも来たんですよ、というとすごく喜んでくれて、ここを訪れた日本人の名刺や寄せ書きを見せてくれた。

名刺の束の一番上にあったのは、北京で知り合ったPPTの友人のもの。「わー。この人、友達です!」ってめくってみると、続々と協力隊員の名刺が!ぅわー、この人知ってる!この人も!ってな感じで。

和先生の記事を日本語に翻訳した資料を作っていたのも、貴州の大学で日本語を教えていたNさんや、江西の大学の日本語教師だったMさんじゃないですか!知っている人の名前が次々と出てくる。この様子だと、少なくとも中国在住の外国人の半分はここに来ているんじゃないか、と思う。

せっかくなので、PPTは和先生に薬を処方してもらう。代金は気持ちで…というので、「これぐらいかな?」という金額を置いていった。

和先生の診療所の近所にはカフェが出来ていたので、そこで雲南珈琲を飲みながら玉龍雪山を眺めつつ休憩していたら、大理のカフェでニューイヤーカウントダウンを一緒にしたフランス人家族が通りかかった。共通の言葉がないので、「WOW!」とか「Hi!」という感嘆詞のようなもので交流。

夕方、麗江古城に戻り、夜7時の飛行機で今度は雲南省南、ミャンマーとの国境地帯である西双版納(シーサンパンナ)へ飛ぶ。所要約1時間。ちなみにバスだと18時間。

シーサンパンナの中心地、景洪の飛行場からバスで市内に入り、版納賓館に行くよう頼むと、版納賓館は今改装中だというので、他の安いホテルを紹介してもらうことにしたら、後ろに座っている日本人にそのことを伝えてくれ、とバスの係員に頼まれる。見ると、日本人らしき女性が一番後ろに座っている。彼女も版納賓館に行きたいといっているのだけど、中国語が通じないので改装中だということが伝わらないのだということで、通訳をして、まずは彼らが勧めるホテルに一緒に行ってみることに。

結局、彼女は彼らが勧めるホテルは予算的に合わなかったのだが、わたしたちも時間があったので一緒にホテルを探し、その後一緒に夕食をとった。

Rさんとは、この後しばらく一緒に旅行を楽しむことになる。

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薬を調合してもらうPPT

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Dr.和と息子さんと

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麗江古城内の公衆トイレ

 5角の有料トイレで、個室内にテレビがついていたり、手洗い文化の人のためにお尻洗い用のシャワーがついていたり、もちろん自動洗浄だったりするのだが、紙がついていない。日本の高山との共同設計だということだが、テレビいらないから紙、つけろよ。

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シーサンパンナはタイ族自治区なので、ここではタイ族文字が併記されています。

でもこれって、タイ語とは違うよね?!


06/01/05 〜雲南旅行記 ダーモンロン篇〜

景洪は特に見るものも無いので、バスで移動して小さい街に行ってみる。

ここはタイ族自治区で、タイ族の女の子が料理を作ってくれるカフェみたいな店でかぼちゃのスープなど飲んでいたら、Rさんから電話。「どこに移動するんですか?」というので、時間的なことも考えてダーモンロンが適当じゃないかと思ってる、と伝えると、彼女も今からそこに行くので、ダーモンロンで会いましょう♪ってことで。

昼食をとったあと、バスターミナルへ行き、ダーモンロン行きのバスに乗る。
ここから、PPTの地獄の旅が始まった…。

確かにバスはボロかったけど、中国の地方ではこんなもんかな、といった感じで、3時間の道のりだし、大丈夫だろうと思ってわたしは乗った。
発車して30分後。道がひどくなり、車体が非常に揺れる。お尻が飛び上がる。もともと体調が悪かったPPTは「引き返そう」と提案したが、わたしはこんな悪路があと2時間も続くわけが無い、今だけだろう、と考えて、「すぐ終わるよ」と軽く流してしまった。

結局悪路は最後まで続き、ダーモンロンに着いた頃にはPPTは動けない状態に。
バスで移動中にダーモンロンに先に着いていたRさんから電話が入り、彼女がバスターミナルまで迎えに来てくれて、彼女が泊まっているホテルに案内してくれた。PPTは部屋に入るなり倒れるように寝込み、それから36時間起き上がれない事態となる。

わたしは割りと元気だったので、Rさんと街を歩いてみた。小さな町で、メインストリートは端から端まで徒歩15分。
小さなパゴダがあったので行ってみたら、更に先がある。
オレンジ色の袈裟を着たお坊さんについて登っていったら、頂上にまたパゴダと仏陀があった。ここからダーモンロンの街が見渡せる。ちょっと得した気分で2人でぐるっと一周し、ホテルに戻った。

PPTはやはり動けない状態。
そのとき、Rさんが来る途中のバスで知り合ったという中国人男性が来たので、3人(Rさん、中国人男性、わたし)で夕食を食べに出かけた。
メコン川の支流で捕れた魚をミントなどのハーブを挟んで臭いを消して焼いたものだとか、豚肉の炭火焼を食べ、メコンビールを飲んだ。

その後、男性行き付けというバーに連れて行ってもらう。
こんな国境の小さな町なのに、バーは北京と変わらない感じでオドロキ!近くにはディスコもある。わたしたちが帰る10時半ごろ、バイクに乗った若者たちが続々とディスコやバーに集まり始めた。この辺りにはバーが20件ほどあり、12時ぐらいに毎日盛り上がると言う。一緒に行こう、と言われたけど、疲れていたし、PPTのことも気になったので、ホテルへ帰った。

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ダーモンロンのホテル、ツイン1部屋40元。

窓の外にはバナナ畑が見えて、なかなかGoodなホテルです。

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ダーモンロンの中心にある像

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ダーモンロンの小学校の看板


06/01/06 〜雲南旅行記 ダーモンロン2日目篇〜

PPTはまだ動けない。

朝、Rさんと一緒にマーケットを見に行く。
近所の少数民族が野菜や肉を売りに来る市場が午前中開かれている。とれたてのバナナを購入。その後、わたしは病床のPPTに頼まれていた日用品を買うため市場に残り、Rさんは次の町へ行くため再び長距離バスに乗って行った。

市場でミャンマー製の織物を買う。壁にかけるもののようで、2メートルぐらいあって細長い。

Rさんと昨晩買って美味しかったパンをPPTの朝食代わりにする。卵たっぷりのフワフワのカステラとパイナップルが入ったパン。北京には外国の美味しいベーカリーはあるけど、こういう地元の素朴な美味しいパンという文化はないから、やっぱりここは中国といっても他の文化が混じっているんだなぁ、と、美味しいパンを食べながら思った。

パンは食べられたもののまだ動けないPPTを置いて、一人町を探索する。
昨日は行かなかった脇道を入っていく。
風景は東南アジアだ。
子供にカメラを向けたら、たくさん集まってきた。
紫のもち米で作ったお焼きのようなものが屋台で売られていたので食べてみる。1個5角。素朴で美味しい。

夕方、ようやく歩けるようになったPPTと、昨夜Rさんと一緒に行った店へ食事に行く。
魚はやめて、豚肉の炭火焼と、卵とトマトのスープ、菜の花の炒め物、もち米を頼む。2人で13元(195円)しかかからなかったけど、すごく美味しくて、スープしか無理かな?と思っていたPPTもちゃんと全部食べていた。

帰り道はものすごくはっきりと星が見えた。

雲南旅行9日目、終了。

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朝のマーケット。手前にいるのはタイ族のおばちゃんたち。自分ちでとれたらしき野菜を少量ずつ売っているのが可愛い♪

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屋外ビリヤードで遊ぶ若いお坊さんたち
(この傍にネットバーもある。日本語が見られるか見てみたら、“「江沢民毒殺ゲーム」ダウンロードOK?”のメッセージが出ていてビックリ!地方は自由やね。)

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町の中心から15分も歩くと、こんな風景が広がる

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ちょうど学校が終わる時間に子供たちとすれ違った

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ミャンマーの織物。2メートルぐらいある

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わたしの横を駆け抜けて行った子ブタギャング団!ブヒブヒ!


06/01/07 〜雲南旅行記 ダーモンロン曼飛塔篇〜

ダーモンロンから3キロのところにある曼飛塔というパゴダを見に行く。

行きはバイクタクシーで。お父さんが運転していて、4,5歳の男の子がわたしたちの前に座った。一日中お父さんと一緒なのかな?いいねー。

今日は日がいいのか、タイ族が高床式の自宅で結婚式をしていた。

パコダまではかなりの階段を登らなきゃいけない。
病み上がりのPPTとゆっくりゆっくり登っていく。
他に誰もいない。
振り向くと、日本と変わらないような田んぼの景色が広がっている。

やっと頂上のパコダに辿り着く。
うわー。すごい景色!この辺り一面が見渡せる!
きっと、500年ぐらい前もそんなに変わらなかったんじゃないか、というぐらい「変わらない」ことを主張したアジアの農村の景色が一面に広がっている。
わたしたち以外誰もいなかった。
静かな景色を貸切状態。なんて贅沢!

しばらくすると、タイ族の家族がやってきて、パゴダにお線香をあげていった。

仏塔の奥には金の仏像と孔雀の像がある池があった。
ぐるっと一周して、また階段を下りて帰る。
この辺の高床式の家の庭には、タマリンドの木が植えられていて、実がたくさんなっていた。

帰りは足が無いので、通りかかるバスに手を挙げて乗っけてもらった。

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パコダまでの坂道

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こういうデザインの像がいろんな場所にあった。
タイ族になにか伝説があるのかな?

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仏塔の前に生えていた椰子の木とパパイヤの木

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曼飛塔の仏像。金色に輝き、立派!だけど・・・

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横から見ると、妙に薄い。なんか、笑えてしまった。

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ダーモンロンへ帰るバスの天井に貼られていたナメ猫ポスター。

ここでも流行った時代があったのだろうか…。

そして、また景洪への旅。

PPTがダメな感じだったら、途中で一旦降りて、休憩取りながら帰ろう、って言ってたんだけど、帰りのバスは見た目は行きと変わらないけど、サスペンションがちゃんと効いているのか行きと同じ道なのに車体が全然揺れないし、運転手も無理な運転をしないゆっくり運転なので、お尻なんて1回も浮かないで、PPTも全く元気でチョコレートなど食べながら帰れた。

ってことは、行きは道の問題と言うより、バスと運転手のスピード出しすぎ問題が最悪にかみ合わさった結果だったよう。
まぁ、無事に帰れてよかったです。(行きは2時間半でついたけど、帰りは3時間半かかった。この1時間の飛ばしがキツかった!!!)

雲南最後の夜。曼聴公園で雲南少数民族ショー(食事・飲み物つき)があるというので、行ってみる。
小腹が空いていたので、屋台で売っているものをつまみながら30分ほど歩いていった。

曼聴公園は中国の公園らしく非常に広くて、池もあったりして、暇潰しに散歩にくるにはとってもいい公園。
ショーのチケットを持っている人は7時からしか入場できないが、入場するとき、雲南各地のいろんな少数民族がアーチを作って出迎えてくれる。
中の広場では各民族の歌や踊り、バンブーダンスに参加できる。

食事はビュッフェ形式。っていっても、パイナップルライスと焼き魚、串焼き肉、もち米、サラダ、果物、米線(中国版フォー)ぐらいしかなかったけど。あと、雲南の米酒とレモンジュースが飲み放題。プーアル茶の試飲もやっていた。

8時から屋外ステージでショーが始まった。
喜州のペー族の素人ショーとは違い、ダンスも演出もきちんと出来ており、中国人観光客を舞台に上げて参加させたりして、観客を飽きさせない演出がうまくて、最後まで楽しめた。当然中国人ツアーの客は大盛り上がり!

その後、舞台がまた広場に移り、焚き火を囲んでの全員参加型ダンス。提灯みたいな蝋燭の灯りも配られて、それをみんなで池に浮かべに行く、なんて心憎い演出もあった。

つまらなかったら途中で帰ろう、なんて思っていたけど、結局最後まで楽しんでしまいました♪

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曼聴公園に行く途中で食べた竹筒ごはん。

竹筒の中にもち米とピーナッツを一緒に炊いたものが入っています。
小腹が空いたときに、ちょうどいい量と味!味はプレーンです。

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こんな感じで売っています。1個2元ぐらいだったと思う。

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食べ易いように、竹に切り込みを入れてくれます。

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道端の屋台で売っていたフライドポテト。
ポテトは市販のものなんだけど、これに唐辛子や様々な香辛料や香菜を混ぜて味付けしてくれます。(左側の洗面器で)これ、ハマった!すごく美味しかった!

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曼聴公園の灯篭流し


06/01/08 〜雲南旅行記 最終日篇〜

景洪→昆明→北京のルートで飛行機に乗って帰りました。
景洪→昆明は飛行機だと45分、オフピーク時だと300元です。
ちなみにバスだと150元で12時間。中国の飛行機も安くなりました。

今回の旅行は、PPTの疲労というアクシデントもあったけど、年越しに大理のカフェで会った人たち、麗江で会ったケンソン、シーサンパンナで遊んでもらったRさん(彼女も麗江でT君と会っていることが判明!)等、いろんな人に会えて、話が出来て、それが一番楽しかったかな。

旅行って、行く前はどこに行くか、何を見るか、が問題だけど、結果的には誰と行って誰に会うか?が心に最後まで残ることなんだと思う。

今回は、8年前、留学最後の旅をした場所にPPTと一緒に行ったってこともわたし的にはすごく意味があったし、面白かったし、挨拶以上の話をした人たちみんな、会えて良かった人ばかりだった。麗江の宣科先生や和先生の生き方もすごく面白かったしね。

あと、旅と言えば食事ね!これが一番の楽しみ♪
今回は行く先ごとに少数民族が変わり、彼らの地元料理を食べるのが楽しかった☆ 中国って、ホント、広いって改めて思いました。

雲南の中でもまだまだ行っていない場所がたくさんあるから、また他の場所にも行ってみたいな。

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景洪の空港にて。管制塔、工事中。飛行機、飛ぶの?!


06/01/9 〜あけましておめでとうございます! 〜

あけましておめでとうございます!

きょうは、旅行の疲れで寝たきりに。
日本から持ってきた正月飾りを飾り(旧正月までOKでしょう)、カレンダーを2006年に架け替えました。

今年も宜しくお願いします☆


06/01/13 〜「光の道」〜

〈物語とはもちろん、「お話」である。「お話」は論理でも倫理でも哲学でもない。それはあなたが見続ける夢である・・・あなたは「物語」を作る「メーカー」であり、同時にあなたはその物語を体験する「プレーヤー」である〉(村上春樹『アンダーグラウンド』)

物事がバラバラに起きているサスペンスをワクワク期待して読むことが出来るのは、その「物語を読み終えて、すべての伏線の意味を理解した自分」というものを想像的に措定しているからである」(神戸女学院大学教授 内田樹)そうで、わたしがなんとかここまでやってこられたのも、次の「自分」への期待が自分の中にあったからなんじゃないか、と思う。
脈絡のある生き方だと思わないけど、年をとるにつれ、なんとなく繋がってきているのが見えてきたり。

+++
〈夢を実現させるプロセスは、現在から未来への展望的な視点ではなく、未来から現在への回顧的な視点ではないか〉

これは、スピードスケートの清水宏保が話した「光の道」について書かれていた文章。

清水選手は、レース前にメンタルリハーサルという作業をするという。500メートルのコース取りを完璧にイメージする。すると、それが「光の道」となって記憶される。レース中はその光を追うのだという。

未来へ向かって想像するのではなく、光の道を自分で描き、未来から現在を回顧し、現在の出来事に意味付けをする。

誰かに照らしてもらうのではなく、自分らでその「光の道」ってやつを未来から逆照射したい、などと考えたり。


06/01/14 〜ミキサーが欲しくなった〜

シーサンパンナのカフェで10代後半と思われる女の子が作ってくれたグリーンのカボチャのスープが素朴ながらとても美味しかった。

雲南でよく見かけた緑で小ぶりのカボチャを茹でて牛乳と一緒にミキサーにかけて、温めただけのもののような味だったけど、旅行に疲れた胃にとても優しかった。

それ以来、なんとなくミキサーが欲しくなった。

で、きょう、偶然立ち寄った電気屋で春節前の電化製品割引祭り!みたいなのでステキなミキサー発見!
デモンストレーションのお兄ちゃんが作って飲ませてくれたリンゴジュースも美味しかったし、中国人が必ず作りたい豆乳も簡単につくれます、ってことで、即買い。

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見渡せば、いろんな種類のミキサーがカラフルに並んでいる。
そういえば、わたしが小学生ぐらいの頃、自宅で生ジュースを作るのが流行って、うちもジューサーとミキサーがついているやつを買ってきて、野菜ジュースとか作るのが楽しいイベントだった時期がある。今の北京も、そんな感じなのかな。

コーヒーメーカーも何種類か売っていた。値段もそんなに高くない。北京の人もコーヒー淹れて飲むようになったのだろうか。地方に行くと、コーヒーといえばミルクと砂糖たっぷりでコーヒー成分はかなり薄いインスタントコーヒーが出てくるけど。(しかも、「加水」までしてくれる…「加水」っていうのはカップでお茶を注文したとき、カップに茶葉とお湯を入れて持ってきてくれて、お湯は何杯でもお代わりできるので、薄くなるまで最初の茶葉を楽しめるという非常に経済的なシステム。中国伝統のこのシステムがコーヒーにもそのまま適用されてしまうので、油断しているとただでさえ甘くて薄いコーヒーが「加水」(実際にはお湯)でどんどん薄くされてしまう)

雲南コーヒーの豆も買ったので、挽いて飲んでみたいんだけど、ミルはさすがに売っていなかった。
ミキサーについているミルで大丈夫かな?

これからいろんなジュースやスープを作ってみようかな?


06/01/15 〜鍋パーティー〜

きょうはPPTの友人がまた10人ちょっとうちに来て、 鍋パーティーをした。

北京在住の30代で、今回は留学生じゃなくて 働いている人たちがほとんど。

留学してからそのまま働いてもう何年も北京にいる人、 企業派遣で来た人、北京で起業した人、北京に永住しようと思っている人。

バックグラウンドはさまざまだけど、人の流動が激しい海外で、この瞬間一緒のときを過ごせたということは、非常に尊い時間だった。

誰の話も面白いし、誰の生き方もステキだった。

6時ごろから集まりだして、どんどん人が増えて、
12時過ぎに2次会の店へ移り、
2時半からさっきまで、カフェで山のように大盛の
小豆緑豆カキ氷をみんなでつつきながら話をしていた。

仕事に全く関係のない同世代の友人と呼べる人たちと、こういう時間を過ごしたのは、北京に来て5ヶ月経つが、初めて。

とてもとてもとても楽しい時間だった。

やっぱり、いろんな人と会って話をするのって、楽しい。

今の仕事はすごく楽しいけれど、充実した仕事ができて、
お金を少し貯めて、そんだけの2年の北京生活じゃ、
やっぱりわたしは物足りない。
ここで、いろんな人に出会いたい。
今まで漠然とそう思っていたけど、きょう、いろんな人と
話をして、早く外に出て行かなくっちゃ!って、すごく思った。なんとなく終わりがたくて深夜3時にカキ氷つつきながらコーヒー飲んでだらっとすごす。そういう時間を過ごせる仲間って、やっぱり必要なんだよなぁ。

こういう機会をくれたPPTに感謝☆


06/01/16 〜カップ羊肉しゃぶしゃぶ〜

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スーパーでめっけました。
形が可愛いので、気になって。

説明によると…「肉と春雨と調味料を袋から出して、
熱湯を注いで2、3分で出来上がり!」だそう。

そこまでして羊肉しゃぶしゃぶ食いたいのかっ!って、内モンゴル人は食べたいのでしょう。(内モンゴル製です)
ちゃんと「清真」とイスラム教徒安心マークもついています。
販売機で売られていた缶入りおでんを思い出しました。

大きさは普通のカップ麺大。
10元(約150円)です。


06/01/17 〜豆乳作り〜

スーパーで大豆の量り売りを見て、豆乳を作ってみることを思いついた。

作り方がわからないので、ネットで検索するも、
「大豆500g」とか書いてあるけど、うちには秤が無い。
ま、豆乳だし、適当に。

今回のミキサーは中に濾過機能がある筒が入っているので、
おからは筒の中に溜まる仕組み。

適当にミキシングしたら豆乳っぽいものが出来てきた。

ネットの記述によると、豆乳は生では飲めないので、沸騰させる、と書いてある。
試しに生の豆乳を一口飲んでみるが、青臭くて確かにまずい。
灰汁が強いのか、身体に悪そうなエグミがある。

それが沸騰させるとあの、まろやかな豆乳の味になるから不思議!非常に濃くて美味しい豆乳ができました☆

おからも大量に出来てしまいました。
ネットで検索したレシピで明日、なにか作ってみます。

ミキサー使って他に面白いもん、作れないかな?

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ミキサーと大豆

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真ん中の筒

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豆乳たっぷりのおから(この5倍はある)


06/01/18 〜おからレシピ〜

豆乳作成した際、大量に出たおからについて。

おからコロッケ、卯の花。どれも美味しい。
何をつくろっかな?とネットでレシピを検索してみると、
なになに?おからポテトサラダ風、なる料理が出ている。

作り方も簡単そう♪

ってことで、やってみました。

自家製おからなので、きめが粗く、美味しくないかな?と思ったのですが、出来上がってみるとこれがなかなか!
ポテトサラダよりカロリー低そうだし、美容と健康に良さそうだし、グッドメニューです☆

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見た目も味もポテサラです☆

このサイトを見ました♪(投稿メニューなんだけど、みんないろいろ考えているのねー。感心!他のおからメニューにもチャレンジしたい!)

http://www2.plala.or.jp/eddie/sapuri/recipe/ore02.htm


06/01/20 〜送別会〜

あさって帰国する人がいるので、 きょうは送別会。

いま、北京に来ている人が集まったら、 春節前ということもあり、けっこう集まり
盛り上がった。

みんなけっこう遠くから来ている。

「いつ、住んでる所出たの?」

「3日前。北京来るのに汽車だと3日かかるんです。汽車乗ってる時間は30時間ぐらいなんですけどね」

3日て。

30時間て。

彼は一番交通の便的に不便な場所に住んでいる人。

「汽車、何時間乗ってきたの?」

「乗り換えの街まで19時間。それから52時間かかりました」

とーい・・・。彼女は一番西に住んでいる人です。

中国って広い。

でも、国内。こうやって北京であって住んでいる場所の話をする。気候も食べ物も習慣も言葉も、外国並に違う。みんな、たくましいなぁ。魅力的だなぁ。

PPTも混じって、看板の無いロシア料理の店でわいわいがやがや。楽しかった。


06/01/21 〜カッコイイ!〜

ロシアでこういう芸術が流行っているんでしょうか?

カッコイイです。

ちょい時間がかかりますが、見てみてください!

http://fcmx.net/vec/get.swf?i=003702


06/01/22 (sun) 〜鉄板焼き試食会〜

北京情報誌の「鉄板焼き試食会」に応募したらまんまと当選してしまったので、ふぉんしゅぅと2人、いそいそと参加してきました。

ところで、日本で鉄板焼きって料理のジャンルとしてメジャーですか?
海外では日本料理の代表格、みたいに扱われているけど、わたしのイメージだと日本では外国人がよく来るホテルにある高級料理で、わたしども庶民が食すいわゆる「鉄板焼き」は、お好み焼き屋さんに属する下流なもので、決してシェフが華麗なコショウさばきを披露するような場所ではないのですが。

外国人が認識している「TEPPANYAKI」の店(客の前に鉄板がバーンとあり、そこでシェフがショーのような華麗なヘラさばきを披露しながら海鮮や肉を焼く)というのは、わたし的には昔、やはり中国の五ツ星ホテルで裕福な日本人にご馳走してもらったことが一度あるだけで、日本ではただの一度も食したことはありません。

本日の試食会は、ホテルの中にある去年の10月にオープンした鉄板焼きレストランが、顧客の意見を聞くために開いたもののようでした。

マネージャーの中国人のコさんという人が出てきたのですが、招待された日本人客の一人が「中国にはどれぐらいいらっしゃるんですか?」と聞いちゃうぐらい日本語が流暢。
いや、日本語だけでなく、外見・所作も非常に、非常〜〜〜に洗練されていて、わたし、正直今までに会ったサービス業系の中国人の方の中で最も洗練された方だとお見受けしました。
そんぐらい、カッコイイマネージャーでした。

そのコさんに「皆さんはどんなとき、『鉄板焼きを食べよう』ということになりますか?」と聞かれて、招待された日本人(7名)「う〜〜〜ん・・・」。
結論として、「焼肉食べよう」という流れはあるけど、「鉄板焼きを食べよう」という流れは無い、なぜなら日本でそんなに日常的に食べているものではないから。という結論になりました。

更に、「北京でよく行く鉄板焼きのお店は?」の質問にも、一同「う〜〜〜ん」。結論は、「行かないですねー」。
やっぱ、社用じゃないですか。北京の鉄板焼き屋も高いもん。ホテルの中にあるし。

今日のお店も、試食会のメニューはビジネスランチ設定で1人100元。海鮮も肉も超美味しかったけど、けっこうなお値段ですわ。(ワインも赤と白でましたし)夜だと200元〜だそうで。高いですねー・・・。(1元=15円)

…という敷居の高さを拭うため、ホテルの中ではなく、普通の店もまもなくオープンするそうです。それがうちからめちゃ近い場所だというので、じゃ、そっちに行きます。って話で。
そっちの店の方は、価格設定もちょい低いそう。

目の前でシェフがジュージュー焼いてくれるのは、やっぱりゴージャスですから、イベントには使えます。
しかも、VIPカードまで頂いてしまったので、割引価格で食べられるみたい。オープンしたら是非行ってみようと思います。
コさん、ステキだし。

コさんに興味がある方、行ってみてください。
試食会に行った人から知った、と言っていただければ、コさんもきっと喜びます。

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花式鉄板焼 雅〔王馬〕
東城区東直門南街6号東方花園飯店2階(保利大廈北)
6415−0648

☆新規オープンは21世紀飯店横のラッキーストリート(好運街)B-9 春節明けオープンだそうです♪

+++

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最近の北京のビルは変わった形のものが多いです。


06/01/23 〜上映禁止〜

<上映禁止>中国で「SAYURI」 反日感情悪化を懸念

まぢで?!
昨日、海賊版DVD屋でみかけたのに。
まだあるかなぁ。
買っときゃ良かったな。
(高倉)健さんの《千里走単騎》、日本語字幕付って書いてあったからそっちを買っちゃったよ。5元で。(75円^_^;)
日本語字幕なんてなかったけど。ヤパーリ!

《SAYURI》海賊版屋からもなくなるのかな。
明日買っておこうかな。

つか、関係ないと思うけど。
反日感情悪化って、おまえらが作ってるんだろ?反日感情を。
そんなことばっか言ってると、世の中から置いてかれるっつーの。
ヴィッキー・チャオにつづき、チャン・ツィイーも愛国者たちに吊るし上げられるのかしら。

http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/entertainment/movie/?1138008706


06/01/24 〜祝婚歌 〜

吉野弘さんという詩人の方が姪御さんの結婚式のときに作られた詩だそうです。

著作権はフリーということなので、転載は構わないということだそうです。もし良かったら「祝婚歌」で検索してください。詳しい事情が出てくると思います。

これは、わたしたちの結婚式に誰かが教えてくれた詩だとか、そういう経緯は、ありません。
これを読んだとき、結婚、という関係でなくても、人と人とのすべての関係のことを言っているんじゃないか、と思いました。

不愉快な気持ちになったとき、この詩の中の言葉を反芻すると、クールダウンできるのです。

+++
祝婚歌

                    吉野弘

ふたりが睦まじくいるためには
愚かでいるほうがいい
立派すぎないほうがいい
立派すぎることは
長持ちしないことだと気づいてるほうがいい

完璧をめざさないほうがいい
完璧なんて不自然なことだとうそぶいているほうがいい
ふたりのうちどちらかが
ふざけているほうがいい
ずっこけているほうがいい

互いに非難することがあっても
非難できる資格が自分にあったかどうか
あとで疑わしくなるほうがいい

正しいことを言うときは
少しひかえめにするほうがいい
正しいことを言うときは
相手を傷つけやすいものだと気づいているほうがいい

立派でありたいとか
正しくありたいとかいう
無理な緊張には色目を使わず

ゆったり
ゆたかに
光を浴びているほうがいい

健康で風に吹かれながら
生きていることのなつかしさに
ふと胸が熱くなる
そんな日があってもいい

そして
なぜ胸が熱くなるのか
黙っていても
ふたりにはわかるものであってほしい


06/01/26 〜人民網〜

お。

らーじゃおSからの連絡で気がつきました。

私が担当している仕事の紹介のサイトがあって、 そこに私がちゃっかし顔出ししていました♪

どれかな〜(^^)v

http://j.people.com.cn/

ページ左側「日本人ボランティア」
北京日本人学校でのJOCV講義に参加して
(今、NEWとでているやつです♪)


06/01/27 〜韓国宮廷料理?〜

うっほ〜♪
明日から春節休みで5連休です☆

今まで長期休暇は張り切って旅行に行っていたので、5日も北京でのんびりできるのはこちらに来てから初めてです♪

年末休暇開始!ってことで、夕食は最近出来たばかりのラッキーストリートの店を開拓してみることにしてみました。

韓国料理屋の前にはチャングムに出てきたような兵隊の服装した呼び込みの男性が、四川料理屋の前には中国古代兵士の服装をした呼び込みが…。コスプレ街道かい!

タイレストラン、西洋レストラン、回転寿司、高級和食(まぐろの解体ショーをやるんだとか)、中華、火鍋屋・・・結構いろいろあります。

全部見てから、入り口にあった韓国にいってみることにしました。

中入ってみると、全室個室?
メニュー見ると・・・高っ!!!
コースが最低で300元(4500円)!
ビビンバもセットメニューで120元(1800円)!
普段食べているビビンバが18元(270円)、今までで一番高かったビビンバが35元(530円)だったから、「やべーーー」って正直思いましたね。

でも、知ってたら値段にビビッて入らない店だから、逆に開き直って、各自セットとユッケを頼んでみました。

そしたら、まずお通しで蒸した季節の野菜が綺麗な籠に入ってきて、「おいしそー!」!
一気にテンション上がります!
チャングムです!つか、9話ぐらいまでしか見てないけど。
でも、メニューにも焼肉より宮廷料理が目立っていたし、これは絶対にチャングムブームで「韓国=焼肉」の概念を吹っ飛ばしたと言う感じです。

それから、黒米のおかゆ。

そして、メインディッシュと、小皿でキムチやナムルなどが10皿以上。秋刀魚の塩焼きもついてきました。干貝柱たっぷりのスープと竹筒で炊いた黒米。
黒米にはナツメと栗と銀杏が入っていました。

最後は生姜茶と果物。

いや〜!!!
満足っす!
値段だけのことはあります。
これくらいの値段、うっかりしたら日本料理屋でも食べちゃうけど、比べたら高級感があります。満足させます。

ユッケも今まで北京で食べた中では一番美味しかったです!
上品!

服務員も朝鮮族の40代ぐらいのひとだったんだけど、
すごく上品で、それが却ってすごく高級な宮廷料理を食べている気分にさせてくれた。
日本語教えてくれって言うので、給仕してくれるたびに、そこで使う言葉を日本語に直してあげたら、全部平仮名でメモってました。日本語も少しできるみたいです。

この店、チャングムファンにはうけるかも。
って、チャングムちゃんと見てないんだけど、今までわたしは行ったことのない雰囲気の韓国料理レストランです。

ちょっと高いから、なんか特別なときに行くと、満足感に浸れそう☆

オープン記念だか春節記念だかで20%オフで、思ったより安く食べられたのもラッキー♪
(見た目も綺麗だったのに、カメラ持ってなかったのが残念!!!)

+++
ラッキーストリート 亮馬橋路側
「烏竹軒」
1人 200〜500元(3000円〜7500円)
Tel 5867-0230
春節中も休まず営業!


 06/01/28 (sat) 〜除夕〜

外に出たら笑っちゃうぐらい花火&爆竹炸裂で、 空からもカスが降ってくるし、道では爆竹やネズミ花火が炸裂しているし、まぢで怖いです。笑うぐらい怖い!
爆竹の現場付近では、1メートルの距離でも声が聞こえません。つか、耳がへんになる!

街中でバンバンならしていて、うちのマンションの窓からも打ち上げ花火が十箇所以上常に見えています。
地上では爆竹がはぜ続けています。
部屋の中にいても、めっちゃ音が聞こえてきます。
ずーーーーーーっと!

今日は朝から盛り上がりつつあったのですが、ピークの12時に向けて、段々いい感じになってきました。

年越し餃子も食べてきたし。

あとは、11時ぐらいに再度装備を整えて、爆竹見物に出動します!(耳当て、花粉対策用のゴーグル、マスク、そして結構寒いので〔零下5度以下だと思う〕上下厚着して、13年ぶりの爆竹がどんなもんか、見てきます!)

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中国の爆竹は長くて、火薬の量がハンパなく多いです。

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街中至るところこんな感じ(以下同様)

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上空には一面に花火


06/01/28 (sat) 〜除夕;実況中継〜

28日(除夕)pm11

北京では13年ぶりに解禁された花火と爆竹を見に 街へ出てみる。

 この日は朝からひっきりなしに花火や爆竹の音が聞こえていて、8時ごろ餃子を食べに出かけたときにはレストランの前でガンガン鳴らしていた。なるほど。業務用だと1件で30キロぐらいは買うわね。

 出かける前にマンションの窓から見渡すと、120度ぐらいの視野の中で常時10箇所以上で花火が打ちあがっているのが見える。う〜ん、いい感じ〜☆

 バーが並んでいる通りの方が賑やかな感じがしたので行ってみると、裏の池が凍っていて、池の上で打ち上げ花火をしている人がいたので、しばし見学。

 バー街は意外に静かで、道路に散ったカスの状況から、ここも8時ごろがピークだった様子。

 そのまま「武之助」(お好み焼き屋)付近まで歩いていく。なぜなら、マンションから見たときにこのあたりが最も賑やかそうだったからだ。

 pm11時45分;武之助の交差点に到着。

角の中華レストランで若い衆が花火や爆竹を鳴らしまくっている。鳴らしながらも、店の周囲の鉄柵に爆竹をズラ〜〜〜〜っとかけている。結構な量である。これは12時ちょうどに大爆発をさせるに違いない。よし。12時はここで過ごそう。

 この頃になると、周囲のマンションや店からわらわら人が出てきて爆竹を鳴らしまくり、否が応でも気分は盛り上がる。

 11時50分;視界に入る全ての空に花火が打ちあがっている。爆竹の音も止まらない。

 11時55分;音がどんどん大きくなる。

 12時;花火と爆竹の音はピークに達し、頭の上360度、どこを向いても花火が打ちあがっている。爆竹の音がすごくて隣にいても声も聞こえない。

 そのまま路地に入っていく。路地の奥はずっと老北京の様子が残されている古い街並みで、期待したとおりみんな路地に出てきて爆竹を鳴らしまくっている。「老北京」って感じで、すごくいい♪

 30分路地を歩き、4環に突き当たったので、そこからタクシーに乗り、他の場所も見に行ってみる。大晦日の晩に早く寝るのはもったいない!

 後海はどんな感じだろう?ってことで行ってみる。

鼓楼や鐘楼がライトアップされていて、その足元で爆竹が鳴っている。映画のセットの中にいるみたい。

 そのまま後海の周囲を回ってみる。

店はそんなに盛り上がっている感じじゃないけど、案の定欧米人がわんさか来ていて、みんなで花火観賞をしている。

 そのまま北海公園の前まで歩く。

 深夜1時半

 帰宅。

 寝るときも、花火も爆竹も鳴り止まない。

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 爆竹を鳴らしてはいけない場所に貼ってあるポスター。

大晦日の夜は公安の車がずっと巡回していて、街中にも普段よりずっとたくさんの公安が立っていました。おかげで、マンションの上から爆竹を鳴らす、ロケット花火を道に向かって撃つ、通行人を攻撃する等他の地域で見られる悪ふざけは無く、平和に爆竹を楽しめました。


06/01/29 (sun) 〜春節1日目

 会社の人たち10人ぐらいで廟会にいく。

廟会というのは縁日で、北京では旧正月の間、公園などで開かれている。

 今日行ったのは龍譚公園の廟会。

 日本や香港などの初詣と違い、北京の廟会には宗教色はないので(もともとは「廟」というぐらいだから道教思想があったんだろうけど、今はただの縁日)「小吃」やゲームの屋台が軒を連ねているだけ。

 本日食べたもの(全て5元〔75円〕);

・木須肉(卵とキクラゲの炒め物)のクレープ巻

・狗不理包子

・うなぎの蒲焼

・酸辣粉(すっぱ辛い春雨麺みたいな四川の小吃)

・杏仁茶(杏仁粉と片栗粉を溶いた小吃)

・シュウマイ(飲茶コーナー)

・チャーシュー包子(同上)

・タンフールー(サンザシの飴がけ)

・大阪焼きみたいなもの

 ひょー!調子こいて9種類も食べてますねー。 あ、ちなみにpptと2人で、です。

 あと、屋台で買った「蜂蜜GAO」がチョー美味しかったです。 (「GAO」は「ケーキ」という意味)

さくさくと軽くて、焼いたメレンゲを固くした食感で、蜂蜜味です。山東省の小吃らしいです。これは、50グラム2元でした。

 地方の人は帰省してしまって、いつもより静かで空気も綺麗な北京で、廟会の場所だけは人がたくさん集まって、年に一度のイベントを楽しんでいる様子がすごく楽しかった!

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 龍譚公園入り口

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 蜂蜜GAO 普段は見かけない。これ、すっごく美味しかったので、普段も食べたいなぁ。 サクサクと固いので、ノコギリで切って売ってくれます。

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 「サインデザイン」って、そういう職業アリ?!生計が成り立つのか?!中国不思議職業のひとつ。

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このメガネ、日本ではパーティーグッズですよね・・・。この女性、服装から見ても、かなりお洒落さんというか、シャレやウケ狙いでかけているのではなく、お洒落でかけている風情…って、おかしいって!

 すれ違った瞬間、2度見しました。

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 天使の輪及び天子の羽、魔女の帽子等、今日はハロウィンかい!っていうコスプレ(?)の若者続出。

最近廟会にはコスプレしていく、という習慣が北京で発生、というわけではなく、ただ屋台で売っているからしているだけです。でも、どーなん?彼氏的には・・・?!

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北京では珍しいサトウキビを売っていたので、おばぁちゃんが買っていました。

 でも、引きずってますけど。うちに帰って食べるんですよね、それ…。

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フリークライミング場で登るオヤジ。
よく見てください、革靴です。
結構高くまで登っています。
北京にはフリークライミングの施設は結構多いです。

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オヤジ、がんばれ!!!


06/01/30 (mon) 〜春節2日目;双頭姑娘を見る!

 昨日の廟会に味を占めて、本日は北京最大の廟会、という地壇公園に行ってきました。

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 地壇の廟会は留学生のときにも行ったことがあって、その時に剣を飲み込むオジサンとか、影絵芝居とか、例えば《さらば、わが愛》の冒頭シーンの天壇公園のお祭りみたいな風景がそのまんまそこにあって、えらく感動した場所で、今回もそんなオールド・チャイナを期待して行って見ました。

 10年経って地壇廟会も規模が大きくなったのか、最初は迷ってしまい、食べ物を売っている屋台も探せない始末。

龍譚公園は池の周りを1周すれが自然に全部をまわれるようにできていたんだけど、地壇はブロック毎に分かれていて、しかもすごく広いので、全貌が把握できない。

 しかも、今日はすごく寒かった!手袋から手が出せないぐらいで、自然にテンションが下がる。

お目当ての怪しい大道芸人もおらず、変な人形が景品の射的屋ばかりが並んでいる。

 う〜ん・・・こっちの廟会は難しいねーなどとpptと凍えながら彷徨う。パーティーグッズ風のカツラや帽子を被ったおどけた中国人の若者が目立つ。

 おや?

怪しい看板発見!

大蛇と美女、みたいな看板。

双頭姑娘(頭が二つの女の子)。

 キタ━━━ヽ(ヽ(゜ヽ(゜∀ヽ(゜∀゜ヽ(゜∀゜)ノ゜∀゜)ノ∀゜)ノ゜)ノ)ノ−−−!!!!

 って気分!

入場料15元。入ります入ります!

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 屋外の舞台。

叔父さんのアナウンスが響く。

 最初に出てきたのは、脚でスカーフを回す芸。

ま、雑技の前座などでよくある奴です。

客席、とくに興味なし、といった風情。

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 観客は特に反応無し

「蛇女の登場〜〜〜!」

 だんだん、それらしくなってきました。

わくわく感上昇です♪

 ピンクの服を着た女性の手には、細い蛇らしきものが握られている。しかし、外は零下。蛇、冬眠中でわ???

女性、舞台をゆっくり歩いて観客に蛇を見せた後、蛇をまっすぐに伸ばし、鼻の穴にさす。

 さす。

さす。

しかし、うまく入らない。

女性、舞台袖のほうに戻る。

え?これでおしまい???

と思ったら、さすがにそれはなく、蛇の動きが悪いのか、舞台袖に入っていた洗面器の水を蛇にちょっとつけた。そして、「ピンッ!」とはじいた。蛇を。

そんで、再び鼻の穴んなかに、蛇。

今度はうまく入り、鼻の穴から入った蛇が口から出てきた。ほっしゃん顔負けの芸。観客からは拍手無し。

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 再びオヤジのアナウンス。

「お待たせしました!次はお待たせ!

双頭姑娘〜〜〜!

 観客の期待した空気が感じられる。

本日のメインイベントである。

 まず、舞台に出てきたのはオヤジ。

 「双頭姑娘はこのカーテンの後ろにいます。」

 と言って、舞台の後ろにかけられた青いカーテンをめくると、今度は150センチぐらいの木の箱が登場。

もったいぶった演出に、観客の期待はどんどん高まる。

 わたしたちも想像をめぐらせる。

入り口のポスターには首の上から頭が2つに分かれた女性の写真が出ていたが、あれはどう見ても合成。まさかあんなのが出てくるわけ無いけど、中国だし、本当に障害者、というかそういう人を出してくるんだろうか、或いは、ちょっと箱が小さいし、胎児かなにかのホルマリン漬け?それもありうるなぁ・・・などと、小声で話しているうちに、いよいよ箱が開けられた。

ばーん!!

椅子に座った女性の肩の上には、確かに首が2つあった。

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 双頭姑娘が出てきた!!!

双頭姑娘は箱の中に入っているので、よく見えない。

 確かに肩の上にくびが2つあり、向かって右の首の女性は笑っているが、左は表情が無い。

左は人形?

身を乗り出してよく見ると…。

うーん・・・どぉーーーーー見ても、後ろから前の人の肩に首を置いているだけでわ??

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こ・・・これは???

 観客は・・・というと、水を打った静けさ、とはまさにこのことか、というぐらい、静まり返っています。

全員、舞台凝視。

 口、開いています。

 身動きひとつしていません。

 全員無言で舞台の双頭姑娘を見つめています。

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見入る人民

 司会のオヤジが双頭姑娘の左の首にマイクを近づけました。

わたしらが最初、「人形?」と思っていたほうです。

 「大家好!(みなさん、こんにちは!)」

 左の首が言いました。

 前に座っていた親父、急に「ワハハ〜!」と笑う。

 そして、箱の蓋は閉じられ、双頭姑娘はカーテンの後ろに消えました。

 あっけにとられるわたしとppt。そして、爆笑。

 まわりを見渡すと、中国人観衆は、まだ水を打ったように静まり返っている。彼らのリアクションの意味は、正直、わからない。

 理由1.あまりの馬鹿馬鹿しさに言葉を失った。

 理由2.「どえらいものを見てしまった!」という興奮状態。

 理由3.あれは本当に双頭姑娘だったのか、何かからくりがあったのか未だ判断できないでいる。

 現場の空気から言うと、かなり「3」の可能性が高かったです。みんな、ずーーーーっと口開いてましたから。

最後にオヤジが笑ったのは、双頭姑娘が喋ったことに対する興奮だったんじゃないか、と推測されます。

 双頭姑娘のあとは、少林寺拳法でしたが、かなりデブい感じのおにぃちゃんが気合を入れてなんかしてましたけど、我々の見たかったオールド・チャイナはもう堪能したので、小屋を後にしました。

 いやぁ。久々に感動しました。

いいモノを見た!という満足感を覚えました。

日本では、もう許されない芸ではないでしょうか。

あれを金をとって堂々と舞台上でやるセンス、そして何より、それを息を呑んで見守る観客。

 全てが一体となった、素晴らしいショーでした。

地壇公園内でも、わたし達が発見しただけであともう一箇所、同じショーを行っている小屋がありましたから、もう1人双頭姑娘がいるのか、或いは同じ人物(或いはコンビ?)がハシゴしているのか。

 最初に思っていた《さらばわが愛》的オールド・チャイナとはちょい違ってしまいましたけど、すごくいいモノをみせていただいたので、大満足!

 ずっと座っていて寒さもハンパなくなってきたので、そのまま帰路につきました。

 地壇文化廟会、「文化」とつくだけに、やっぱり侮れません! 

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 なぜか鯉のぼりが売られていて、買って帰る人も多かった。端午の節句の物語も、元は中国の話なのに、いまや鯉のぼりは日本のものになり、逆輸入で中国で正月グッズとして売られているようです。「魚」なので、縁起がいいらしい。

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羊の丸焼き。龍譚では、子ブタの丸焼きも売られていました。

買うときは切り取って食べるんだと思うけど。

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 「金玉良言」屋

米粒に良い言葉を書いてくれるそうです。

お間違いなく。

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 夕食に鴨鍋料理屋に行きたかったが、旧正月休みで休業の様子。

 新しく出来た日本料理屋も休みらしい。電話がつながらない。

 なので、ラッキーストリートにできたタイレストラン《スコタイ》に行ってみる。

前回観察したとき、一番客が入っていた店。

 今日も、正月にもかかわらず、欧米人を中心にかなりの入り。

青パパイヤのサラダ、パイナップルと海老のカレー、海老のすり身の揚げ物を頼んだんだけど、どれも美味♪でした。特に海老のすり身の揚げ物はジューシーで美味しかった!

 店内のBGMは静かに流れるテレサ・テン、っていうのも、なんかレトロで良かったなぁ。

 

 

 


 

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