爆笑!失敗談!!(?)

他人の失敗は抱腹絶倒だぜ編←うわ、サイテー(笑)

誰の選挙カーやねん!!

それは、私にとって2度目の選挙の時。
半年前の市長選で見込まれた私は一緒に戦った市会議員のウグイス嬢をやる事になった。
初めのうちは皆、緊張感の中で何事もなく(?)こなしていたのだが・・・。
選挙となると1週間もひたすら候補の名前を連呼するのだ。口がもう覚えてしまっているものなのだ。
気を抜くと市長の名前を口走りそうになる。いかん。
半年過ぎても今だに口をついて出てくる彼(市長)の名前。
これって恋の始まりかしらん。(んなわけあるか!)
さて、市会議員ともなると候補も多い。当然市内を走る選挙カーもいっぱいだ。
必然的に顔を合わせるコトも多くなる。厳しい戦いを余儀なくされる都会はどうか知らないが、田舎なので火花バチバチ、お互い声を張り上げて・・なんてコトはない。そんな事したら市民から苦情の電話が入り支援者を逆に失ってしまいます。
他の選挙カーと会った時は「XXさん、お互いがんばりましょう」とご健闘を祈りあう。(口だけだけど)
・・・そして事件(?)は某候補の選挙カーと出会った時に起こった。
仮にその候補をMさんとしておこう。こちらはS。
Mさんの選挙カーから「S候補のご健闘をお祈りします」と私達に声がかけられた。今度はこちらの番である。
私の乗ったS候補の車のスピーカーから元気な声が響いた。
「Mでございます!!」
!?その時車から身を乗り出して手振りをしていた私は自分が誰の車に乗っているのか一瞬わからなくなった。
「Sでしょう!?」と車内で一斉にツッコミがはいった。
M候補の車も流石に絶句している。
犯人は叫んだ「シマッタ!市長選の時のクセで!!」
そう、M候補は半年前に市長選で敗れ、再起をかけて市会議員に立候補していたのだ。そして市長選でMさんの名前を連呼していた犯人は現時はSさんの運動員でありながらついMさんの名前を口走ってしまったのである。
後に犯人はこう振り返った。
「M候補のご健闘をお祈りします」と言うつもりがMという名前を口にした途端、「でございます!」という言葉が続いて出てしまった。
と・・・。
緊張感って大事ね。気をつけよおっと・・。

演説はダメだってば!!(笑)

さて、「ワンポイント講座」は読んでいただけたでしょうか?
走る選挙カーで長い演説はNG。
この基本を無視してヤラかしてくれるオジサンがたまにいる。
ここではAさんという人を紹介しましょう。
この人が選挙カーで演説をしちゃうというのは昔から知ってる人は知ってる事実でありまして、選対本部ではこのオジサンをカラスには選びませんでした。それに演説うんぬん以前にあまりイイ声ではなく上手くもないのです。
ところが!オジサンはすっかりヤル気で、ニコニコと私に近づいて来まして「いやぁ、理加ちゃん、俺みんなにマイク持ってやってくれ!やってくれ!って頼まれてタイヘンなのよ!」と言うのです。
嘘をつけ!誰だ!?そんなことを言うヤツは!!ケシカランな!などと内心思いながらも自他ともに認める八方美人のこの私。
「オジサン、上手いから。私も聞きたいわぁ」なんて見え透いたお世辞を言ってしまいソノ気にさせちゃったのである・・・。そのオジサンはお世辞を額面通りに受け取る素直なカワイイ人なのだ。(少しはオノレを省みろ!!)
そして事件はその日のうちに起こった。
事務所前に選挙カーが戻りメンバーの交代をして再び車が走り出そうかという瞬間に例のオジサンが乗り込んでしまったのである!!
車を降りて見送っていた私は「んんん!!」と言葉にならない雄叫びをあげてしまった。そして選対本部のリーダーも叫んだ!!「なんでAさんが乗り込んだんだ!!」他の幹部も叫んだ!「誰が乗れって言ったんだ!!」「いや、勝手に乗ったんだ!」「運転手!!止まれ!!」「Aさん降ろして!」しかしこの魂からのみんなの叫びは届かず車はすでに走り出していた。
おそらくこの騒ぎを激励を込めた歓声と勘違いしたのであろう。
オジサンの演説ぐせを知る人間はごく一部。今後の数時間、今乗り込んだメンバーは嫌でも知ることになるだろう。
私は・・・・深く考えないことにした。
だが案の定、戻った面々は非常に厳しい顔をしていた。確かに非常に厳しい選挙戦である。その緊張感が顔にでてもおかしくはない。
しかし私は知っていた。その表情の原因を。
「なんだぁ!あのオヤジはぁぁぁぁぁぁッ!?!!」
ウグイス用休憩室は大騒ぎ。そう、お察しの通り。オジサンはヤラかしてくれたのだ。1人でマイクを離さず延々と。他のメンバーは途中でキレて残りのマイクを投げ出したそうな・・・。
都会からきたプロのウグイスもキレて車内を蹴りまくったとか・・。
しかしそんな車内の不穏な空気も念願のマイクを持てたオジサンには通じるはずもなく、彼1人満面の笑みを浮かべて車を降りたのである。
その後「なんで車に乗ったんですか」と幹部に聞かれたオジサンは照れながらこう言ったそうだ。
「いや、理加ちゃんがどうしても俺の演説が必要だって頼むから・・」
なぬーーーー!!!??いったい私がいつそんな・・・・!!
しかも私のせいなのですかぁ!?んな馬鹿なっ!!
八方美人はやめよう・・・そう心に誓った事件だった・・・。
   

ちなみに私の友人に八方美人を「どの角度から見ても美人」という意味と勘違いして人に言われては「ええ、そんなぁ」と謙遜していた女がいる。幸せな人生だ・・・。

ハゲながら・・・?

「ワンポイント講座」でもちょっと触れましたが、有権者の皆様が手を振って下さった場合には、言葉の途中でも止めて御礼の言葉を述べなくてはなりません。
でもいくら途中で言葉を切るにしたって「変なところで切るなよ!!(笑)。」と思う時がある。
例えば、「皆様のご支援に励まされて・・・」なんてセリフを切る時には「皆様のご支援にハゲ・・」で切って欲しくはない。
特に候補や乗り合わせたカラスの頭次第では・・・。
わかりますよね?
ありましたよ、一度(?)笑うに笑えない状況の時が・・・(結構ツライ。いろんな意味で。後で思い出し笑いしちゃったけど)
その時の犯人がマイクを持つと私はついつい期待(?)と心配の入り混じった複雑な気持ちでハゲながら・・・いや、陰ながら見守ってしまうのです。コレって結局期待してるのかしらん?
でも人の失敗って楽しいのよね!あっはっは!

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