パンクするのは電源ユニットの 10V 3300μF とマザーボードの 6.3V 1500μFで、その他は稀に膨張が見られるだけです。
交換用コンデンサは同型が好ましいですが、径が同じなら長さは余裕があります。少し容量に余裕を持たして
10V 3900μF(電源)や 6.3V 1800μF or 2200μF(マザー)などに交換されるのも良いでしょう!
(かならず低ESR版の105℃品をお使いください)

マザーには国内メーカーのコンデンサ<Sanyo製は緑/金文字・Rubycon製は紫/白文字>などを
使用の製品もあり、これらには異常が見られません。パンクするのは<I.Q.印・黒/金文字>の物
ばかりです。メーカーは知っているはずですが、残念なことに電源には対策がとられていません。
コンデンサの寿命ですが、一定期間(2000年前後)に製造された台湾メーカーの製品に見られる
だけで、現在は問題は起きていません。台湾の電解液メーカーが同地域のコンデンサ・メーカーに
供給した電解液の組成に欠陥があったためと思われますが確証には至っていません。同時期に
製造された国内メーカー製品は他社の電解液が使われていたのでこの問題は起きていません。
ちょうどこの時期に製造された台湾製のコンデンサがプレサリオの電源に使われています。
複数台使用の報告で常時起動の場合購入から2年超で次々と液漏れを起こし、ほぼ同時期に電源
がやられるようです。リース契約期間内なら補償がありますが、個人購入の場合保証期間は過ぎて
います。メーカーの有償修理(パーツ代だけで15,000円以上)か代替コンデンサを入手して自分で
交換するしか方法がありません。ある程度の半田付けの経験があれば自分で交換出来ますが、
低ESR版コンデンサは入手先が秋葉原等大きな電気街やWEB通販などに限られ、少ロット購入では
金額も高く付きます。 <現在メーカーの有償修理は部品が無く、受付は終了しています>
コンデンサ交換を希望の方は現在ヤフーオークションにて(motoe21)の
IDで電源修理の常時出品をしておりますのでよろしくお願いします。
ルビコン製コンデンサのマザーボード
I.Q.印・黒/金文字コンデンサのマザーボード
電源に使われていた粗悪コンデンサ
マザーボードの液漏れですが、同じIQマークでも製造時期と思われる品質のバラツキが見られます。
3560など前期タイプの810マザーや3ST220など後期タイプは液漏れの確率が低いです。
3571/3574/3582/3583/など2000年前期発売の機種に液漏れが多く見られます。
またCPUの固定レバーが上の写真のように樹脂製のマザーは他社のコンデンサが使われていることが多いです。
すべて日本製コンデンサのマザーは稀に見られます、もしお持ちなら大変価値がありますよ!
使用中にエラーなどが頻繁に起きるようでしたら、マザーのコンデンサを疑ってください。
問題のIQ印(黒/金文字)の可能性がある主なコンデンサの数量・サイズは
電源用が 10V 3300μF 12.5Φ×25mm× 5個 (ほぼ全部) 25V 470μF 10Φ×15mm× 1個
マザーが 6.3V 1500μF 10Φ×20mm ×13個 (約60%) 10V 1000μF 10Φ×12.5mm× 5個
Presario 3500シリーズは電解コンデンサの膨張、破裂で起動しなくなる例が数多く見られます。
原因は電源ユニットとマザーボードに採用されているI.Q.マーク<黒地に金文字>(台湾製)の
電解コンデンサーの耐久性が非常に悪く、普通考えられる寿命より遥かに短い時間で膨張・液漏れ
を起こし、電源やマザーボードが故障してしまう問題です。