情報の選択基準、まとめに関する考えかた
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当サイトで管理人が目的としているのは、欧米でのがん治療の全体像を、おぼろげながらにでも目に見える形(管理人自身にとっても)で、当サイト上に表現することです。 と言っても、対象は厖大なものですから、記述の高速化のために、何らかの工夫が必ず必要となります。 特別な記号を使って記述することにしたのも、このスピードアップが大きな目的の一つです。 見慣れない記号を使って記述していますが、内容をご理解いただける範囲内であると思います。(特殊な記号の意味)
以上のような前提のもとで、情報(の在処や概略)のご紹介という面で目標としていることを、【目標】以下の項目で記述しています。
また、当サイトの内容としては、上記の通り、がんの治療に関するインターネットや書籍上の情報の在処や概略の記述とご紹介に焦点を絞っていきたいと考えます。 診断、予防、代替治療、学術理論、サプリメント、などにつきましては、他の適当なサイトをご覧ください。
さらに、治療に関する情報のなかでも、進行期ないしは転移性のケースについての情報に重点を置いてご紹介していくことにします。
ちなみに、海外のサイトの情報をご紹介させていただいているだけですので当然ですが、当サイトをご覧になることについては、すべて無料です。 記事を有料化しているサイトが存在するようですが、海外のサイトが無料で提供してくれている情報を使ってビジネスをするような意図は、当サイト管理人にはいっさいありません。 (但し、記事ご紹介の文章に関する著作権は、当サイト管理人が保持します)
何度も繰り返していますが、本サイトでは がん の治療に関する情報の 在処のご紹介に集中していきます。 全ての範囲を、一応の意味がある程度に高速にカバーするためには、専属の人間が数十人とか数百人必要となるでしょう。 仮にそのような人数が集められたとしても、それらの人を効果的に組織することなど
現実には不可能です。 ましてや十人とか二十人とかの非専属者で可能なような作業ではありません。
ところが、一方では、特定のテーマについて意味のある情報を提供しようとする場合、そのテーマについて「じゅうたん的に」情報をピックアップすることが絶対的に必要なことです。 全体を見通すことが可能にならない限り、個々の情報の持つ意味が不明になるのです。 「厳選した情報をご紹介します」といった言い方を
よく見ますが、本来は 多くの情報の中から読者自身が情報を選択できる仕組み・情報量を提供すべきです。
以上のような条件を満たすためには、テーマを絞り込む以外に方法は有り得ません。 あちらを ちょっとつつき、こちらをちょっとつつくような進め方は、ほぼ全く無意味です。 そして、気まぐれ的に取り上げた個別情報が 重要なものだとの誤解を与えることにもなります。 (おまけに個別情報の分類が できていないとすれば、一体何を読んでいるのか分からなくなります)
そのようなわけで、当サイトでは 治療に関する情報、なかでも進行期ないしは転移性のケースの治療に関するもの のご紹介だけに集中することにしました。
ただし、言うまでもありませんが、当サイトで ご紹介しているのは、基本的に諸記事の在処と内容のイメージ_レベル_のものです。 これも繰り返しになりますが、できるだけ原文をお読みになるようにしてください。 原文をお読みになる上で
ご参考になれば、という考えで内容のイメージを添えています。 (いわゆる”メディカル翻訳”などを試みていては、治療情報に限定したとしても、欧米からの情報に追いつくのは
無理だということは ご理解いただけると思います)
●がんの治療に関する情報の在処と概略を、高速に、かつ、わかりやすく、ご紹介していきたいと思っています。(例えば、標準治療法やニュース、論文の分類を、部位別(がんのタイプ別)にしてあるのも、系統的に情報を見つけやすくしたいためです{そうではなく、例えば治療方法別とか原資料の種類別などで分類すると、情報を見つけるのが非常に困難になると思われます})
そのような意味で、従来、ニュースと論文・総説とを別々にご紹介していましたが、これも、部位別に統合することにしました。お読みくださるかたにとっては、ニュースであっても、(私がピックアップする)論文であっても、たいした差はないと考えるからです。問題は、情報が見つけやすいことと、できるだけ豊富な情報があることであると思います。
●また、一部の類似?サイトに見られるような、その時の気分で非常に限定された情報・記事だけをご紹介して満足する、といったことがないように 注意していきたいと考えています。可能な限り広い範囲のタイプのがんについて、また、一つのタイプのがんについては、可能な限り多くの情報を pick up していきたいと思います。
●情報の内容は、上記のように、がんの治療に集中していきますが、内容的には、具体的な個々の治療法についての新しい情報を優先します。治療の原則論、化学療法の心がけ、医療制度に関する主張等々の「枠組み」的なものの記述は、必要最小限にしておきます(時間的な優先の問題もありますし、「枠組み」については、多くのサイトで扱っているようです) 従って、具体的な内容を伴ったニュースや研究論文・総説のご紹介を、当サイトの中心にしていきます。
●とくに力を入れたいのは、化学療法(広義の)と放射線療法です。(もっとも、欧米のインターネット上に最も豊富に流れているニュースや研究論文、総説は、もともと化学療法と放射線療法関係が大部分のようです) (私自身は、化学療法が今後のがんの治療の主流となっていくべきであると考え、期待しています。)
このような目標を達していくためには、ニュース・情報のまとめの方法も、私なりに工夫する必要があります。具体的には、いわゆるメディカル(医薬)翻訳調の「翻訳」を極力避けるようにしています。実際のところ、いわゆる「翻訳」をしていては、毎日大量に流れてくるがん治療関連の情報に、とても追いついていけません。
また、多くのイガク関連の翻訳書をご覧になればすぐに分かるように、イガク関連の英文を「翻訳」したもののほとんどは、非常に読みにくくなっています(*)。 その大きな原因の一つが、イガク用語・イガク口調を多用していることです。
(*)本論からそれますが、"メディカル翻訳"の通信講座で、そのような非常に読みにくい翻訳を押しつけていることに、私は強い疑問を持っています。 とくに、”文章の品位”とか称して、明治時代そのままのイガク口調を強制しているのはいかがなものでしょうか。 例えば、患者さんのことを「者」と訳し、医者のことは「医師」と訳すことに違和感を感じないのでしょうか?
今までずいぶん多くのメディカル関連の英文を読んできましたが、一般社会の英語と違いはありません。 それに比べて、日本のイガク用語・イガク口調はずいぶん奇妙です。
上記のような通信講座は、プロの翻訳者を育てると言いながら、医者に迎合しているだけのことです。 おそらく、”訳文の品位”とかいう言い方をやめ、スピードと内容そのものを最優先する方向へ大転換しない限り、メディカル翻訳という業種そのものが存立できなくなるでしょう。
また、そのような通信講座では、原文のニュアンスも考えて訳すように、といった指導をしているようですが、そのようなことは、原文の著者に確認しない限り原理的に不可能なことです。 そのような、或る意味で無意味な作業を強制することで、”翻訳”に必要な時間が更に長くなるのです。 また、原文の著者との頻繁なやりとりが可能な、たぶん稀なケースを除き、”メディカル翻訳”なる業種は成立しない ということにもなるのではないでしょうか。
やむを得ない場合以外は、イガク用語もできるだけ避けるようにしています。(このことの理由の一つは、日本のイガク用語が明治時代から変わらずに高圧的であったり、無用に大げさであったりして、患者さんの理解を全く念頭に置いていないことです)
また、これはイガク関連の翻訳に限らず、”翻訳”全体について言えることですが、欧米語の複雑な構造をそのまま普通に使われる形の日本語に翻訳したものは、非常に読みにくいものです。 これは、日本語がかなり特異な言葉であり、よく言われるように、論理的な記述に向いていないことが原因であると考えます。
このような日本語の弱点を補うための一策として、一見奇妙な記号を使用する記述法をとることにしました。 その詳細は別記してありますが、目的は、英語原文が伝えようとしている内容を、誤解のないようにお伝えすることが一つ、もう一つは、ご紹介する記事を少しでも増やすため、記述のスピードを上げることです。 (そのため、直訳口調が若干入るようになりました。 どうぞこの点、ご理解ください)
前述しましたように、欧米のサイトを通じて《残念ながら、日本のサイトは問題になりません》毎日多量の最新情報が流れてくる (このこと自体は、この分野の日進月歩の状態を反映していて、喜ばしいと思いますが) ことから、時間的な制約もあり、個々の記事のご紹介の文章を必ずしも十分に推敲できないことがあります。 情報のご紹介には全て、原文へのリンクを設定してありますので、できるだけ原文をお読みになるようにしてください。
《おこがましいかも知れませんが、上述しました、特殊な記号を使っての表現をお読みになることに多少慣れていただけば、英語の情報も比較的容易に ご自分で見つけ、お読みになれるようになるのではないか、と思います。 ほぼ英語の構造通りに
ご紹介しているからです》
また、外国の情報を日本語で伝達しようとする場合、どのような方法をとっても、基本的な事実や筋道以外の伝達は、現実的にはほぼ不可能です。 ニュアンスなども含めてとなると、原文を読む以外に方法はないでしょう。
当サイトをスタートして数年になります。当初はニュースを中心に、次いで、オンライン雑誌を中心に、情報の在処の ご紹介を試みてまいりました。最先端の情報の在処を
ご紹介したいとの考えから、そのような情報源を中心として来たわけですが、個々の論文・ニュースの ご紹介と、それらよりも よりまとまてくれてある記事の
ご紹介とのバランスをどのように取るべきか、という テーマが常にありました。
しかし、次第に、やはり全体像の把握とか、効率とかを考えた場合、よりまとめてくれてある記事のほうを中心にすべきではないかと考えるようになりました。既に数ヶ月以前から、そのような方向に進め始めてきましたが、今回、思い切って明確に重点を変えるえることとしました。今後は、基本的には、既に或る程度まとめ、考察を加えてくれてある記事類(で、しかも出来るだけ新しい)を中心に、それらの在処を
ご紹介していくことにしたいと思います。従って、オンライン雑誌記事の在処の直接のご紹介は、Journal of Clinical Oncologyなど、若干のサイト《下記の【追加 : 情報ソース一覧表】を参照してください》に限定することにします。ニュース記事については、当面、ほぼ従来通りのサイトをチェックしていくことにしたいと考えています。
いずれにせよ、今後も、ご紹介すべき情報源については、より適当な選択を工夫し続けていくことになると思います。その点ご理解をお願いします。
あちこち行き来しますが、情報内容の事実や筋道は正確にご紹介するように努力しますので、当サイトの記述内容をご参考にして頂き、患者さんや家族さん自らの勉強のツールにしていただくことができれば、ほんとうに幸甚です。 とくに、お時間の点から、欧米の多くの雑誌に定期的に目を通すことなど とても不可能である といった方には、インデックス的に定期的に当サイトをチェックして頂けば、お役に立つのではないかと考えます。
以上
当サイトの管理人は、本格的な情報収集は、患者さんや家族さんご自身がされるのが最も良いと思っております。 そのために適当な方法を見つけられないか、考えているところです。
いずれにせよ、現段階での情報ソース(論文、及び、ニュース関連のサイト)をご紹介しておくことにします。 主として以下のサイトを定常的にチェックさせていただいて、治療関連の記事の在処をご紹介しております。(尚、現行治療に関する情報はリンク集のページにあるサイトや書籍の情報の在処を紹介させていただいております)。
管理人自身は、これらのサイトのチェックにより、最も新しい治療情報の所在を提供していきたい《多分、このやり方以外に方法はあまり無いでのはないでしょうか》と考えています。 その点、当サイトの”類似?サイト”のような、かなり古い記事をごく少数だけ紹介するという、目的不明の進めかたではないと思います。
当サイトを、情報の在処に関するデータベースとして活用して頂ければ幸甚です。
『論文・報告関連のサイト』
i以下のサイトで、治療に関する記事(で freeに閲覧可能なもの)は原則的に全てチェックしていきます。(但し、☆のサイトについては下記をご一読ください) 以前に比べて、チェック対象の雑誌数は少なくなりましたが、「最新情報を或る程度まとめてくれている資料」の紹介に
より重点を置くようにしていきたいためですので、ご了承ください。《従来チェックしていたオンライン雑誌の一覧表は リンク集 のページをご覧ください : 「欧米の がん 関連のオンライン雑誌」の項目に作成してあります》
◇Journal of Clinical Oncology
◇Journal of Supportive Oncology Quality of Life, Symptoms-Side Effects,
Palliative Care
◇Medscape Hematology-Oncology Homepage
◇ASCO 年次会議 アブストラクト 《ASCOアブストラクトの各情報の在処の ご紹介は、基本的には順番に個々の領域の記事について 行っていきます。なにぶんにも記事数が非常に多いことから、全てのアブストラクトについて
ご紹介するというのはおそらく困難であろうと思いますが、可能な限り多く ご紹介したいと思います。この点ご理解をお願いします》
『ニュース関連のサイト』
以下のサイトでは、主として新製品の認可、規制情報、その他一般的な情報をチェックしています。
◇Medscape Oncology News
◇CancerConsultants Latest Clinical News
◇OncoLink Cancer News
◇cancerfacts.com.
◇Drugs.com New Drug Applications
◇Drugs.com FDA Drug Approvals
※PubMed は、基本的に二次的な文献検索データベースであり、情報を得るためには、利用者による検索を必要とします。 (つまり、どのような新しい情報が現れるのかを予想できないままに検索をすることは不可能です) 出来るだけ広範に最新の情報の在処をご紹介しようとしている当サイトの目的には合致しないため、PubMedは上記のリストには加えておりません。(*)
(*)言うまでもありませんが、これは PubMed の価値を評価しないという意味では全くありません。 研究者や、特定の目的を持った人たちには、極めて貴重なデータベースです。 患者さんや家族さんも、特定の分野に於ける従来の情報を深くお調べになりたい場合には、PubMed を検索されるのは、非常に重要な手段の一つです。※※ ASCOの年次会議は、おそらく、がんの治療の分野では世界で最も基本的な会議であると言えるでしょう。 当サイトでは、既に 2006年度年次会議のアブストラクトをご紹介した記事約 140 件《2006年10月30日時点》を各部位別情報データベースに掲載しております(*)。 原文サイトは部位別にきれいに分類されたデータベースとなっており、かなり分かりやすい英語が使われていますので、ご自分でお読みになってみられることをお勧めします。
飛躍しますが、日本にはこのような、誰にでもアクセス可能な高度なデータベースが見あたりません。 しかも、PubMed は科学の発展のためのインフラに関する日米の圧倒的な差の現れの一つにしか過ぎません。 とすれば、科学技術や教育の面で日本が世界レベルに達するのは、残念ながら容易なことではないでしょう。
当サイトがお世話になっております このサーバーでも、たまに不調になる時があるようです。
そのような場合のため、よろしければ、念のため以下のバックアップ サイトを お気に入り に追加しておいてください :
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