第1回(1932年)〜第10回(1949年)
著名映画祭のなかではもっとも古い歴史を持つ映画祭。当初は「自由な作品の上映」をテーマに製作者、監督、俳優などから賛同を得てその規模を拡大していったものの、いつしか政治が介入し、受賞作品を変更するというようなスキャンダルが発覚、次第にその権威を失墜していくことになった。カンヌ映画祭の栄華に比べその規模、華やかさとも次第に縮小されていったが、今でもその伝統は受け継がれ、風格漂う国際映画祭として、その地位は揺るぎ無いものとなっている。
ヴェネチアはイタリアの北東部に位置する港町。映画祭は、そのヴェネチアを「観光都市に」との名目で始められたものだった。実際に映画祭の会場となるのは、ヴェネチアから船で15分ほどのアドリア海に浮かぶリド島。ここで毎年8月下旬から9月初旬にかけて1〜2週間程開催される。リド島はあの「ベニスに死す」で有名なオテル・デ・バンがあり、現在では、豪華なホテル、別荘などが立ち並ぶ歓楽地となっている。
メイン会場は「パラッツィオ・デル・チネマ」。各国から、コンペティション部門に出品してきた作品が連日上映され、他にも招待作などを含めると100本近い作品が開催中に上映される。審査の対象となるのは、コンペティション部門の作品で、その中から、金獅子賞(最優秀作品賞)、銀獅子賞、主演男優賞、主演女優賞、監督賞などがそれぞれ選出される。
(参考ページ:ドンデッチ)
(期間 8/30〜9/9、現地時間)
受賞結果!!
金獅子賞:「三峡好人/スティル・ライフ」(ジャ・ジャンクー監督)
監督賞:「心」(アラン・レネ監督)
男優賞:ベン・アフレック 「ハリウッド・ランド」
女優賞:ヘレン・ミレン 「ザ・クイーン」
審査員特別賞:「ダラット」(モハメット・サラ・ハルーン監督)
新人賞:エマヌエーレ・クリアレーゼ監督 「ゴールデン・ドア」
河北新報 - ヴェネチア映画祭報告2006
ムービー・プラス‐2006ヴェネチア国際映画祭特集ページ
シネマトゥデイ‐ヴェネチア国際映画祭コンペ部門作品紹介ページ
日本からの出品作品
―コンペティション部門
『パプリカ』(今敏監督、アニメーション)
『蟲師』(大友克洋監督、オダギリジョー主演)→公式ブログ
―コンペ外部門
『叫』(黒沢清監督、役所広司主演)
『ゲド戦記』(宮崎吾郎監督、アニメーション)
『立喰師列伝』(押井守監督、アニメーション)
『こおろぎ』(青山真治監督、鈴木京香主演)
歴代金獅子賞
第11回(1950年)〜第20回(1959年)
第21回(1960年)〜第30回(1969年)
第31回(1970年)〜第35回(1980年)
↓回数変更
第38回(1981年)〜第40回(1983年)
第41回(1984年)〜第50回(1993年)
第51回(1994年)〜第60回(2003年)
第61回(2004年)〜