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■ドニー・ダーコ

□評価:★★★
□監督:リチャード・ケリー
□出演:ジェイク・ギレンホール ジェナ・マローン メアリー・マクドネル ドリュー・バリモア パトリック・スウェイジ
□ストーリー:かつて放火事件を起こし、精神を病んでいるとしてカウンセリングを受けている高校生ドニー・ダーコ。ある日、彼はフランクと名乗るウサギの着ぐるみと出会い、彼から「あと28日6時間12秒で世界が終わる」と告げられる。それを境に彼はその言葉の答えを見つけようとフランクの言うままに行動を起こすようになるが、その中でダニーはタイムトラベルが答えに関係するのではないかと考え始める。
□感想:サンダンス映画祭で絶賛され、カルト的人気を誇るノンジャンル映画。主演は近年活躍目覚ましいジェイク・ギレンホール。
 『マルホランド・ドライブ』『バタフライ・エフェクト』などのように、「時間軸」がストーリーに非常に関係する映画。この手の映画は時間軸や伏線を整理して再構築する必要があり、解釈が各人によって非常に異なってくる。そんな訳で、大好きな人にはその解釈合戦がたまらない映画なのだけれど、上に挙げた2作品は、時間軸のルールや結末へ向けてのヒントを伏線としてある程度フェアに提示している(よって、結末に関してよりも、細かい部分に関しての解釈合戦が多くなる)のに対して、本作はルールの説明もなければ、劇中で語られることが結末に直結している訳でもない。この映画で解釈が生まれるというのはその辺りを全て自分で埋める必要があるからであって、どこか突き放したような作品である印象を受けました。ただ、逆に言うとそれだけいかようにも解釈が可能ということですから、好きな人には最高にたまらない映画ということになります。この作品に対する評価が高いというのは、一般の作品の結末を「押し付けがましい」と感じることがある人々に支えられてのことであると思います。
 そんな訳で、解釈も幾つかはあるのですが、割とハッキリした結末を求める僕にとっては観賞後なんだかモヤモヤの残る作品でした。