『ナゴシノハラエ』 作品情報 2012年/color/DV/109min/JAPAN (英語タイトル NAGOSHI NO HARAE)
『ナゴシノハラエ』予告編⇒ クリック 【作品解説】 「私の恋人は兄だ」衝撃的な告白から始まるこの映画は、これまで描かれて きた兄と妹の近親相姦を女性の目から映したものだ。夢野久作の『瓶詰の地獄』 を兄ではなく妹の視点で見たら、どうなるか? 重いテーマをエリック・サティの『あなたが欲しい』にのせて、タブーに挑む。 広い世界へ 【夏越の祓について】 六月の晦日の日に、たまった半年分の穢れや悪い行いを祓い浄める儀式。 神社では、「茅の輪潜り(ちのわくぐり)」が行われる。これは、茅草 で作られた輪の中を左まわり、右まわり、左まわりと八の字に三回通って 穢れを祓うものである。 「水無月の夏越の祓する人は千歳の命延というなり」 また、「形代(かたしろ)」という人形(ひとがた)の和紙に息を吹きかけ たり、体を撫でて、穢れを移し、身代わりにして、それを川に流すという儀式も 行われる。 【Director's Note】 この映画は二代にわたる兄と妹の近親相姦の話です。また、閉じられた世界で 生きてきたひとりの女性が自分の足で開かれた世界へ歩いていく話でもあります。 そして、この作品のテーマは、冒頭で語られる詩(源氏物語)の 「見し人の形代ならば身に添へて 恋しき瀬々のなでものにせむ」 (その人がなくなった恋人の身代わりになるのなら、手元に置いて慈しもう) の「形代」と「身代わり」でもあります。 流しても流しても流し切れずに何度も戻ってきては、また流され戻ってくるような想い。 それは穢れや罪なのかもしれない。それでも穢れや罪なのではなく、そういうものとして あり続けてもいいのではないかという肯定と願い。愛の物語です。 【ストーリー】 市川 翠(すい)28才。十年間、実の兄である舜と恋愛関係を続けている。 誰もそのことを知らない。そして、誰にも言えない。 ある日、音信不通だった父から手紙が届く。その手紙が二人の関係 や周囲に波紋を起こしていく。 そして、彼女は思い出す。 夏越の祓。あの日、あの川に流したものは何だったのか。 流しても流しても流しきれなかったもの、それは・・・ 【キャスト】 薬袋いづみ・土山壮也・神月叶・小口美緒・大久保千晴 横田創・毛利浩秋・野口有紀・こもだまり・大原とき緒 【スタッフ】 監督・脚本・撮影・編集: 大原とき緒 プロデューサー: 土山壮也 衣装アドバイザー: 丸山恵美 ミキサー: 大谷勝巳(有限会社プロフェッショナルクラフト) テクニカルアドバイザー・機材協力: 中村元洋 機材協力: 毛利浩秋 撮影協力: 森下保 ロケ場所協力: 神楽坂die-pratze 作品引用: 『瓶詰の地獄』夢野久作 著 音楽: ezoshika label 『Je te veux(あなたが欲しい)』 エリック・サティ 制作: movies label will☆ English Subtitles(英語字幕制作): KAZ YOKOYAMA & ROSH PERERA © 2011.movies label will ★OPEN FACTORY」企画第36弾『ナゴシノハラエ』上映会 2011年7月25日満員御礼 ★『ナゴシノハラエ』公式ページ★⇒https://www.facebook.com/NAGOSHINOHARAE home