引越のご挨拶はお早めに

引越をした時、ご近所の皆さんに引越の挨拶をします。この時昔は、「あなたのおそば(=お蕎麦)にまいりました。細く末永く御付き合い下さい」といった意味でお蕎麦をご近所に配りました。この風習は最近まで特にお年寄の間では行われていましたが、若い人たちの間ではあまり聞きませんね。

引越をしてご近所に挨拶まわりをする時、手ぶらというわけにもいかないし、どんな品物を持っていけばいいのかよくわからないという方が多いですね。最近は昔ながらのお蕎麦より、500円前後の、普段どこの家庭でも使われる石鹸やタオルなど、あまりいただいても困らないような日用品を粗品として持参して、挨拶に伺うとよいでしょう。クッキーや海苔やお茶漬けといった食品も喜ばれます。最近では引越の業者が、引越の挨拶の品々を扱っていたりしますから、引越をした時に、その業者の方に聞いてみるのもいいですね。引越をする業者のインターネットのサイトには、引越をした時の挨拶に持参する品々を販売しているところもありますから、お気に入りの商品があれば、注文するのもよいでしょう。

引越をしたからといって、なにもわざわざ挨拶しなくてもいいのではないかと思われるかもしれませんが、引越の時に一言挨拶をしておけば、後々のご近所付き合いがうまくいきます。また万が一何かあったときのためにも、最初にご挨拶をしておくことが大切です。防犯といった面からも、どこに誰が住んでいるのか、大まかなことがわかると安心です。

引越をした時、アパートやマンションではあなたが住む部屋の両隣の方にはもちろん、騒音のことを考えれば上と下の部屋の方にも一言挨拶したほうがよいでしょう。それに管理人さんや管理組合があればそちらの関係者の方にも一言挨拶をしておきましょう。一軒家に引越をした場合でも、地域のまとめ役の方などに一言挨拶しておくといいですね。

引越の挨拶は、引越をしてきた当日にするのが一番いいでしょう。といっても挨拶に伺ったお家が留守だった場合は、できればその日の夕方、それが無理でも引越をして1週間以内には挨拶に伺いましょう。引越をした方が一人暮らしの女性でしたら、ご近所の挨拶には友人やご家族の方と一緒に行ってください。防犯上、あまり一人暮らしだということを言わないほうがいいでしょう。特に女性の場合は、個人の情報はあまり流さないことです。