速度自動取り締まり装置の詳細及び、レーダー探知機等
よく「オービス」という言葉を聞きますが、これは実は速度自動取り締まり機
のある一部の名称の事を指します。(オービスIII等はまだ沢山設置されています。)
速度を取り締まる際に使われるものは大きく分けて無人式、有人式があり、 その中にもレーダー式、非レーダー式等が有り、それぞれの性格も大分異なっています。
では実際にどのような物があるのかをご紹介しましょう。
[無人式](自動取締り装置)
-
オービス系
いわゆる一番典型的な物でレーダーによって速度を計ります。 現状で全体の3分の2を占める取り締まりのスタイル。
通常のレーダー探知機で十分に回避できる物です。
-
新Hシステム
現在急速に設置されつつあるタイプ。新たに設置されるほとんどがこのタイプ。
従来のものよりレーダーが弱く、 通常のレーダー探知機では直前に分かるかどうかという代物。
かなり警戒を要する一つです。
-
ループ・コイル式
全体の4分の1以上を占める。非レーダー式。道路にループ・コイル・センサー
を埋め込んで速度を測定。つまり、場所が指定されるのでその場所を覚えれば
問題ありません。数自体は減少しつつあります。
-
光電式
非レーダー式。現在は東京都にたった一つ存在するだけで、ダミー化してます。
(つまり、置いてあるだけで、作動していないということ。)
-
ストレインゲージ式
電圧で測定スイッチが作動するそうです。現在はループ・コイル式に変更され、
もう存在しません。
-
LHシステム
新Hシステムの進化板で'94に突然登場した非レーダー式Hシステム。 速度測定方法にには、進化板ループコイル式を採用しています。
現存する速度自動取り締まり機の中で最高級に危険なもの。 きっちり、場所を覚えましょう。
[有人式](いわゆるネズミ取り)
-
定置レーダー式(旧式)
昔からある通常のレーダー式取締り機。市販のどのレーダー探知機でも予知できます。
-
定置レーダー式(ステルス型)
現在のネズミ取りで脅威のレーダー式。別名「狙い撃ち式」ともいわれる。
その名前の通り、車が来るまではレーダーを発しない優れ物です。 しかし、今はステルス対応型のレーダー探知機が多く販売されています。
(ただし、これを用いても300m手前で分かれば良い方です。)
-
光電式
非レーダー式。これは2組の送受光器や反射板の間隔が7mにセットされていないと、
誤測定につながります。レーダー探知機では予知できませんが、警察官同士の
連絡に350.1MHzの周波数の無線で、連絡を取り合うため、 その無線を傍受できるものがあれば、未然に防げます。
-
追尾式
白バイ、覆面パトカー、白黒パトカーで対象車の後方もしくは横から測定します。
レーダー式とストップ式回転速度計式があり、言うまでもなくレーダー式は 通常のレーダー探知機で回避できます。ストップ式回転速度計で測定するときは
ある一定時間を要するので、注意を払って、運転して下さい。
[車載式オービス(通称 移動オービス)]
この取り締まり機は別に最新のタイプであると言う事 ではなく、すでに開発・導入されてから10年以上は
経過している装置です。
もともとは東京航空計器が開発して、数台が配置された ものの、その後、日本無線がライセンスを買い取って
現在に至っています。すなわち、「移動オービス」 と呼ばれる装置は日本無線の独占と言う事です。
つまり、バリエーションが少ないはずなので ある程度はどんなものか特定はできる筈だと言う事です。
前説はこれくらいにして実際にこの装置は 定置式の安定性とオービスの記録性、車載による移動性を
兼ね備えており、取り締まる側には、大変有力な武器に なっています。
1Box車の後部に装置一式を積み込み、路傍にそれとなく 停車して取り締まります。後部扉が開いているとは限り
ませんが、よく見ると、車体の動揺を防ぐためにシャーシ を支柱で支えています。
通常の有人ネズミ捕りと同様、少し先で停止を命じられ 取り締まりを受ける場合もあり、ケーブルで接続された
記録部が停止地点に設置されています。
但し、写真撮影をする場合は、やはり「オービス」 と同じように
-
大幅な速度超過の場合
-
警告看板が出されている時、あるいは看板設置路線・・・
看板例:「移動オービス取締り中」
という条件を守らなくてはならない筈です。
それが満たされていないケースでは不起訴となったり、 正式裁判で公訴棄却となる可能性が十分考えられます。
- レーダー式
これは1Boxカーの中に設置されたレーダーにより速度を計るものです。 主に路肩に止めて測定し、同時にカメラで撮影します。レーダーは比較的
強く、通常のレーダー探知機でも予知できます。
- ステルス式
レーダー式と同様に1Boxカーの中にレーダーが設置され速度を計測するのだが、そのレーダーがステルス式のもの。1Boxカーのリアゲートに小窓が開けてあるらしくそこからステルスのレーダー波を発する。通常のレーダー探知器では予知できないが、ステルス式対応の探知器で予知可能。岡山県下にも実在する事が明らかになっている。
- 光電管式
正に最悪の取締り方式。進出鬼没、場所も不確定な上に最新のレーダー探知器でも予知できない。1Boxの中にカメラは設置されているが、光電管は道路においてあるコーンなどを利用して隠して設置しているらしい。通常の有人式のように無線で連絡取り合う必要無く取り締まる事ができると思われる。実際に無線が使われているのか否かは確認できていない。お手上げである。唯一取り柄なのはそれほど沢山は無いという事だろうか。都内で使用されたという報告有り。
結論
これまで、説明したように速度取締り方法は全部ではありませんが、レーダー
探知機等で十分危険を回避できるものです。ただし、自分で使っている レーダー探知機がどこまで予知できるものなのかを理解していないと
せっかくの探知機に思わぬしっぺ返しを食らう事になります。 もし、いまからレーダー探知機を購入しようと思っている方は
-
ステルス式対応である。
-
新Hシステム式対応である。
-
無線350.1MHzを受信できるもの。 これは、話す内容が聞けるものと、受信すると音で知らせるものとがありますが、
どちらでも構わないと思います。この350.1MHzはシート・ベルトの 取締りの際もよく使われるものです。
上のとくに1と2を満たしているものをお勧めします。3はできればある方が良い
と思います。安いところで購入すれば、1万円強で高級機種が手に入るでしょう。無線というものはかなり遠くから、予知する事ができます。くれぐれもこれらを装着しているからといって、過信しないよう心がけて下さい。
ハンドブックに戻る