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バークレーツアー報告 (2006年7月23日報告)


7/9〜12 バークレー・訪問ツアー 概略行程

City of Berkeley Proclamation
(クリックすると拡大画像になります)
         IN RECOGNITION OF THE MUBOUBI MOVEMENT

WHEREAS, the City of Berkeley welcomes members ofthe Muboubi movement, and honors
their work to create communities in Japan that do not have active military resources and are non-participants in war; and

WHEREAS, the Muboubi movement collects signatures asking City Councils to allow the voters to declare their communities "war-free zones" (or in the language of the Geneva Conventions, "Non-Defended Localities"), and has succeeded in collecting hundreds of thousands of signatures in numerous cities to date; and

WHEREAS, the Muboubi movement was inspired in large part by the Nuclear-Free Berkeley Act, and Muboubi activists view Berkeley to be a model of local activism on national and global policies to promote peace and disarmament,

NOW, THEREFORE, BE IT RESOLVED THAT I, TOM BATES, Mayor of the City of Berkeley, do welcome the delegation of Muboubi activists to the City of Berkeley and wish them continued success in their work to create peaceful communities.

Tom Bates Mayor
July 11, 2006

 下線部はクリックすると詳細報告画面になります。
9日(日)
12:00 バークレー市到着&地下鉄で移動
13:00 昼食打合
14:00 大学周辺散策&時計台に登る
16:00 ホテルチェックイン
18:00 平和と正義委員会有志との夕食
10日(月)
 9:00 朝食を取りながらフリードキン氏と打合
10:30 サンフランシスコに移動。コードピンクのイラク撤兵の街頭宣伝に参加。
12:00 平和と正義委員会メンバーによる非核条例の実際の導入部の昼食交流
14:00 TomBates市長との交流
14:30 市議会のアジェンダ委員会の傍聴
15:00 YouthRadioの見学
15:30 KPFAの見学&YouthRadioのインタビュー
16:30 SweatShopをなくす連合の打ち合わせ交流
18:00 夕食を取りながらの非核条例の実際の交流
19:00 平和と正義委員会の傍聴
11日(火)
10:00 朝食を取りながらフリードキン氏と打合
11:00 エコロジーセンターの見学と交流
12:00 昼食を取りながらのランタンフェステイバルスタッフとの交流
13:00 大学ショッピング街とキヤンパス散策(劇場地域など)
14:00 人権講座の傍聴(国連人権理事会成立経緯)―自己招介のみ
15:00 市内散策
17:30 夕食を取りながらのBarbara Leeの平和問題担当弁護士スタッフとの交流
19:00 市議会傍聴―PublicCommentの冒頭での登壇
20:30 ジャズのPubでフリードキン氏との交流
12日(水)
8:00 フリードキン氏に地下鉄のMacrthor駅まで送ってもらい空港に移動し帰国



バークレー・交流内容の詳細

平和と正義妻員会有志との夕食交流
<クリス・ワシントン議員から>
 市議会が平和を希求するのは、市民が平和を希求するから。ひとりだけ平和を願う市民がでたが議会で孤立していた。60年代前は、議会は全員共和党だった。ベトナム反戦運動で徐々に変わっていった。
 アメリカでは、政府からいいアイデアはでてこない。市民からアイデアが出され、それに議員が乗ってくる形で、実現されていく。

<灯籠流し>
 2002年から、広島にならって灯籠流しをしている。スタッフは5,6人だが、数十人が協力し、灯籠流しには400人が取り組んだ。はじめは、話を聞くなど難しいメッセージを入れたいたが、最近は文化的な要素に重点を置いてやっている。
 平和運動というと、ネガテイブな印象を与えるが、この取り組みは「作り出す」積極的なイメージを与える。

<ブッシュ弾劾運動>
 ブッシュ弾劾の運動が取り組まれている。
 法科大学の学生が始めた運動。弾劾は、下院が検事のようになって弾劾案を作成し、上院が裁判所のようになって判決を下す。かつて、ニクソンの時に行われ、ニクソンは弾劾判決がでることを予測して自ら辞任した。

<バークレーの運動に占める学生の位置>
 学生の関与は少ない。ブッシュ弾劾運動は学生が始めた。
 今の学生は、学費も高く、生活が苦しく余裕がないからではないか。若者を成長させる施策を何か考えているか?
 17歳以下を対象に、決定の過程に参加させていく取り組みをしている。その中で学生が参加する活動がでてきている。

非核条例について聞く(平和と正義委員会メンバーより)
 1986年実施 全米で100位の非核地域がある。他地域は強制力のない宣言だが、バークレーでは法として実行可能。住民投票で条例になった。
 核開発に関わる仕事(条例で細かく規定)に携わる企業は、バークレー市で仕事ができない。やりたくてもやれないのかをみることになった。やれることでもやりたくないことがあることがわかった。法律をどう実施するかは市議会に任されている。
 市に入るところに非核地域と張り出さなければならない。最初の数年は標識(サイン)をどうするか話し合った。今は汚されたりしているが当時は素敵なサインだった。核生産に関わる業者に関する規定で、市がどうしても必要とするものもあるので例外規定を市議会が作った。
 例外の第1号はどこかわからないが、モトローラの契約はキャンセルさせたことがある。警察無線や消防無線の無線システムだが、他では手に入らないと大論争になった。
 市議会はモトローラは違反との決議をだした。他の会社でも2〜3個ある。
 その結果この規定は見えない規制と思われてきた。違反企業のDBに入っていないところから購入することになる。
 トラブルがでると例外規定がでてくる。市議会は例外を創ろうという意志を示した。(以下略)

TomBates市長との面談
石田さん挨拶
 1)憲法改定策動、2)自衛隊があちこち派遣、3)有事立法の3つの動きに対決するために無防備の運動をやっている。まだ実現したところはないが。条例を住民の立場で実現すること、議会や市として開かれた状況を具体的に知りたいと思ってやってきた。

TomBates市長
 70年代初期にカリフォルニア州の法律として会議公開法をブラウン氏が作った。
 一般の会議の公開法で、公開の場で決定することを定めている。現在市長と3名でもっと公開を進める法(SunshineAudience)を作っている。法律家に打診しているが返事がないので、今度の議会に出そうと思っている。37ある委員会は72時間前には議題をいつ何をどこでするのかをWebサイトで公開しなければならないという法律になる。今でも既に実施しているが、これを法で決めると義務になる。法律や書類を全ての人が読めるようになる。
 議会の議題は私と議長の2人できめる。このミーティング(AgendaCommittee)も(事前に知らせられるので)一般の市民が参加して意見を言える。
 明日の市議会のではないが、1週間くらい前の市議会で何が話されるのかわかる。市議会で10人に3分ずつの意見表明を15人に2分ずつに変えた。すべての人に3分ずつ話せるようにと言うグループがあり訴えるぞというグループがある。

Agenda Comnittee
 20分だけ傍聴。市長と2人の市会議員で構成。他に市の職員数人。
 市民数人が傍聴し、開会前に3分間スピーチ×2人

(移動中の会話―フリードキン氏)
 バークレーでのアフガン攻撃反対決議は、オープンなシステムの政治環境の中で生まれた。このオープンなシステムは、カリフォルニア州の条例がもとになっているので州内の市ではどこも似たシステムを持つ。

ユース・ラジオ局
 ユースラジオ見学、スタッフの若者から施設を案内してもらいながら説明を聞く。主に高校生を対象にラジオ番組作成の講義と実技をやっているが、この週は講義がないとのことで、実際の様子を見ることはできなかった。施設には、いたるところにパソコンがあり、若いスタッフが数十人いて、パソコンに向かったり、雑談したり。

<若手スタッフの説明、質疑>
 ProjectManager兼AssociatedManagerをやっている。
 2002年まで学生で、今年大学を卒業して戻ってきた。若い人が技術とジャーナリズムの経験をつむ。ニュースストーリや番組プログラムをつくる。高校生が放課後くる。
NGO。300〜500人位の生徒がいて、1セッションで40〜50人位いる。1週間休んで次の週はやったり。月〜木9〜6時、金9〜21時。あちこちの高校からやってくる。(湾岸各地からやってくるので、100校くらい)。費用は財団からの寄付や個人の寄付で財政は維持できている。
 ワークショップや卒業式のためにスペースを買い足した。バンド演奏やパーティなどにも使っている。
 大学や専門学校と違うのは無料で受講でき、実地から学べる点。ラジオなどの放送局ですぐ仕事を始められる。大メディアからも注目され始めている。10Week、週2回の授業。 2日で14時間かけて番組をつくる。
 電波は市内のみ届く。Webでストリーミングを流しているので、世界中からいろんな反応が返ってくる。

KPFB生放送インタビュー
 KPFAに移動して、生放送番組のインタビューに出演。放送は2バンドあって、KPFAとKPFB。メインはKPFA。この番組はKPFBの番組で、ユースラジオの制作番組とのこと。4人ともスタジオに入って自己紹介したが、S、Kはあいさつのみで終わってしまった。いったい何分くらいで、どんな質問がくるかわからない、まったくのぶっつけインタビュー。質問するほうも、わかってないのによくやるなという感じ。

<インタビュー項目>
・無防備の意味
・アメリカ人から協力できること…京都市議会へのフリードキン氏の働きかけの例
・ネットで英 語のアクセス情報はあるか

1Sweat Shop Free Acta運動
 労働条件の劣悪な企業の商品、サービスを購入しない条例作りについて聞く。
 バークレー大学で学生が10年位取り組んで、今バークレー市での討議になっている。ロスとサンフランシスコでは、既に条例化されている。バークレー市に、そういう企業がある、ということでなく、世界中の該当企業を対象とする。
 ―「実施は難しいだろうな」との日本のメンバーの声に―非核条例で実績あるので、「調査活動も問題ないと思う」。
 30いくつかの団体・教会・労組・大学生・ユダヤ人・キリスト教徒など少数民族などが賛成してくれている。
・バークレーは、第一弾として25000ドルの予算を2週間前に獲得した。いかに必要な資金を作るかがカギ。

平和と正義委員会を傍聴
(1)まず委員が一人ひとりお知らせ、報告
・ブッシュ弾劾決議があがったことの報告
・灯籠流し5年目の準備報告
・スウェット・ショップ・フリー資金を確保したことの報告。祝いたい。
・ブッシュ弾劾決議が満場一致で通った。市議会を市民がいっばいかけつけて囲んだ。それが大きな力になった(前日まで反対、と言っていた議員まで賛成した)。何人かは棄権した。一部の人はお金がかかるかもしれない、と神経質になっている。
・広島から、第3回目のウラン兵器反対集会のチラシが届いている、として配布。
・今回は、一般傍聴者がいないので、一般発言はなし。欠席1人(開会時2人)。
・タイム紙に、バークレーのブッシュ弾劾決議について載っている。
(2)日本の無防備地域宣言運動から(石田さん発言)
(3)姉妹都市の件・・・アフリカのマリとの交流の会の会長が要請発言
(4)スウェット・ショップ・フリーについて・・・1時間近く質疑
(以下、省略)

参加スタッフの感想
 7月 9日から12日(現地発)まで、無防備地域宣言をめざす京都市民の会の呼びかけで、4人のメンバーが、アメリカ・カリフォルニア州にあるバークレー市を訪問してきました。当初の予想を上回る実り多い交流ができ、感激しています。

■ 市民参加が当たり前・オープン・システムへの自信 ■
 今回の訪問の主な目的は、「市民参加のまち作り」について学ぶこと。むこうでは「オープン・システム」と呼んでいました。「市の情報も会議もすべて市民に開かれている」のです。カリフォリニアでは、州法でその基本が決められていますが、バークレーはその最先端を行っているとのこと。
 圧巻は市議会でした。前方には9名の市会議員と市長が並び、向かって市民席(定員123名と書いてあった)があります。開会予定時刻の7時前には議場は、市民でほぼ満席です。議場の外にも人がいっぱいいて、とてもにぎやかで、なんだか華やいだ雰囲気です。
 議題に入る前に、小学生が数十人前に並んで、夏休みのキャンプなどの特別体験プログラムの感想と、市へのお礼を一人ひとり話していました。その後が、パブリックコメント。希望者の中から抽選で15人が、一人2分間、発言できるのです。「低所得者住宅を」「一つの温室プールを」などの訴えが続きます。議場には、自分たちの要求を書いたプラカードを持って座り、アピールしていますが、野次などは一切ありません。必要ないからです。
 議題に入ると、担当委員会(委員は市民)が資料をプロジェクターで写し、説明するのを、みんな熱心に聞き入ります。議会の主人公は市民なのです。

■ 「無防備地域宣言運動」を広める ■
 今回の訪問目的の2つ目は、「無防備地域宣言運動」の報告です。京都市に無防備平和都市条例を直接請求し、議会審議が始まる時に、バークレーから平和と正義委員会委員長のスティーブ・フリードキンさんを招いて話していただいた講演に、多くの市民が感動しました。またバークレー市から京都市に対して、無防備条例制定にむけてのメッセージを発信してもらった経緯があり、そのお礼と報告の意味があったのです。
 バークレーでは、フリードキンさんから平和と正義委員会や議会、市長にしっかりと説明し、理解が得られていることを感じました。トム・ベイツ市長とは、議会の前日に表敬訪問し、30分間交流しました。そして本会議の冒頭に、市長から日本の無防備運動の代表が参加していることが紹介され、京都市民の会の石田哲夫さんが、訪問団を代表してスピーチをしました。
 英文資料の準備不足など、詳しい内容の報告はできなかったのですが、全国15自治体で直接請求し、さらに100自治体での取り組みをめざして運動を広げていることを伝えてきました。京都府向日市や、バークレーの姉妹都市・大阪府堺市でも、この秋に取り組むことを報告しました。英語版ホームページも無いので、海外から日本の無防備地域宣言運動の情報にアクセスすることは、大変難しいだろうと思いました。今後世界に発信していく上で、検討が必要です。



無防備地域宣言をめざす京都市民の会
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