内田康夫って?(著者敬称略)


 あなたは内田康夫をご存じですか? 内田康夫は昭和55年にデビューした
ミステリー作家です。
 今や押しも押されぬ人気で、日本全国にファンがいるのはもちろん、小説は
ドラマになり、マンガになり老若男女幅広い世代の人たちに愛されています。

 推理小説ですから、人は殺されます。ただ、「人が殺されて、探偵が犯人を
推理して真相を解明する」だけではありません。

 内田康夫のミステリーは、「旅」、「歴史」などのエッセンスに、日本古来
から現在までに伝わる文学(小説、詩、俳句、短歌)や、政治、社会問題など
をおり込んでいます。内田文学、文芸ミステリーとも言われるほど。けれども
その割に、誰にでも易しく読め、エログロとしたところがないから、青少年や
女性でも安心して読めます。

 そして、内田康夫ミステリーで最も人気の高いシリーズの浅見光彦シリーズ
はホームドラマとしても、ラブストーリーとしても楽しめたり(^−^)。

 やはり、内田康夫ミステリーの良さはきちんと人間を描くところです。

 被害者の気持ち、被害者の家族の気持ちを描いたり、また加害者がなぜ犯行
に及ばなければならなかったのかも描く。そうして丁寧に描いてくれるから、
読むほうも感情が入りやすく、主人公と同じように笑ったり、泣いたり、怒っ
たり、悲しんだりします。そういう今までの推理小説とは一線を画する面白さ
を生み出したのが、内田康夫です。


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