Profile

 

フロレンシア・ルイス。1977年にブエノスアイレス生まれ。アルベルト・ヒナステラ音楽学校卒業した後、現在彼女はI.U.N.A.の作曲修士課程にあり、Eduardo Percossiのもとでギターを学んでいる。また、ブエノスアイレスの幼稚園の音楽の先生、ギター教師でもある。 彼女自身の音楽活動のほかに、美術展、演劇のための音楽をつくったりしている。
現代音楽、ポピュラーミュージックが絶妙なミックスされた
2 つの手作りのアルバム「Centro」と「Cuerpo は彼女の心の内、鼓動を表現したパーソナルな内容だ。静けさ、柔ら、激しさをかもし出すストリングス、ピアノのアレンジ。短くもらされる言葉とメロディーは深い余韻を残す。簡潔なアレンジとオーケストレーションが曲本来の美しさを引き立たせる。時折姿を見せるサンプリングサウンドや音響、ギターとピアノのインプロヴィゼーションは更に透明感を与えている。
200357日に発表されたフロレンシアのセカンドアルバム「Cuerpo」。125日には彼女のトリオ、アンドレス・ルイズ、イグナシオ・マルジョッタ、エルナン・シュナイダーとの「Cuerpo」発売記念ライブがブエノスアイレスで行われ、フェルナンド・カブサッキ、フェルナンド・サマレアも参加し大成功に終わった。現在3rdアルバムを録音中。これはCentroCuerpo3部作をなす最終作にあたる。フロレンシア・ルイスに目が離せない。

素顔の女は恐ろしい秘密を奥に隠そうとしている。そして素顔のフロレンシアは彼女の箱庭の中を少しだけ覗かせてくれる。箱庭に浮かぶ空。どこからも閉じているが、どこにでも行ける傷一つない空。内向的な少女が幼稚園の先生となり、自分のセントロに人生のクエルポになるかもしれない音楽をやっと見つけた。ロシア文学、バッハ、ジスモンチ、キケ・シネシ、スピネッタ、紅茶、猫そして愛器ホワイトレスポール。彼女の音楽は音響ではなく、まぎれもない彼女自身の人生=音今日だ。隣の庭先で回る回転木馬に乗って箱庭の空を見つけにでかけよう。夢で出会ったフロレンシアの愛猫ベニータに曲り角で出会うかのように、フロレンシアのギターと声が手をつなぎ歩いてくれるかのように。彼女のギターは心の鼓動となり、歌声は空色の血となり、音響は散る雲のごとく毛細血管となり全身に広がる。何とカブサッキとサマレアも彼女の音楽に興味を示しているとのこと。(sh2o)

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