「Mirror」
窓際に腰を下ろしてフォークギター鳴らしては
風たちぬ夕暮れの空に向け歌う
そりゃ碌でもなくポップなんてものでもなく
ましてヒットの兆しもない
ただあなたへと想いを走らせた
単純明解な Love Song
アルバム「深海」の中の一曲。
Loveのような感じがして、やさしい曲調はフォーク系の感じもするが、歌詞通り窓際に腰を下ろして歌うのに最適な曲。
今まで“詞”のような感じでLove song を歌ってたミスチルにとって簡単に語りかけるような歌詞は斬新である。
碌とロックをかけている。
あなたが誰で何の為に生きてるか その謎が早く解けるように
鏡となり 傍に立ち あなたを映し続けよう
そう願う今日この頃です
もっと好きな人を知りたい、解りたい、その為にその人を映し、知っていこうとする恋心。
でも“そう願う今日この頃です”と行動でなく希望となってるトコが、妙な弱さがでている。なんかそんなトコがまた良いなぁ〜って感じさせる曲。
「Every thing(It's you)」
STAY
何を犠牲にしても 守るべきものがあるとして
僕にとって今君が それにあたると思うんだよ
ミスチルの中でも代表的なラブソング。
Everything It's youという通りの歌詞。恋に対しての苦しみもあるが、やっぱ君しかいないっていう感じを歌で明確に表してるのは凄い!
率直に好きというのでなく、“僕にとって今君が それにあたると思うんだよ”という言い回しはカッコイイ!!
こんな事を歌でなく普通に言葉で表したらどうなるんだろう?桜井さんだったらイチコロでしょうね!
「ALIVE」
手を汚さず奪うんだよ 傷つけずに殴んだよ
それがうまく生きる秘訣で
誓いは破るもの 法とは犯すもの
それすらひとつの真実で
迷いや悩みなど 一生消えぬものと思えたなら
ボクらはスーパーマン
最初は静かな始まりのイントロだが、サビにむけてだんだんと盛り上がってくる。
苦悩の中での独自の人生観がでている気がする。
「ニシエヒガシエ」
愛だ恋だとぬかしたって 所詮は僕等アニマルなんです
人は悲しい性をもって 破裂しそうな悩み抱えて
必死で 猛ダッシュです
今までに無い曲調であり、歌詞ばかりに注目を浴びてたが改めて“音”に関しても凄みのある曲。
歌的にはミスチルの中でも1番難しいと思う。カラオケでは怖くて歌えませんよ・・・。
「光の射す方へ」
「電話してから来てちょうだい」って
慣れた言い回しで 合い鍵をくれんだ
マスコミが恐いから結局は
貯金箱の中にそいつをしまった
誰を信用して 何に奮闘して この先歩けばいい?
デキレースでもって 勝敗がついたって
拍手を送るべき ウィナーは存在しない
ニシエヒガシエ同様、コンピューター機材を駆使して作るサウンドはやはり難しいがカッコイイ!
一人の男が現代の矛盾に対し、各フレーズで様々な場面が展開されている。
各フレーズごとに段々と上がってくように展開してく歌詞はまさに“光の射す方へ”向かってるかのような内容。
「終わりなき旅」
難しく考え出すと 結局全てが嫌になって
そっと そっと 逃げ出したくなるけど
高ければ高い壁の方が 登った時気持ちいいもんな
まだ限界だなんて認めちゃいないさ
長期にわたる活動休止から復活した最初の曲。
4人がかかえた今までの活動に対する苦悩とその答えがすべてこの歌詞で現れてる気がする。
どの部分の歌詞を抜粋しようかと悩むぐらい、最初から最後まですべて素晴らしい歌詞を書いている。できれば全部載せたいくらいです。
今まで、自分の中の感情を表わすかのような詞だったが、この歌詞は聴いてる人すべてに“闘争状態からの精神的浄化と精神的自立”を語りかけてる気がした。
ここまで素晴らしい歌詞はもはやカウンセリングに匹敵します!
現状に満足せず、答えが見つからず苦悩し、迷いがあり、様々な思いを解決し、さらに次のステップへの扉をノックし、そのドアを開け、そこに待ってるものとは・・・。
悩みがある時以外にこの曲を聴いても色々と勇気づけられると思う。
これから先に不安はあるが、大きな不安を乗り越えてこそ新しい何かが待っている、決して今のままで満足しちゃいけない、それこそ“終わりなき旅”
「ラララ」
ニュースは連日のように 崖っぷちの時代を写す
悲しみ 怒り 憎しみ 無造作に切り替えてく
明日を生きる子供に 何をあたえりゃいい?
僕に出来るだろうか?
簡単そうに見えてややこしく
困難そうに見えて容易い
そんなLa La La そんなLa La La
探してる 探してる
Mirrorのようなやさしい曲調と歌声の曲。
ごく平凡な現実の生活の毎日をいとも簡単そうに歌っているが、けっこう奥が深い。
歌詞の部分の「ラララ」。そのラララの部分は人それぞれに様々な“何か”に置き換えられると思う。さて・・あなたは?
「つよがり」
蚊の泣くような頼りない声で
君の名前を呼んでみた
孤独な夜を越えて 真直ぐに
向き合ってよ 抱き合ってよ 早く
アルバム「Q」の中で名曲中の名曲。
改めて桜井さんのバラードって凄いパワーがあるなって感じさせる曲。
お互いに愛に対してわかりあえない部分があり弱さもでてるが、いつか向き合える事を願ってる感じがする。
なかなかお互いって何かが分かり合えないものです・・。時には素直になるのもいいんじゃないでしょうか。
話す相手も自ずと狭まってくんだよ
ちっちゃな願いをいつもポケットに持ち歩いてるんだ
これは携帯電話のことらしい。う〜んカッコイイ!
「口笛」
さあ 手を繋いで 僕らの現在が途切れない様に
その香り その身体 その全てで僕は生き返る
夢を摘むんで帰る畦道 立ち止まったまま
そしてどんな場面も二人で笑いながら
優しく響くあの口笛のように
力強い音響ではなくかなりやさしいメロディーの曲。
聴いてて、つい題名通り口笛を口ずさみたくなるような感じになるのはさすがである。
また、歌詞のストーリー性やサウンドから背景がどんどんと浮かび上がってくマッタリした曲。
これは秋〜冬にかけての広いのどかな公園で聴くとベストかも!
「NOT FOUND」
あと どのくらいすれば忘れられんのだろう?
過去の自分に向けた この後悔と憎悪
君に触れていたい 優しい胸の上で
あの覚束ない子守唄を もう一度 もう一度
歌詞としては非常にシリアスなもの。“Over”のような感じもあり、“終わりなき旅”の恋愛バージョンって感じもする。
サビに向かって段々と駆け上がっていくメロディーと歌詞とのギャップがいかにもこの曲全体を象徴している気がする。
僕はつい見えもしないものに頼って逃げる
君はすぐ形で示してほしいとごねる
矛盾しあった幾つもの事が正しさを主張しているよ
愛するって奥が深いんだなぁ
恋・愛に対するお互いの矛盾さが率直に感情となって表れてると思う。
一番最初のフレーズの部分でいきなりこの歌詞!歌詞全体に愛情に対する問いかけがうまく表れてる。
「Hallelujah」
ある時は僕の存在が 君の無限大の可能性を奪うだろう
例えば理想的な もっと官能的な 恋を見送ったりして
だけどこれだけはずっと承知していてくれ 僕は君を不幸にはしない
生きているその理由を互いに見い出すまで 迷って悩んでつかもう
ベストアルバムの最後にふさわしい曲。現代の実情、恋愛など何かに対して訴え、答えを探してるような感じのする曲。
ちなみに“Hallelujah”ハレルヤとはキリスト教の言葉で喜びを表わす。
いつの日か年老いていっても この視力が衰えていっても
そう 君だけは見える
もしかして地球が止まっても 人類が滅亡に向かっても
そう この想いは続く
Everythingのようなカッコイイ言い回し!
「youthful days」
繋いだ手を放さないでよ 腐敗のムードを
かわして明日を奪うんだ
ハレルヤはEverythingのような言い回しなら、この曲はEverythingのように率直に恋愛の感情をあらわにしたような感じ。
メロディーもテンポよく繰り出され、とても聴きやすい。
「優しい歌」
魂の歌 くすぶってた
照れ隠しの裏に忍ばせた 確信犯の声
後悔の歌 甘えていた
鏡の中の男に今 復讐を誓う
イントロの部分が今までとは違う感じのサウンドで始まる曲。“終わりなき旅”以降、さらなる音楽性の進化を目指している感じが伝わってくる。
相手に対しての恋愛を歌う事が多かったが、今回はちょっと違う感じで自分に対しての冒険を歌っていて、最初から最後まで楽しませてくれる歌詞である。
ちょっぴしミスチルにとって斬新な歌でもあるが、最後に“愛する 喜びに 満ちあふれた歌”と歌われている。まさしくハレルヤ!!
「君が好き」
僕の手が 君の涙拭えるとしたら
それは素敵だけど
君もまた僕と似たような 誰にも踏み込まれたくない
領域を 隠し持っているんだろう
実にゆったりとしたテンポのバラード調の曲。
「君が好き」という通り、何のひねりもなく君が好きと伝えてる歌である。
「HERO」
例えば誰か一人の命と引き換えに 世界を救えるとして
僕は誰かが名乗り出るのを 待っているだけの男だ
愛すべきたくさんの人たちが
僕を臆病者に変えてしまったんだ
最初の歌詞の部分、もしあなたなら出来ますか?
自分は無理ですね。そんな私も臆病者でしょう。
でもヒーローになりたい気持ちは野球以外でも未だ現在、常に思っています。
それは、いいとこを見せたいからなのか?地位や名誉の為だからなのか?
本当に地位や名誉もいらない、ヒーローになんかならなくたって良いと思える人は凄い人だと思います。
どんなカッコイイ言葉の中にも弱さがどこかにでてるのが桜井さんの書く歌詞の魅力の一つだと思う。
「くるみ」
希望の数だけ失望は増える
それでも明日に胸は震える
「どんな事が起こるんだろう?」
想像してみるんだよ
長く療養生活をしていた桜井さんの復帰第一作目。
本来は「掌」が主体として売り出されたが、現在はこの「くるみ」のほうが人気を上回っているような気がする。
これは一応、失恋かなんかの歌なのかな?
このプロモは一見の価値があります!
最初はバラエティー性を持ったストーリーかと思ったが、よく見ていくと人生に疲れた中年男性が過去の自分に歌いかけられてる感じのストーリー。
けっこう見ていくとシビアなプロモです。
復帰からいきなり良い曲を作ったなぁ!ちなみに「くるみ」とは何かに置き換えているのだろうか?
もしくは、これから実となって大きくなろうって意味でくるみにしたのかな?