

Excel(エクセル)を使って買いと売りの出来高をリアルタイムで分離するプログラムを作成する。
そもそも株の売買は買いと売りが一対で成り立つのであるから、買い出来と売り出来に分離することに特別な意味があるのだろうか、
と言う疑問がわきます。また、買いと売りに正しく分離できるのだろうか、と言う疑問も沸き上がります。この章では、約定した歩み値情報
から買いと売り出来高に分離するアルゴリズムは正しいか、買いと売りに分離したら何がわかるのかという視点で、売買出来高を説明し
ています。
ここで言う売買出来高とは、買い出来と売り出来の差の出来高のことであり、一般に使われている出来高とは区別します。

下図は株価と売買出来高をプロットしたチャートです。株価の上昇、下降に対して、売買出来高は全体的によい相関があるといえます。
現実的には売買出来高に伴って株価が動いています。ですから、買出来が優勢でも株価が上がらないとか、逆に売出来が優勢でも株価が
下がらない現象が現れ、転換点として観察されます。また図の矢印は売買出来高の乖離点を示し、乖離が大きくなると転換点になります。
売買出来高の分離アルゴリ ズムも正しいようです。アルゴリズムは本文で詳しく説明しています。


過去のローソク足データを売買エネルギー指標(MACD線、Signal線)として数量化した例を下図に示します。
MACD線がSignal線を上抜けすれば買い、逆が売りですが、株価と売買エネルギー指標はよい対応が得られています。
また図には始値_終値_高値_安値と一目均衡表の転換_基準線も表示されています。


過去のローソク足データを売買エネルギー指標(MACD線、Signal線)として数量化した例を下図に示します。MACD線がSignal線を上抜けすれば買い、逆が売りですが、株価と売買エネルギー指標はよい対応が得られています。また図には始値_終値_高値_安値と一目均衡表の転換_基準線も表示されています。


売買出来高の分離には数%の誤差が伴います。その主な要因はつぎのように考えています。 @PCのパフォーマンス不足 A通信速度の不足 B複数のExcelブックを開くことによる演算、通信タイミングの影響
売買出来高の分離には誤差が伴いますが、実用には問題ないと判断している。
4.1 株価と売買出来高の相関
4.2 V_MA(Volume Moving Average) 分析
4.3 ローソク足の数量化
4.4 売買出来高の誤差要因
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