7月30日(月)尾瀬沼へ
今回で3回目の尾瀬。尾瀬沼から燧ケ岳に登り、尾瀬ヶ原を抜け、至仏山に登り、鳩待峠に下るという、尾瀬縦走を計画しました。関越自動車道を走っていると、ワイパーで掃ききれないほどの雨が降ってきました。特に、赤城から沼田の間は酷かった。尾瀬は、大丈夫かなぁ、と不安に掻き立てられながら、尾瀬戸倉に向かいました。
11時ごろ尾瀬戸倉駐車場
並木駐車場にはイベント開催のため、停められなかったので、少し遠い尾瀬第1駐車場に停めました。そこに車を置き、大清水までタクシーで向かいました。このときもかなりの大雨です。着替えるのが大変でした。
大清水〜三平峠〜三平下
大清水 12時30分スタート
スタート直後は、雷も鳴っていて、完全防備でのスタートになりました。一ノ瀬休憩所までは、ダラダラの登りです。かなり飽きます。一ノ瀬休憩所で一息ついて、本格的な山道が始まりました。ここから三平峠までは、急な登りに変ります。高度を上げていくにつれて、雨が弱くなり、三平峠に着くころには、雨があがりました。
三平峠 14時50分
三平峠で一休みしてから、木の階段を下って行くと、尾瀬沼が見えてきました。もうすぐ三平下です。
三平下 15時30分
三平下〜尾瀬沼東岸〜尾瀬沼ヒュッテ
花や燧ケ岳を眺めながら、リラックスした足取りで尾瀬沼ヒュッテを目指します。
尾瀬沼ヒュッテ 16時30分
今日の宿は、尾瀬沼ヒュッテです。夕食を済ませてから、大江湿原に出かけました。
大江湿原
今年の大江湿原は、ニッコウキスゲがあまり咲いていないという評判どおり、黄色の絨毯までは程遠いものでした。春の霜に蕾がやられた、とタクシーの運ちゃんが言っていました。
7月31日(火) 燧ケ岳
二日目は、かなり長い行程を計画しました。東北一の高さを誇る「燧ケ岳」に登り、尾瀬ヶ原を縦断し、山ノ鼻まで行くというメチャクチャハードな行程です。
5時 尾瀬沼ヒュッテ スタート
昨夜のうちに朝弁当を小屋で作ってもらい、朝の4時起き、5時スタートです。
燧新道分岐〜燧(長英)新道〜ミノブチ岳
昨晩かなり雨が降っていたので、足元は最悪で、田んぼ状態でした。踏みところを間違うと、膝下ぐらいまで泥のなかにいってしまいます。もちろん、登山道もまるで沢。沢のぼりをしているみたいでした。
ミノブチ岳 8時50分
だらだらの登りから、きつい登りに変わり、そこを登りきったら、突然稜線に出ました。
ミノブチ岳〜俎ー
ミノブチ岳で小休憩をしてから、燧ケ岳の2番目に高いピーク俎ー(2,346m)に向かい快適な稜線歩きの開始です。
俎ー 10時00分
かなりの岩の急登を登りきると、岩がごろごろした俎ーに到着しました。
俎ーを後にし、次は燧ケ岳最高峰であり東北最高峰2,356m「柴安ー(しばやすぐら)」に向かいました。
柴安ー 10時40分
下山開始 11時40分 柴安ー〜見晴新道〜見晴
登りは、ガスがかかっていて、展望が開けたり無くなったりでしたが、下山ごろになると晴れてきて、最高の展望になりました。
下山は、高山植物がたくさん咲いていました。左からフウロ?・タカネニガナ・タカネヤハズハハコ・イワオトギリ
空の青と森の緑のコントラストが最高です。
下山 14時50分 見晴〜山ノ鼻
今回は、下山後も結構歩きます。見晴から山ノ鼻まで4.5km。今晩の宿、至仏山荘まで、後一息です。
17時00分 山ノ鼻
この晩、とても幻想的な光景を見ることができました。それは、尾瀬の夜の中の宝石。あんなに多くのホタルを見たのは初めてでした。
8月1日(水) 至仏山へ
尾瀬3日目。尾瀬ヶ原のもう一つの百名山、至仏山へ。ここは、花の山でもあり、とても楽しみです。天気も朝から晴天。5時40分スタートです。
至仏山荘から登山口まで朝もやがかかっていて、とても美味しい空気が流れていました。
至仏山登山口〜高天原
登山口からいきなり急登が始まります。ここは、燧ケ岳と違い、階段等が整備されていて比較的登りやすいです。しかも、森林限界がすぐに来ます。森林限界を超えたら、蛇紋岩の岩登りが待っています。
森林限界を越すと、花が時折、姿を現してきました。
左からミヤマウイキョウ?・ニッコウキスゲ・タカネニガナ・イワシモツケ・キンコウカ
左からコバギボウシ・ホソバヒナウスユキソウ・?・ニッコウキスゲと燧ケ岳・コオニユリ
ワタスゲ
8時30分 高天原
蛇紋岩の鎖がある急登を登りきると、そこは別天地。お花畑が広がります。特にタカネナデシコの群生が素晴らしかったです。
イワシモツケの群落が広がっています。
左からイワシモツケ・コバギボウシ・イワシモツケ・コバイケイソウ・ホソバヒナウスユキソウ
この蛇紋岩の間に、いろいろな種類の高山植物が咲いています。ここまで登ってきて見るからこそ、高山植物が引き立つんでしょうね。登るまでの間、自分が自然と同化し、いかに弱い存在か思い知り、その厳しい自然の中でも、きれいに強く咲いている高山植物に惹かれるんだと思います。
山頂へ
お花畑が広がります。
アズマギク・ミヤマリンドウ
山頂(2,228m) 10時00分
山頂は、賑やかでした。鳩待峠から登ってくる人と山ノ鼻から登ってくる人。不思議と山に登ると、見知らぬ人にも話しかけてしまいます。360度の大展望。富士山も見えました。
至仏山〜小至仏山
ここの稜線は、とても素晴らしいです。2年前に来た時は、展望ゼロでしたが、今回はこの青空。
小至仏山山頂 11時10分
稜線を歩いていると、山ノ鼻から来る人より、鳩待峠から来る人の方が多かったです。8月1日からマイカー規制が解禁になったせいでしょうか
左からチングルマ・ウサギギク・オトギリソウ・ミヤマリンドウ
トンボや小さい虫もたくさんいて、秋の気配がすでに漂っていました。
カラマツソウ・ギンリョウソウ・アヤメ
鳩待峠 13時40分
今回は、かなり強硬日程を組みました。しかし、そのかいもあってか、かなりの尾瀬満喫ができました。大江湿原のニッコウキスゲの群落、燧ケ岳の男性的な力強さ、尾瀬ヶ原の懐の深さ、夜のホタル、至仏山の女性的優しさ。次回は、草紅葉の時に行ってみたいです。