青空とそよ風と大地と
   春の訪れは   
目次
(1)春のきざし  
(2)春が訪れる日  
(3)花々  


 は、ウメから始まってモモやスモモ、コブシの開花、サンショウ(山椒)の芽吹きなどが続いていく。 このような春の訪れの年々の変化を、見てみよう。

(1)春のきざし
 ウメの花は、まだまだ寒さが残っている早春の花。 モモやスモモの花は、冬に別れを告げる華やかな花。 フジが咲けば、本格的な春。 そして、キウイが咲きだせば春の終わり、夏の兆し。

ウメ(白色の「白加賀」


ウメ(桃色の「月世界」


ウメ「南高」


「加賀地蔵」


「紅さし」


「青軸」


「鶯宿」


「梅郷」

モモ「大久保」


スモモ「太陽」

コブシ


フジ


キウイ「ヘイワード」

サンショウ


キウイ「ヘイワード」

(2)春が訪れる日

木々の春の訪れ(ウメ、モモ、スモモ、コブシ、フジ、キウイの開花日とサンショウ、キウイが芽吹いた日)

 早春の花であるウメの開花日は、年による変動が大きい。 年末から1月にかけての寒暖が、開花時期に大きく影響するようだ。 早い時期の開花は、受粉後の幼実が寒さに曝されてしまう可能性が大きい。 そうすると、実の成長が阻害されてしまう。 開花時期が、梅の実の豊凶を左右することになる。 ウメの開花が早くなったり遅くなったりという長期的な変化の傾向は認められない。
 モモスモモの開花日については、ほぼ2週間の範囲に収まっていて、比較的安定している。 この20年間の開花日の推移をみると、数日程度の前進があるように感じられるが、統計的な有意差はないようだ。
 平成18年(2006年)は、ウメやフジの開花が遅かった。 特に、フジは1ヶ月ほども遅れて咲いた。
 平成10年前後(1998年前後)と平成14年(2002年)での早めの開花とは、対照的である。
 平成23年の開花は、例年よりも貧弱である。 ウメとキウイの開花については昨年よりも早かったが、それ以外のモモ、スモモ、コブシ、フジの開花とサンショウ、キウイの芽吹きは遅い。 特に、キウイの芽吹きは、今まででもっとも遅い。 前年の5月・6月の低温傾向と8月・9月の少雨の影響か。
 平成24年の開花も、晩秋から冬にかけての低温傾向と、冬季の無降水(本格的な降雨は、2月になってから)の故であろうか、ウメ、スモモ、コブシの開花やサンショウの芽吹きが遅い。 モモの開花や、キウイの芽吹きは、昨年並みである。
 キウイの芽吹きの時期については、多少の波はあるものの、この20年余のスパンでみると、後退傾向にある。 平成初期には3月中の芽吹きも珍しくなかったのに、最近は4月中旬まで遅くなっている。 3週間以上の遅れだ。 モモの開花が3月末〜4月初頭でほぼ一定しているのとは、対照的である。
 ところで、沖縄の桜の開花が、気温の低い山の上から、気温の高い下に向かって進んでいくと、聞いたことがある。 山の高いところにある桜の方が、冬の寒さに、より強く感応するからであると。 そういうこともあるから、芽吹きの後退現象から、寒冷化に向かっているとの速断は、しないほうがよい。
 2015年のキウイの開花時期をみると、この数年で前進傾向にある。 5年前に比べると、10日ほどの早い開花である。 しかし、5月上旬に開花したこともあることに比べれば、この数年の変化は寒暖の波による遅早の範囲内であろう。

(3)花々

クリスマスローズ


サクラソウ


リナリア


パンジー「LRアリル」


ナデシコ「美女なでしこ」

ヒヤシンス


アネモネ


ストック


ラナンキュラス


スカシユリ「グランクルー」


ハナショウブ


スイセン

ユキヤナギ


ハナミズキ
(背景は新緑のコブシ)

イチゴ「北の輝き」


ブルーベリー「ウッダード」


ワサビ「六方沢」


オオムギ「ワセドリ二条」


ラッキョウ(秋)

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