青空とそよ風と大地と
   ピーマンとトウガラシ   
目次
(1)品種について  
(2)育苗  
(3)定植  
(4)成育中  
(5)定植後7週目  
(6)定植後10週目  


 ピーマンやトウガラシは、比較的作りよい作物である。
 食品売り場のピーマンは、どちらかといえば、若取りである。 若取りすれば、光沢のある深緑色の果皮の新鮮さが人を引きつける。
もう少し収穫を遅らせると、緑色の表皮が次第に黄色になりやがて赤色に変色してしまうが、それにともなって果肉の甘みが徐々に増えてくる。 栄養成分も増加するという。 しかし、見てくれを重視する市場性を考えれば、どうしても早期の収穫になってしまう。 家庭菜園での強みは、食品の外観を気にすることもなしに、遅取りによる果肉の甘さと栄養を重視できることだ。 ただ、収穫を遅らせて中身を充実させると、その分だけ木に負担が増えてしまう。 木になっている果実の数は一定になっているようで、収穫を遅らせることにより収穫量が大きく減ってしまう。 これは、栽培本数を増やせば解決できる。
 辛みのないトウガラシは、ピーマンとは違ったおいしさがあり、トウガラシの方が適した料理もある。
 ピーマンとトウガラシの露地栽培での唯一つの難点は、枝折れである。 ちょっとした風が吹くと、枝が簡単に折れてしまうのだ。 これの対策として支柱への結束を確実にする必要がある。
 ナス以上に寒さに強くて、霜が降った後でも葉は青々としていて果実の収穫も可能である。 しかし、一般的に通常栽培の時期から外れた野菜は美味しく感じられないが、晩秋のピーマン、トウガラシにおいても盛夏での味には敵わない。 今シーズンの収穫を終了し、片付けてしまうことになる。

(1)品種について
 ピーマンは「京みどり」、トウガラシは万願寺タイプの「甘とう美人」である。

(2)育苗

播種2週間後
 ピーマンとトウガラシは、2月12日に128穴のセルトレイに蒔く。 これらは吸肥力が高いので、少量の培土で大きく育っていく。 そのため、このセルトレイのままで、定植まで育苗する。 ポットへの植え換えをしない。 セルトレイで2ヶ月育てた苗は、定植可能な状態に・・・。

播種後2ヶ月

(3)定植

定植2週間後の
「京みどり」

「甘とう美人」
 4月24日に定植した。 45cm間隔である。

(4)成育中

ビーマンの「京みどり」

万願寺タイプの
「甘とう美人」
 定植して4週間が経過した。

(5)定植後7週目

「京みどり」

「甘とう美人」
 定植して7週間、花が咲き始めた。

(6)定植後10週目

「京みどり」

「甘とう美人」
 定植して10週が過ぎ、収穫適期の実が、あちらにも、こちらにも。
 「京みどり」を色が付くまで収穫を遅らせると、青いピーマンと比べると、格段の甘みがあるものが得られる。 青取り用ピーマンの色付きは、通常、商品として購入できないレアものとして、ひと味違う美味しさである。

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