『鈴木君のベタな日常2』

登場人物
  鈴木 男
  田中 男
  山本 男 (両でも可)
  木村 男 (両でも可)
  黒星 男 (両でも可)



田中:日曜日、今日も暇や…鈴木呼び出そ、
 ………――――――――― 鈴木:なんや、今日も誰も相手してくれる奴おらんのか?
田中:まぁみんな忙しくてな…
鈴木:お前、ホンマは友達おらんやろ…
田中:アホか!めっちゃおるっちゅうねん!!    魚屋のゲンさんに酒屋のたっちゃんに公園でテント張ってるノブさんに・・・
鈴木:どういう交友関係やねん!?まぁええわ…
田中:公園のノブさんはエジプト料理の名人で朝昼晩ハメーム食べてんねん
鈴木:知らんがな!・・・ってハメームって鳩の丸焼きやん!!
田中:お前、変に詳しいな…
鈴木:とにかく今日は何するねん?
田中:あー、ゲームとかする?
鈴木:ゲームか…ええよ
田中:おとゲーとか今ハマってんねんけどな
鈴木:音ゲーね、最近イロイロ出てるね
田中:昨日も買ってきてん。コレ
鈴木:ん?「ときめき弟倶楽部」って、そっちでおとゲーかぃ!!
田中:主人公の兄貴が弟を育てて立派なネコにする弟育成ゲームや
鈴木:めっちゃBLやん。。。アカン、    俺そっちの趣味ないから…気持ち悪なってきた。    ゲームはやめて外行こう
田中:あぁ散歩ね、別にええで
田中:目的ないしとりあえずどこ行こか?
鈴木:別にどこでもええよ
田中:ほな、温泉いこか!
鈴木:なんでいきなり温泉やねん!!
田中:温泉気持ち良いやん、    温泉に行きたくないような、やましい事あるんか?
鈴木:言うてる事がわからんし…じゃあ温泉でええわ…
田中:温泉言うたら…やっぱ、湯けむりに殺人事件やね
鈴木:いや、それ火サスの見過ぎ・・・
田中:って歩いてたら…あ、死体や!
鈴木:うわっ!?えらいことやないか!    警察や…警察に電話せな・・・
田中:あいにく携帯は圏外やし、近くに公衆電話も民家もあれへん
鈴木:とりあえず誰かに知らせて通報してもらわなアカンやろ!?
田中:ここからやと、人里まで3時間はかかるで
鈴木:お前、俺らどこ歩いててん・・・
田中:そんなことより、まずは検死や
鈴木:そんなんシロートがやったら逆にややこしくなるやんけ!
田中:大丈夫、こう見えても俺、警視総監と同姓同名の奴と親友やから
鈴木:それ、関係ないし・・・
田中:死後硬直が始まって3年って所か…
鈴木:3年も経ったら、もう死体腐乱してるやん…
田中:気をつけろぉ、まだホシはこの辺に居るかもしれないぞ!
鈴木:いや、普通3年も現場にたたずんでへんやろ!?
田中:ホシは必ず現場に戻る!
鈴木:微妙に大きく間違えてるね・・・
田中:つまり、犯人はこの中の誰かという事やな
鈴木:って、俺ら2人やん!!
山本:そんな!?
木村:誰なんだ!?犯人は!
黒星:早く犯人を捕まえてください警部さん
鈴木:って…お前ら、どこから現れてん!?
田中:ガイシャは背後からこの押しピンで心臓を一突きにされ・・・
鈴木:押しピンって!?…押ピンで心臓届かんし・・・
田中:出血多量による溺死だな・・・
鈴木:押しピンで出血多量って…いっぱい刺さなアカンし…    溺死も間違えてるで・・・
木村:山本さんは被害者の山田氏にお金を借りていましたよね?
鈴木:あぁ金銭トラブルか…こわいなぁ
山本:あ…あれは自動販売機で10円足りなくて・・・
鈴木:絶対それ、動機じゃない・・・
山本:そういう木村さんも山田さんと言い争っていたじゃないですか!
木村:あれは…山田さんがタコ焼きにキャベツを入れるのは邪道だって言うから・・・
鈴木:まぁキャベツ入れるのは間違ってるな・・・
木村:そういえば知ってますよ、    10年前、黒星さんの息子さんを引き逃げたのは    被害者の山田さんですよね!?
鈴木:おぉ、これは明らかな動機や!かなり臭いな
黒星:そのおかげで息子は…うぅ・・・
田中:犯人がわかりました…犯人はお前か?
鈴木:なぜ疑問系!?
木村:なぜわかったんだ!?
鈴木:えー!?犯人、黒星じゃないの!?
田中:状況証拠が犯人を語っている…しかし、決め手は殺人動機!
黒星:どうしてもキャベツを入れたかったんです・・・
鈴木:それ木村さんのセリフやん・・・
黒星:私のセリフ少なかったもんで・・・
田中:黒星、窃盗の現行犯で逮捕する!
鈴木:いや、その前に殺人やろ!?
田中:ええねん、山本さんは特殊メイクの仕事してる人やから
山本:田中さんもう死体の人形持って帰っていいっすかぁ〜?
田中:いいよ〜
鈴木:って…それ、人形かーい!?
木村:黒星連行します
黒星:鈴木さんセリフ多くていいっすね・・・
鈴木:そういう問題なんか?なんか疲れたわ・・・
山本:じゃあみんなで温泉でも入りに行きますか
木村:黒星は留守番ね
黒星:マジっすか〜!?