第2話「坊やだからさ」
第二話 「坊やだからさ」
01:00(ぜろひとまるまる)
我が基地は敵(ゴキブリ)の急襲を受けている
すでに基地の大半が壊滅状態
現存勢力で何とか敵を包囲しているが
(怖いので部屋の外から中の様子を伺っているが)
戦況は厳しい
なんとか増援(弟)が来るまで持ちこたえねば
ドアの隙間からチラッと中をのぞいてみる
ブーン
「キャァァァァァ!!」
ドア バタン!
ものっそい飛んでる!すっごいアクティブ!
「いやっ、もう耐えられない。ガメラっ殺してっ」
ドアの前で取り乱す俺
その時
「兄貴、だいじょぶか?」
来た やっと弟が来てくれた
「コノヤロー、待たせやがって」
まったくヒヤヒヤさせてくれるぜ
オレ「遅いぞ軍曹(弟)アレ(ゴキジェット)持ってきたか?」
弟「ほらっ、ちゃんと2つ持ってきたぜ。1丁(缶)持ってな」
さすがは軍曹、幾多の戦場を潜り抜けてきただけのことはあるな。頼りになるぜ
弟「戦況は?」
オレ「あまり良くはないな。自分の目で見たほうが早いだろう」
ドアをそーっと開けて中を覗き込む弟
ドア バタン!
弟「飛んでる!超飛んでる!」
さすがの歴戦の勇者も動揺の色は隠せないようだ
ここは隊長の私がリーダーシップを取らねば
オレ「よしっ、ここ(ドアの外)は俺に任せろ
オレのことは気にせず戦ってきてくれ、死ぬなよ」
弟「ハア?何で俺が行くんだよ、兄貴が行くに決まってんだろ?」
ふっ さすがは弟だ
場の空気に流されやがらねえ
そうだよね
だって僕の部屋だもんね
僕が行かなきゃだよね
心の準備中
「シンジ君行けるわね?」
逃げちゃだめだ×3
(ざーんーこーくなてんしのファララ〜)
オレ「援護を頼むぞ軍曹」
弟「わかってる」
オレ「やばくなたらすぐ逃げるからな」
弟「わかってるって」
オレ「・・・ドアとか閉めんなよ」
弟「早く行け」
オレ「ハイ」
そっとドアを開けおそるおそる中に入る
いない!?どこに行きやがった?
目標α(アルファ)をロスト!
レーダー索敵最大
音だ 音を聞き分けろ
訓練どうりやればいけるはずだ
カサッ
オレ「ピキーン(ニュータイプ音)そこだ!当たれぇ!」
物陰に向かってゴキジェットの集中砲火
立ち上る消炎(ゴキジェット)の匂い
ここは戦場だ、帰ってきたんだ
程なくして物陰を確認
いた、ピクピクしている
目標α完全に沈黙、隊長作戦成功です
ふう つらい戦いだった
だが戦場ではくだらん甘さが命取りになる
オレ「坊やだからさ」
弟「兄貴!足元!」
!
オレ「キィヤァァァァァァ」
ゴキブリ2匹目が僕の足の上を通過
オレ「うわぁぁぁぁ」←本当に情けない声
即効で部屋から出ようとする俺
びびってドアを閉めようとする弟
オレ「いやぁぁぁ!開けて開けてぇ!」
ドアをぶち破らん限りの体当たり
なんとか脱出できた俺
廊下の先まで逃げている弟
オレ「なんで閉めるんだよぉぉぉ」
弟「ごっごめん。こっち来そうだったから」
だからって閉めちゃだめだと思います
事件はリアルタイムで進行中
第3話へ続く
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