ナフォヌ・タトカ・ツアーズ 

村内見学、生活のノウハウを学習、飲み物、ローカルフルーツ) 月曜日〜金曜日900 1400 出発 土曜日午前中のみ

ポートビラから車で15分。ラグーン湾にかかる橋を超えて1キロほど、右に入ったところに村はあります。

  村人はフテュナ島出身の人たちで、9年前カスタム村が開かれました。

 村へのゲートを遮るのは、ナメレの葉っぱ、これはバヌアツ国旗にも描かれ、昔から「平和のしるし」をあらわし、来客者を敵とみなさず歓迎するという意味です。

 このカスタム村には7つのサイトがあります。順次、説明していきましょう。

 @食糧の地下貯蔵庫

地面に穴が掘られて、生姜科のワイルドジンジャーの葉が敷き詰めてあります。これは、何に使うのでしょうか?

バヌアツにはサイクロンが来ます。11〜4月までの間です。この穴は食物の貯蔵用です。サイクロンが来れば、バナナが落下します。そのバナナをさんご礁の石ですりおろし、2週間天日に干して水分を飛ばし、バナナの葉に丁寧に包み、その包んだものをさらにワイルドジンジャーの葉っぱに包んで、土中に埋めます。この葉は防水性にすぐれ中まで水を通しません。

6ヶ月ごとに掘り起こし、新しい葉に取り替えます。こうすることによって、5年でも持ちます。取り出したバナナは腐ったチーズのような匂いがしますが、海水で洗えば消えます。それをココナツと混ぜてラップラップ(焼き石で蒸し焼きにする郷土料理)にすれば、普通のバナナのラップラップと同じようなものが出来ます。食糧が無くなったときの非常食になります。

バヌアツには150の文化と150の言葉があり、今でも48の部族がジャングルのなかで、昔の生活様式の生活をしています。

 A動物の罠

 バヌアツには、白人が持ち込んだ牛、馬、ヤギ以外に大型の獣はい
 ません。

・野生のブタを捕るにはココナツを餌に、足を引っ掛けたとき、枝が跳ね上がるわなを使います。

・野生の鶏もココナツを餌に籠に誘い込み、入ったところで籠が落ち、籠が閉まる装置をつかいます。

・こうもりを捕るには先に刻みの入った矢で射ます。

     先が重く、丸くなった矢は、木に刺さることなく下に落ち、矢を無くすことなく狩猟ができます。

     矢の部分はワイルドシュガーケーンを使い、鏃とは紐で結わえ、樹液で固めます。弓はバニアンの木です。

 バヌアツでは、魚釣りと狩猟はスポーツです。

C薬草

 赤い葉の植物はコリウスといい、鉄分を多く含み女性が妊娠すると毎朝、この絞り汁を9ヶ月飲用します。また、頭の痛いときはこの汁を鼻の穴から吸えば治ります。脳の血管に作用して痛みが取れます。

また、この絞り汁と炭の粉を混ぜたものでタトウを入れます。今はファッションで入れますが、昔はタトウによって何処の出身か?既婚か未婚が判りました。北部の島では今でもこのしきたりを守っているところがあります。

 ユリ科の植物はマドナリリーといい、生まれた子供が産声を上げないときは、この中央のサヤの部分からココナツジュースを赤ん坊の口の中に注ぎこみ、この筒を口の中で回転させ刺激することによって、産声をあげます。逆さまにして、背中を叩くことはしません。

 ココナツの外側の部分を歯で剥きます。これはバヌアツ流の歯磨きであり、また、歯とあごを鍛えます。若いココナツの実は、「セカンドママ」とも言って、実に小さな穴を開けて、その穴から赤ん坊にココナツジュースを母乳代わりに飲ませます。

 

 

Dカリバニズム

 バヌアツの人は大昔、インドネシアからソロモン経由で渡来したと考えられています。

 バヌアツはその昔、人食いでした。記録に残る最近のものは北部の島で1969年行われました。宣教師のお陰でこの習慣はなくなり、今は平和に暮らしています。

 18世紀バヌアツの人口は100万人を数えましたが、現在は20万人あまりしかいません。その原因は白人のもたらした伝染病、「ブラックバード」と呼ばれるオーストラリア、ニューカレドニアなどの海外への奴隷に近い労働者の狩り出しによるものです。

 エファテ島の北部にいたロイマタと呼ばれるチーフの遺体には右うでに50個、左に50個の輪を描いたブタの牙がはめられていました。これは100人の妻がいたことを意味します。

また、バヌアツは男社会、男の戦いの歴史であり、女性は社会的に身分が低く、絶対チーフにはなれません。北部の島では女性が結婚するとビッグナンバス族では2本、スモールナンバス族では1本の上の歯が抜かれました。ちなみにブタの牙が輪を描くには15年かかります。

E     料理は女性の仕事になっています。ブレッドフルーツ(パンノキ)の実を焼いています。

マット(ござ)を編んだり、籠を編むのも女性の仕事です。フテュナのバッグは織りが細かく、上品で人気があります。材料はパンダナスという植物の葉っぱです。

 

 

 

 

 

F       バニアンツリーの中で火を囲んで眠りに付きます。

 

 

  お別れは男性たちのダンスと生演奏です。








ナフォヌ・タトカ・ツアーズ (Nafonu Tatoka Tours)

E-Mail:  tatokatours@vanuatu.com.vu

 

上記インフォーメーションは20072 月現在のもので、ツアー内容、料金などは予告なしに改訂されることがあります。また催行人数、天候、交通機関などの事情により、内容の変更、中止の場合もあります。

               JICAバヌアツ国 シニアーボランティア
                           
観光促進担当 仲 誠一

         2007225日作成 (禁転載)


エカスップ村 ツアー Ekasup Village Tour

B海での漁

 バヌアツ人はメラネシアン人です。南太平洋でもフィジーなどは、肌色の少し浅いポリネシアン人です。

 ポリネシア人は海に強く、メラネシアン人はジャングルに強いといわれています。

     漁にはカヌーで出かけます。写真は釣り針と釣り糸です。糸はブラウ(野生のハイビスカス)の中皮の繊維をよったものを使い、針は、石、骨、あるいは貝などを使います。餌は、ヤドカリなどを使い、石を錘に海底まで沈め、糸を引くことによって、錘の石をはずします。そして、魚が食いつくのを待ちます。当りがあっても2回目の引きまで待ちます。最初で引き上げると魚は逃げてしまいます。

     ロブスターは戻りの付いた籠を午後海に沈めてとります。夜行性だからです。子供の数だけ籠を沈めます。餌はタコ、多いときには一つの籠に3匹ぐらい入ります。籠を沢山沈めるのは、15人の子供がいたら、中には出来の悪いのもいるからです。

     写真1枚目、男性の足元に葉っぱを縛り付けたプラカード状のものも漁に使います。40人ほどで個々にこれを持ち、海で円陣を組んで魚を追い込みます。この植物の汁が海水に溶け出して、水中を酸欠にさせて、魚を取ります。この漁は年に数回しか行われません。

     変わったところでは、蜘蛛の糸で魚を捕ります。股木に蜘蛛の糸を絡ませて、水面を引き太陽の光を受けて輝くところに水面を泳ぐ魚が乗ってきます。そこに貼りつかせて捕まえます。蜘蛛は子供のおもちゃにもなります。バヌアツには52種類の蜘蛛がいますが毒をもつものはいません。

     さんご礁の魚には銛を使うのではなく、弓矢を使うこともあります。



ヤシの木のぼり

こちらの人はいとも簡単にヤシの木にのぼります。畑に出かけても、山に登っても、喉が渇くと近くのヤシの木に登って、ヤシの実を落とし、そのジュースで喉をうるおします。

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