ヴァヌアツ通信 第2

 発行人 器 ポルセラン陽子

nakaporzellan@ybb.ne.jp

2005.12.01発行


師走? 先生は走らず ー夏休みー

 首都ポートビラには、南太平洋大学(USP)の法

学部と南太平洋の言語学部があります。USPは総合

大学ですが農学部はサモア国に、経済学部他はフィジ

ーにあり、南太平洋の12カ国の学生が
E-mail、ビデ

オ、通信衛星などで学べるようになっています。

南太平洋大学のキャンパス

                 1112日より夏休みに入り、来年2月初めまで授業はあ

りません。ちなみに、ここの義務教育は小学校の
6年間のみですが、「Education for All(すべて

の人に教育を
)」と題して、近々、8年間に延長される予定です。教育に力を入れて来ています。

ビスラマ(Bislama)語 

国語なのに何故 学校で使用禁止????

ビスラマ語は英語をベースに出来ています。

ビスラマ語で自動車は『 Trak 』 (トラック)で乗用車からトラックまでを含みます。

子供が乗用車の絵を描いて それには、英語でa truckと題をつけています。

 a carではないのです。 車は種類によってそれぞれ呼び名があるわけですが、ビスラマ語

では、ひとつの言葉しかありません。覚えるには楽ですが、細かい言い回しが出来ません。

学校で教えないのは、まだ言語として確立されていないのと、仮にビスラマ語と英語を同時

に習うと、あたまの中で混乱して、正確な英語教育が出来ないからです。

   子供たちは、家庭で、街でビスラマ語を覚えて行きます。それプラス村で部族の言葉も覚えます。

語学研修の総仕上げとして、117日より2泊3日で、ポ

ートビラから60km離れたエパオ村でビスラマ語だけの生

活を体験しました。電気は日本の援助でソーラシステムが

ついているのですが、農業での自給自足では、維持費が払え

ない家庭もあり、各戸にまで行き渡っていません。

エパオ村でのホームステイ

日が暮れれば、灯油のランプがともされます。トイレは住宅に隣接した小屋で簡易の水洗で、

シャワー小屋が横に併設されています。日が暮れて食事が終われば眠ります。

家族みんなで出来る範囲の農地・農作業、タロイモは親芋を引き抜いてその下の小芋を収穫

し、また植えなおして、次の小芋の成長を待つといった農法です。

子供たちは裸足で走り回り、こんな生き生きとした表情の子供を見るのは本当に久しぶり、

小学生が一生懸命たらいでお洗濯、板を使っての手洗いです。

食べる物にも、住むところにも、着るものにも困らず、日が

暮れれば寝て、日の出と共に1日が始まる。何が本当の幸せか

考えさせられました。

陽子の一言

    ― エパオ村でのウルルン体験 ―

      蚊帳で寝るのは何十年ぶり・・・

懐中電灯持ってのトイレ・・・

   満天の星が今にも 降って来そう

    またミリンダ(四才)に会いに行こう

ヤシガニと有田焼

 市場で待望のヤシガニ(\2,000)を購入、夜中に台所

から逃亡を試みたが有田焼のお皿に鎮座、胃袋の中へ。

 味は海老と蟹の中間とい

ったところ。最近は収穫

量が減って、禁捕獲期間

が設けられています。

西宮「甲陽園・器ポルセラン陽子」休業中でご迷惑をおかけしています。

20051018日こちらに到着後、あわただしくも新鮮な毎日を送っています。「ヴァヌアツ通信」を

発行してみました。是非ご愛読ください。− 仲 陽子 ・ 誠一

皆さまからのお便りお待ちしています。アドレスは    nakaporzellan@ybb.ne.jp(従来と同じ)


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