ヴァヌアツ通信 第7号
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2006.05.01発行

― 観光促進に力を入れるバヌアツ ― これと言った産業のないバヌアツにと
って、観光はGDPの20%を占める稼ぎ
手であり、私の所属する観光開発局でも、
観光教育に力を入れています。
何しろ人口20万人の国です。アデラさ
ん一人で島を飛び回って、島の観光産業
(政府の観光開発局は6人で全国の観光行政を行っています) 受講生は広く一般から募集、1週間
2,500円の受講料を払って受けに来ています。観光産業に関する講義と半日のホテルの厨房見学が組
み込まれていて、最後の日に、修了証書がもらえます。これが就職の際にどれぐらい役に立つかは
わかりませんが、熱心にノートをとり真剣そのものでした。
これは、政府の教育ですが、ヨーロッパ共同体の援助によるフランス系の専門学校もあります。
ここでは、学生が理論を学ぶと共に、自分たちで料理を作り、学校に付随するレストランで実際
の研修を行っています。昼食と夕食ともに950円で、飲み物は持ち込みです。お客様より従業

ナタングラ・レストラン
員のほうが多く、セットメニューですが、注文を聞
くところから始まります。お料理の置き方もバラバ
ラで、「こちらが正面ですよ」と、お客が教えたり、
飲み物を運ぶ手が震えていたりと、その真剣さと
初々しい姿がほほ笑ましい。

4月23日キリスト教系のモンマルトル中高
等学校(中学3年、高校4年)の学園祭があり
ました。ここはオーストラリアの援助で出来た
フランス語系の全寮制の学校で、9割が離島か
ら来ています。ここの学生はエリートで、大学
の進学率もトップ、隣国ニューカレドニアの大学や、南太平洋大学に進みます。

隣国ニューカレドニアまでの国際線往復航空券、○等は生き
たブタ、ニワトリだったのには驚きました。でも何かの手違
いで、抽選が出来ず、5月に入ってから抽選、でも誰も文句
を言わす、夕暮れの長い道を歩いて帰っていきました。若い
人達が、自分達の文化を受け継いでいるのに感心しました。
初来バヌの友人夫婦からの便り
タンナのボルケーノの真っ赤な溶岩のように、どこま
でも伸びてゆくココ椰子の青空のように、澄み切った南太
平洋の海のエメラルドのように、長い睫毛に縁取られたニ
イバツの子供たちの瞳のように。 本当にありがとう。
生きているしあわせとそのエネルギーをわきたたせてく
れたバヌアツに乾杯! −天草乙女―
「甲陽園・器ポルセラン陽子」休業中でご迷惑をおかけしています。
今月11日にトンゴア島、イタコマ村のチーフ(酋長)の就任式があります。村では30数年ぶりの儀式
とか。「ヴァヌアツ通信6月号」に載せたいと思います。是非ご愛読ください。 − 仲 陽子・誠一