ヴァヌアツ通信 第11

 発行人 器 ポルセラン陽子

nakaporzellan@ybb.ne.jp

2006.09.01発行



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ガイドブックに書いていない 祭り

タンナ島・トカダンス

一晩中 踊り明かす

    このエネルギー

 もうもうと上がる土煙、パンダナスの植物で作ったカラフ

ルな腰みの、顔にペイント、髪に羽の飾り物を挿し、大地に

足を「ドン・ドン」と踏み鳴らし、歌い、踊ります。「トカ

ダンス」元は収穫祭であったものが、今は他の村に食べ物を

分け与え、村相互の親睦と統一の祭りとなっています。準備

は数年前からはじまり、ブタ、ヤム芋、カバ(カバ酒の材料)

などの育ち具合を見て、開催日を決定。この祭りのために新

しい歌を作り、練習します。各村でコスチューム、フェース

ペイント、踊り、歌も異なります。タンナには
12の大きな村

があり、そのうちの一つがホストとなり祭を仕切ります。今

年はイクナラ村がホストで、西タンナの人達が中心でした。

広場では、女性グループがそれぞれ輪になり、隊列になっ

て、パンダナスで編んだかごを叩き、地面を踏み鳴らして踊

ります。この女の踊りを「ナパン・ナパン」といい、それを

巻くように男たちが枝を掲げ、掛け声と共にその周りを走り、

踊りは延々と続きます。その数は優に千を超え、興奮のるつ

ぼと化し、空が白む頃、先が鉤状になった棒「トカ」を空に

向けて突きあげる男の踊りが続き、祭りは最高潮に達します。

 ペインティングした男の子達
突き上げて悪霊を追い払い、引いて先端の鉤で幸

運を寄せます。
 観光の観点から言えば、開催日

が数日前にしか分からず、しかも数年に
1度の祭

りでは、多くの方に観ていただくことは今後も難

しいでしょう。 空の便も
19人乗りが12便〜
3便のみではどうしようもありません。当夜の、白人観光客は50人ぐらいでした

六星ホテル(?)

イリリキ・リゾート&スパ

 京都で観光を勉強する学生達を迎えて、ホテル

の見学会をイリリキ・リゾートで実施。イリリキ

は英仏共同統治時代の英国総督府があった島で、

島全体がホテルになっています。オーナー自らの案内で、家族用の部屋を見学。食器洗い機・洗

濯機・乾燥機・外湯のスパ・イリリキのロゴの入った別注テレビなどいたれりつくせり、ここが

バヌアツ(?)と眼を疑うほどでした。ちなみに
14万円。10月には、対岸の7階建てのホテル

陽子の一言

   子供たちのカラフルな

           笑顔に会えた   

  「世界一幸せな笑い顔」

       バヌアツの明日は明るい

がオープン予定。 南太平洋の観光産業で働く人達の専門

学校も併設される予定です。

 日本語を話すクリスティーナさんから「是非日本のお客

様にもたくさん来ていただきたい」とのメッセージを託さ

れました。バヌアツでは、電気の無い村での
1,700円のホ

ームステイから、
4万円のリゾートまで、バラエティに富

んだ旅行が楽しめるでしょう。



「甲陽園・器ポルセラン陽子」休業中でご迷惑をおかけしています。

8月は、ガイドブックにも無いトカダンスを、32時間不眠で追いかけました。土地をまもり、自然を
まもり、隣人との友好を大事にするタンナの人たちの『魂』を垣間見ました。  − 仲 陽子・誠一

皆さまからのお便りも、お待ちしています。アドレスは    nakaporzellan@ybb.ne.jp(従来と同じ)

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