ヴァヌアツ通信 第2

 発行人 器 ポルセラン陽子

nakaporzellan@ybb.ne.jp

2005.12.01発行



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ジュゴンと泳ぐ エピ島 
  ビラから空路36分のエピ島へ。ジュ

ゴンの島として有名で、週
2便のフライ

トから降りたのは我ら二人だけ、火曜日

と言うのに働いている人はゼロ。それも

そのはず新年を祝う「ボナネ」の最後の

日で、酒を飲み、みんなで歌っています。

ジュゴン 約10頭ぐらいが湾内を回遊している

翌日、滝を見に行く予定が、ドライバーが二日酔い、海路で登山口の村まで行こうとすると船頭

さんもが起きてこず、滝行きの手配をした宿の親父、タッソウーも起きてこずで、その日は行け

ませんでした。 やむなく砂浜で海を眺めていると、子供の頭のようなものが水面からひょっこ

り、あちらでも、こちらでも。シュノーケルで50mほど沖

に出ると、海がめと判るには時間はかかりませんでした。体

長1m余りのカメが
3匹も。そばまで行っても逃げません。

この湾には
40頭ほど生息しているそうです。

 海岸では年に一度の飲みなれぬ酒(オンブル)で酔った

新年の記念撮影

男がひとり、波打ち際で寝込んでいますが、誰も起こしにも

来ず、潮が満ちてくれば、波の音に合わせて無意識に寝返り

を打って、波から一定の距離を保っている光景が、実にのど

かで滑稽でした。波の音を子守唄に育った此処の人たちは、

波の音で、その距離が感覚的にわかるのでしょう。


二人の画家 ミュシュトシュキンと

ピリオコさん

 我が家から徒歩30分ぐらいの所にロシア人画家ミ

シュトシキン、その弟子ピリオコさんが住んでいます。

日本でも何度か個展を開かれているので、ご存知の方
ピンクがミシュトシキンさん、隣がピリオコさん  がおられるかも知れません。1961年からバヌアツで芸

術活動をしておられ、作風は豪快で、カラフル、南太平洋ならではの色使い。私の通勤着は彼

の作品を愛用しています。市内郵便局の壁はピリオコさんのオブジェです。ジャイカの青年海

外協力隊を中心に年
2回、市内清掃活動をしていますが、その時のTシャツは彼らの手書き1

もの
30枚でした。南太平洋の民具の収集、展示もされています。ギャラリー兼住居の3階建は、

内装から調度品まで、実にユニークで芸術家ならではの作品で、埋めつくされて退屈しません。

ここで作品の購入も可能です。外洋に面して波が高く、涼し

い潮風が吹き抜けていきます。年中無休、入館料も不要。

ここから少し先の浜では、サーフィンが楽しめます。

  JICAの制服(?)

陽子の一言

   三分間のジュゴンとの

出会い  感激 

ブタに牙がある?

 先月号でお知らせしたブタの牙「タスカ」はこんな風に成長。すでに下あ
ごに食入っています。これから
2重目のサークルを巻き始めます。昔、バヌ
アツでは、男の位はこの輪になった牙のブタを何頭持っているかによって決

まりました。今も儀式にはブタが捧げら
れ、殺され、その肉が皆に配られます。タ
ンナ島のトカダンスでは119頭のブタが殺
されました。
 これはアンバエ・ロロプエプエ村のチー
フから私への贈り物です。

西宮「甲陽園・器ポルセラン陽子」休業中でご迷惑をおかけしています。

今月は「世界青年の船」、「パシフィックビーナス」、来月は東海大学の練習船が寄港します。

町中に、日本人があふれるのは私たちには初めての光景です。        − 仲 陽子  誠一

皆さまからのお便りお待ちしています。アドレスは    nakaporzellan@ybb.ne.jp(従来と同じ)

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