ヴァヌアツ通信 第2号
nakaporzellan@ybb.ne.jp
2005.12.01発行

職場の隣にある大聖堂から周りの生垣までに紫
の布がかけられています。バヌ人に聞くと「ビショ
ップが・・・」と。海外から教会関係の偉い方の訪
問でもと思っていたら、ビショップが亡くなって、
これからミサが行われるという。大司教ミシェル・
フィジー氏が5月19日早朝心不全で急死。52歳の

若さでした。バチカンで行われるミサの渡航
準備に追われていたとも言われています。翌
々日は喪のための休日となり、官庁には半旗
が掲げられ、大聖堂では外国からの賓客も迎
えて厳粛なミサが執り行われました。ミサは
3時間半も続き、その後昼食も取らずに墓地

のモンマルトルの丘まで約6キロの道を2000人
余りの葬列は進みます。彼はバヌアツ人で初め
ての大司教で、カトリック評議会の議長でもあ
ります。早くも後継者がバヌアツ人か、それと
も外国人か、話題になっています。私も土をか
け、手を合わせて冥福を祈りました。国民の8割
はキリスト教徒です。
Mataskelekele大統領(左)と
Lini 首相夫妻(中央)
ヤシガニのむらへ届いた ささやかな贈り物

先月号でお知らせしました長田高校生物部OB
会の夏物衣料5カートン60Kgが最北の島トレスに
到着しました。写真はジャイカの協力隊の人が、
写してきてくださったものです。ヤシガニは既に
禁漁期間にはいり、今は伊勢エビがわずか出荷さ
れるのみです。22日のビショップの逝去に伴う喪
の休日のニュースは届きませんでした。今回も日
本からの観光客誘致の手紙を託されてきましたが、
週1便の飛行機で往復5万円近い航空運賃では、なす術もありません。定年を迎え、第二の人生へ
の充電には最適の秘境です(滞在費は1日3500円)が、その人たちをターゲットにツアーを企画す
る物好きな代理店はありません。昨年末から電話も不通で宿の予約も入らないトレス、こんなとこ
ろがバヌアツにはまだまだあります。
陽子の一言
かれが夢見た 夕暮れの船旅 !
わずか二時間の
クルーズだったけれど、

サンセットクルーズ
陽子さんの小学校時代の友人とサ
ンセットクルーズに。夕暮れ迫るポ
ートビラを出航、全長17mの木造の
帆船は、心地よい風を帆に受け、湾外に向かいます。一時間ほ
どでサンセット、軽いスナックとシャンペンで程よく酔いが回
るころ、おしゃべりの輪ができ、ギター演奏で踊りだす人も。
満天の星のもと、2時間の爽快な船旅です。
西宮「甲陽園・器ポルセラン陽子」休業中でご迷惑をおかけしています。
10月18日には東京のJICAに出頭、帰朝報告。残りも少なくなりましたが、まだまだ活躍中です。
「ヴァヌアツ通信」も力を入れています。是非ご愛読ください。 − 仲 陽子 ・ 誠一
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