ヴァヌアツ通信 第22号

 発行人 器 ポルセラン陽子

nakaporzellan@ybb.ne.jp

2007.08.01発行



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 ― 通信手段は [のろし]&[携帯電話] 

マレクラ 島

白人から「人食いの島」と恐れられたマレクラ島

に。ビッグナンバスとスモールナンバス
(ナンバス:

ペニスサックのこと)
の部族が住んでいます。獰猛と恐

れられたこともあって、ここは白人の持込んだ伝

染病による壊滅的な人口減もなく、多様な文化・

言語・習慣が今も残っています。

  祭りに使う飾り物
 対岸からボートを呼ぶ「のろし」

北部のバオ島に渡ることになり、海岸に着くと案内役の

チーフが湿ったヤシの葉を集めてきて積み上げ、それに

火をつけました。モクモクと上がる煙は「ボートを寄こ

せ」の「のろし」だそうです。私も湿った葉を集めて上

にかぶせたところ、「お前の国でも使うのか?」には、

思わず噴出しました。来月からは携帯電話が使えるよう

になるという。インフラの進んでいないバヌアツの離島では、電話線を引くより、携帯電話

が普及しつつあります。マレクラは琵琶湖の3

倍ほどの島ですが、
30の言語があり、5キロ離

れた村でも言葉が通じないと言います。「のろ

し」はボートを呼ぶ合図であり、上げて直ちに

煙を消せば、こちらの村で不幸があった合図で

もあります。

スモールナンバスの成人式の踊り
 サント島に見る  日本人の足跡
 サント島の捕虜収容所の日本兵

勤め先、政府観光開発局の年次総会が一週間、

エスプリツ・サント島で開かれ、各島からの開

発局員含め総勢
10人が南太平洋大学サント分校

に。その間ポートビラの本庁事務所は閉鎖にな

りましたが、業務に支障を来さないのが、バヌ

アツらしさと言えるのでしょうか?

 町を歩いているとバヌアツの昔の絵葉書が150枚余り貼り出してあり、そのオーナーを訪

れる機会に恵まれました。
1942年ソロモン群島まで南下してきた日本軍は、バヌアツでは

戦闘機が一頭の牛を殺したのみで、日本人の上陸は無かったと理解していましたが、墜落し

海中から助けられたパイロット達が収容されていました。南太平洋で戦闘中の日本兵の写真

も拝見し、
60数年前、こののどかな島に10万人のアメリカ軍が駐留し、日本軍と戦った史実

を目の当たりに見、胸に迫るものがありました。サントには今もカマボコ型兵舎が残り、ミ

リオンダラーポイントには、米軍の撤退時の重機が沈んでいます。

     陽子の一言

京都・神戸の来客と

    ペレアイランドへ


    冬の海は透明度が格別

     何度来ても

       感激するなァ〜

ポートビラのマーケットには

こんなものもならびます。

 お値段は 1頭 8,000Vt

         (1万円)

友人がホテルに帰るので乗合バスに乗せ、「メラネシアン

ホテルまでお願いします」と運転手に。彼がうなずくと同時

に乗り合わせた乗客全員が「OK! 分かった。降ろしてあ

げるよ!」。

こんな素敵な人たちの国が、ここバヌアツです。



西宮「甲陽園・器ポルセラン陽子」休業中でご迷惑をおかけしています。

事務所から「帰国時の手続きについて」のしおりを手渡されました。 あと70日ほどで帰国です。

「ヴァヌアツ通信」もあと2号を残すのみとなりました。       − 仲 陽子 ・ 誠一

皆さまからのお便りお待ちしています。アドレスは    nakaporzellan@ybb.ne.jp(従来と同じ)

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