安藤哲次

  「最近、滑床の水が夏に冷たくない」と奥山さんから指摘があり、私も昨年秋の県新人大会で滑床を歩いていて、水が変わった、流れがゆるやかな所に土が溜まっているのが気になっていた。奥山さんと何か滑床に係わっていけないか話していた。私もこれからの自分の山との係わり方を考えねばならない時になっていると考えていた。

  今年になり「森林ボランティア」という山との係わり方が在るのを知りおもしろそうなので少し動いてみた。3月初に「えひめ森林ボランティア連絡協議会」というのがあるのを知り連絡し参加して行くことにする。3月20日連絡協議会の中心「石鎚水源の森クラブ」の上野清七さん(西条市)に話を聞き私がこのグループに参加しノウハウを学ぶことにする。3月21日に総合科学博物館で行われたセミナーで「炭焼きの現代的意義」という講演を聞いた。講師は愛媛大学農学部助教授鶴見武道さんで連絡協議会の会長であり「えひめ千年の森をつくる会」の代表者でもある。話は興味引かれる内容であり楽しい話をする方であった。登山部OB会のメンバーとは波長があいそうなので「滑床小屋」に招待したいと申し込んだ。3月25日、大野さん宮崎さんと宇和島森林管理センター(元宇和島営林署)・宇和島市役所農林課・宇和島地方局産業経済部林業課を訪問し森林ボランティアのグループを作る趣旨を伝えた。森林管理センターとは滑床との係わり方、市役所・地方局とは平成14年度に県と市が計画している宇和島での「ボランティアの森」について話した。

  5月26日(日)、森林管理センターとS字峽の風倒木処理、奥千畳付近の登山道整備をし、OB10名・宇南高登山部員8名(男4女4)・松野町ふるさと振興課5名・奥山さんの知人4名・森林管理センター3名(所長・副所長)の計30名で作業をした。倒木処理はチェーンソオを使い大変であった。宇南高登山部員がよく動くのに感心した。  6月29日(土)・30日(日)、滑床で設立の会を行った。愛媛大学の鶴見さんにも来ていただき29日は滑床小屋の予定であったが大雨のため万年荘に変更した。夜遅くまで話した。30日は鶴見さんの講演を万年荘で行った。約50名を越える参加者で

会場に入れないほどの盛況であった。会の名称を何にするかで奥山さんの「滑床猩々の会」と安藤の「滑床こだま(木霊)の会」が競合していた。二人とも「もののけ姫」に由来していた。だが鶴見さんの話を聞きその趣旨に賛同し、鶴見さんのグループ「えひめ千年の森をつくる会」の名を使わしていただき「滑床千年の森をつくる会」にした。

代表者と事務局はしばらくの間、安藤が兼任することにした。

  県が主催する平成14年度森林ボランティアリーダー研修会(4回)に、奥山・柴田・安藤・工藤(安藤の同僚)が参加し実技研修を受けた。

  11月17日(日)、森林管理センターと成川からの登山道の整備、123月1日(日)市役所・地方局と平成15年2月23日(日)に行う「ボランティアの森」準備作業を行った。

  森林管理センターには滑床で継続的に係われる場所を指定してほしいと申し込み12月中には決定の予定。

  平成15年1月11日(土)・12日(日)、森林ボランティア交流会に参加し、炭焼(ドラム缶焼き)、講演会・正木さん(森林ボランティア「森の声」熊本県)に参加予定。場所は松山市野外活動センター。

  2月23日(日)宇和島市「ボランティアの森」黒岩山公園(赤土のうえの「広場」)での植林(広葉樹1600本)に参加予定。

  以上のようないきさつで森林ボランティア「滑床千年の森をつくる会」を設立しました。宇和島在住の一部のOBにしか相談しないでやったことは他のOBに申し訳ないと思っています。ある程度形になってから皆さんに連絡しようと思いながら今日まできてしまいました。山との係わり方を考えて行く中で生じたことであるとともに、登山部OB会の在り方も考えねばならない時期に来ているのではないかと思い行動しました。

  ただし、登山部OB会を母体にしますがOB会とは別の組織にしたいと思っています。実際に活動できるグループとして登山部OBの有志を中心にOBの家族(子どもも)・知人を含め活動に賛同される方を集めたいと思っています。宇和島を離れていて直接活動には参加できにくい方も趣旨に賛同される方はぜひ参加してください。会則や会費については未定ですが、会費については通信費等として一連絡先(個人・家族・グループ)入会金1000円・年会費1000円位を考えています。作業に参加する場合はその都度保険に加入していただくので作業の内容により異なりますが保険料一人あたり   (100円〜1000円)が必要です。

  現在私が考えている活動は、森林管理センターに滑床で指定してもらった場所の継続的作業と宇和島市の「ボランティアの森」への参加です。炭焼もぜひやってみたい活動です。滑床での自然観察会などもやってみたいことです。活動内容は固まっていませんので皆さんのご意見を取り入れながらやっていきたいと思います。参加者で作っていきたいと思っています。ご意見をお寄せください。

  平成15年1月11日・12日の交流会(一日だけ・日帰りも可・子ども参加も可)に参加希望の方は12月26日までに安藤まで連絡してください。

  2月23日(日)の宇和島市の「ボランティアの森」の植林には多くの人に参加してほしいと思っています。子ども大歓迎です。参加希望者は1月18日までに安藤か大野まで連絡してください。

  両活動とも参加希望者に詳しいことは連絡します。

  「滑床千年の森をつくる会」に参加を希望される方も1月18日までに安藤まで連絡してください。その後の参加も随時ですが、第一段階で希望者を募りたいと思います。

  説明不十分で理解困難な部分もあると思いますが、不明な点は安藤まで連絡してください。

  参考文献

           「木を植えましょう」   正木高志        (南方新社)

             (本体1000円)           〒891−1202

                                           鹿児島市西伊敷6−39−5

                                           099−228−8793

           「エコロジー  炭やき指南」  岸本定吉  杉浦銀治   鶴見武道

              (本体1456円)       (創森社)

                                        〒162−0822

                                    東京都新宿区下宮比町2−28−612

                                        рO3−5228−2410



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