カイヤン成長物語



我が家の120センチ水槽内に、一匹だけ異質な魚がいます。初めてペットショップに行って、店員さんと相談して“初心者向き”のお魚達を連れ帰ってきた私。 ネオンテトラ達に混じって、銀色の4センチ弱程の細〜いお魚さんが2匹居ました。Iridescent sharkと言うだけあってどことなくサメっぽい感じもするし、店員さんは5センチくらいにしか成長しないというし、深く考えずに水槽に入れたのに。。。。。1年ちょっとでかなり成長しました。怖すぎる。 成長記録つけておかないと。。。





2003年3月上旬

10ガロン水槽(40cm水槽)に初めての熱帯魚を入れるべく、ペットショップへ向かう。店員さんのアドバイスを聞きながら初心者でも飼える簡単な魚達を選んだ私。ネオンテトラ達に混じって、銀色で4センチ弱のひょろっとした細長いIridescent sharkも2匹袋に。店員さんが熱心に「ほとんど大きくならないし、ミニチュアのサメみたいでかっこいいよ。」としきりに勧めるので思わず買ってきたけど、なんだかせわしなく左右動き回って変よ。なんか嫌な予感が。。。

そしてその日のうちに1匹死亡。残る1匹もふら〜って感じで横倒れになる事数回。一回なんて余りにも長い間横腹をみせたまま動かないので「死んじゃったか。可愛そうに。」と思い網で掬おうとしたとたん狂ったように泳ぎだし、私は「ぎゃ〜っっ!!!」と大絶叫してしまう始末。 どうも極端に臆病な性格らしく、少しの事で驚き狂ったように逃げるうちに水槽ガラスに頭をぶつけて脳震盪を起こし気絶する模様。なんでこんなの買ってきたんだよ。激しく店員を呪う。



2003年3月下旬

Iridescent shark が我が家に来て以来、全く餌を食べずに2週間以上経過。餌をあげる時なくなるまで見ているけど、他の魚達が食べている間も全く動かず。岩影に隠れてびくともしないまま何日もいるけど大丈夫なのかな? 本当に変な魚。

ところで、どの本を見てもその魚に関する知識が全く得られず困っていたところ、英語の熱帯魚飼育本で発見。なになに...「サメのような風貌で人気ですが、実はなまず科です。店で売られているこの種は小さな稚魚ですが、自然界では大変大きく1メートルくらいにも育ちます。ただし一般水槽でほとんど成魚になる前に死亡します。マニア以外の人は絶対買ってはいけない魚です。」な、なんですとぉ〜!!!!!!! 一体どうしてこんな魚が普通に売られていて、店員さんも普通に勧めるのよ! かなりショックながらもインターネットで色々見ているうちに、とうとう日本語名を発見。その名も“カイヤン” なんか間抜けな名前。




2003年7月
面倒くさがりやの私は、水槽を何個か管理する代わりに大きいの1個ですまそうと、120センチ水槽を購入。
すごい!大きい! カイヤン、これで大きくなっても当分大丈夫だよ。

2003年10月

4センチ程だったカイヤンは、色も銀色から真っ黒に変わり大きく成長。ただいま10センチくらいで、いりこダシのようにひょろひょろだった横幅もかなり大きくなり迫力十分。絶食期間が長かったものの空腹には勝てず、餌をやるとシャーッと岩陰から出てきてコリドラスタブレットを根こそぎ横取り。コーリーさん達が群れて食べていても、けちらして横取り。こらこらコーリーさん達が餓死してしまうじゃないの。仕方がないのでコーリーさん達の方に箸でフレークを落としてあげる。下に沈んでくるのを待っていても、貪欲グラミー達が全て残らず食べてしまうので、これしか良い方法がみつからず。面倒くさいなぁ。

そして10月15日は我が家のお引越し。水を減らして1種類ずつ袋に詰めていく。かなり幅の出たカイヤンは激重!こ、これは何? 美しき熱帯魚の世界にどうしてカイヤンがいるの?とは思うものの、半年以上飼って少し愛着も沸いてくる。引越しも無事乗り切り、ますます成長するカイヤン。






2004年9月

昼間はじーっと岩陰に隠れ、夜になって電灯と消すと活動的になるカイヤン。ただいま 体長17センチ、幅が出てどっしり。家にお客さんがくると皆、「サメ!」と言うほど迫力たっぷりの外見だけどあいかわらず超臆病者。餌はコリドラス用の細いタブレットに加えて、それじゃ足りないだろうとプレコ用の円盤状タブレットもあげるように。口もかなり大きいので小さな魚達を食べてしまいそうだけど、ネオンもチェリーバルブも皆無事。完全な草食なのかな? でも一度ネオンが連続していなくなってしまい、「ま、まさかカイヤンが食べたのでは!」と疑ってしまったけどその後無事発見。心優しいカイヤン。もう少しゆっくり成長してもいいんだよ。120cm水槽が狭くなりませんように。

写真上:大きく成長したグラミー達とカイヤン
写真下:ネオン達と比べると体格の差は歴然






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