seventh wave
〜スザンヌ・チャーニのページ〜

SUZANNE CIANI/スザンヌ・チャーニ

 スザンヌ・チャーニの名前を初めて耳にしたのは、1982年の4月か5月に FM放送でのシンセサイザー特集で、アルバム「SEVEN WAVES」が紹介されたときです。 この特集で紹介されたのは他に、ヴァンゲリス「炎のランナー」、 J.M.ジャール「磁界」、冨田勲「大峡谷」と大御所ぞろい!(あれ、1週間の特集と すればあと1つ足りないなぁ。パトリック・グリースン「四季」 もこの時紹介されたっけ?)。 10代の頃に新しい音楽を摂取するには、FM放送の「エアチェック(もはや死語?)」 は、まさに必然行為でありました。
 以来レコード店を流すときには必ずチェックを入れつづけましたが、国内盤はおろか 輸入ものすら目にする事ができませんでした。といっても、その当時はLPの時代で 定点観測できた店といったら石丸電気レコードセンター、ディスク・ユニオンくらいな もので、努力不足は否めません...。時代はCD全盛期になり、観測地点もWAVE、 HMV、銀座山野楽器と足を広げ、ぼちぼちタイトルも揃ってきました。
 近年、J.M.ジャールが「OXYGENE7-13」をひっさげて国内盤復活を果たしましたし、 ここはスザンヌ・チャーニの作品にも再評価を願い、国内盤リリースされることを 心より期待しています。

自己所有分リスト
「seven waves」★★★★★
made in USA
1994 seventh wave/Musica International
LP(1984/1/29−石丸電気3号店 \2800)
CD(1998/7/2−HMV渋谷店 \2490)
 初めて聞いた印象は、とにかくシンセマレット系のシーケンスフレーズが さざ波のごとく次から次へと打ち寄せてきます。その心地好さにいつのまにか 体が包まれていくようです。音色ひとつひとつが繊細で透明感があり、 ヴァンゲリスや、J.M.ジャールとも一味違った雰囲気を感じさせます。
 私のお気に入りは、「The First wave」「The Fifth wave」「The Sixth wave」 で、私事で恐縮ですが、聞いていた時期が高校1年で、ちょうどホームルーム合宿で 伊豆大島に行った時のまさしく「My BGM」として心の中で鳴り響いていたのでした。 「かめりあ丸」(さるびあ丸だったかな?)の甲板から見た飛魚のジャンプ、 就寝前、興奮してなかなか寝付かれなかった夜、三原山の火口付近に足元の穴から 吹き出す熱気を手に受けて不思議に感じた事、しらけムードの中キャンプファーヤー の火を消すK沢先生の後ろ姿、元町港の岸壁で「そんきょ」の姿勢で撮った記念写真、 熱海に向かう帰路、このまま終わってしまう合宿に寂しさを覚えつつ今はただ甲板で 海風に打たれるだけの自分、まさに「The Sixth wave」が流れていたのでした。
 1982年にLPが発売され、上記のFMでのエアチェックからずーっとLP購入の機会を うかがっていました。2年後に石丸電気3号店にて無事GET。時は過ぎて、 今度はCD購入へと思いはつのりました。というのも、1991年に発売された コンピレーションアルバム「piano two」にはなんと「the fifth wave」 のピアノソロ・バージョンが収録されているではないか! 更に「history of my heart」「pianissimo」が国内盤で発売されているのがわかり、 一人盛り上がっている自分がいる訳です(笑)。がしかし、待てど暮らせど スザンヌ・チャーニの国内盤タイトルはそれ以降プッツリととだえてしまうのでした。
 そして1998年に新装HMV渋谷店にて念願のCD盤を無事GET出来ました。 レーベルがPrivate MusicでなくSeventh Waveになっており、 1994年にCD化された様です。
「the velocity of love」★★★★★
made in USA?
1991 Private Music/BMG
CD(1998/11/27−ハンター数奇屋橋本店 \700)
1986年発表作。
「neverland」★★★★★
made in USA
1988 Private Music/RCA
CD(1997/3/10−銀座山野楽器 \1680)
「history of my heart(心のパレット)」★★★★
made in JAPAN
1989 Private Music/BMG
CD(1991/10/23−石丸電気レコードセンター本店4F \2920)
「pianissimo(愛のピアニシモ)」★★★★
made in JAPAN
1991 Private Music/BMG
CD(1991/8/17−石丸電気レコードセンター3号店2F \2427)
「hotel luna」★★★★
made in USA?
1991 Private Music/BMG
CD(1997/3/10−銀座山野楽器 \1680)
「piano two」★★★★
made in JAPAN
1991 Private Music/BMG
CD(1992/7/23−石丸電機レコードセンター本店4F \2427)
 解説によると、ここで収録されているスザンヌ・チャーニの3曲は、L.Aにある ヤニーのホームスタジオでのレコーディングとあります。 このコンピレーションアルバムのために収録されたものと思われます。私の大好きな 「the fifth wave」がたまりません(笑)。前作の「piano one」では教授(戦メリ)や エディ・ジョブソン(2オクターブを押さえきるというまさに神の手、雑誌には 「この手があればもうマシンはいらない!」との見出しも...(笑)) などの曲が収録されているようですが、こちらは持っていません。
 このCDを発見したのは、偶然にも近所の図書館でした。こういうことがあるので 日頃のチェックは怠れません。といっても、もう引っ越してしまったのでその図書館を 利用することも出来なくなりましたが...。いい図書館近くに出来ないかなァ(苦笑)
「the private music of suzanne ciani」★★★★
made in USA?
1992 Private Music/BMG
CD(1997/3/10−銀座山野楽器 \1680)
「Dream Suite」★★★★★
made in USA
1994 seventh wave/Musica International
CD(1999/1/3−CDnow $15.99)
「pianissimoU」★★★★
made in USA
1996 Seventh Wave/Musica International
CD(1998/6/24−HMV数奇屋橋店 \2233)
「suzanne ciani and the wave live!」★★★
made in USA
1997 Seventh Wave/Seventh Wave Productions
CD(1998/7/2−HMV渋谷店 \2490)
「TEH BEST OF SUZANNE CHIANI Love in The Waves」★★★★★
made in JAPAN
1997 seventh wave/Musica International, Rock Records
CD(1998/12/28−HMV数奇屋橋店 \2380)
 '98最後のレコード店流しで、なんと'91以来の国内盤となる今作をGet! でも日本語解説がないのが残念。配布元はRock Recordsになっている。
「Turning」★★★★
made in USA
1999 Ciani-Musica.Inc
CD(1999/10/8−CDCELLAR.COM $13.22)
 シンセを控えて、アコースティックな響きを全面に出しているところは 「Dream Suite」の流れを感じます。でも、 シンセな作品を偏愛している私にとっては寂しい限りです(苦笑)。 もうシンセバリバリの曲は作ってくれないのでしょうか?
 全体の印象といえば、メロディラインを担っている楽器がオーボエ、フルート、 イングリッシュホルン、アルト・サックスで (もちろんcianiのピアノは言うまでもありません(^−^)) まさにwoodwind大活躍です。1曲目「Turning」で、いきなりのボーカルに驚きます。 ボーカル曲なんて初めてではないでしょうか?また、イントロはパッヘルベルの 「カノン」のパクリか?(笑)。(そういえば、「Anthem」もイントロが 「フラッシュ・ダンス」してたし...(^o^))。7曲目「The Enchantress」は、 お馴染みのピアノソロです。9曲目「La Mer」では「seven waves」 を髣髴とさせ、思わず懐かしくなります。
「PianissimoV」★★★★★
Printed in the U.S.A.
2001 Musica International, Inc.
CD(2002/7/8−Amazon.com(US) $14.99)
 1.If I Could(Turning)
 2.Celtic Night
 3.La Mer(Turning)
 4.Pretend
 5.4 O'Clock In The Morning
 6.Soaring(Turning)
 7.I Believe In Love(Turning)
 8.Butterflies(Live)
 9.Full Moon Sonata(Dream Suite)
10.The Fifth Wave(Seven Waves)
11.Sogno Agitato(Dream Suite)
12.The Enchantress(Turning)
13.Megan's Dream(Dream Suite)
14.Turning(Turning)
15.Ocean Avenue(Turning)
 遅れ馳せながら、CIANIのソロ・ピアノ集「Pianissimo」の第3弾です。 近作の「Dream Suite」から3曲、「Turning」から7曲、「LIVE!」から1曲、 そしてうれしい「Seven Waves」から1曲と、さらに新作2曲という構成です。 波紋が広がるようなアルペジオの調べやターンがなんとも心地いいです。 最近オーケストラをバックにしたアルバムが続きましたが、 ソロ・ピアノのほうが断然すばらしいと思います。
 それにしても「feel」や「image」がもてはやされている昨今、 なぜciani女史のCDが国内盤で出ないのか、納得がいきませんねー。


このページの履歴

2002/8/29 2000/7/1 1999/11/1 1999/1/9
GOTO TOP

All Rights Reserved. Copyright (C)1999-2002 Nanai Migeru

nanaimgr@yahoo.co.jp

このホームページのホストは です。 無料ホームページをどうぞ!