イーライ中学校 運動会

             2005年南砺ラオス会ヴィエンチャン滞在レポート
            (その2・イーライ中学校大運動会・滞在2日目)

平成17212日土曜日早朝7時前、ラオプラザホテルのロビーにピンクのJA吉江女性部ユニフォームを着た一行が徐々に集合。この日は青年海外協力隊でラオス派遣中の看護師さんも一行に合流。同じユニフォームに着替えバスに乗り込み710分にホテルを出発。まだ日が昇らず薄暗い冷たい空気の中をイーライ中学校に向かいました。目指す中学校は、ビエンチャン市内から北に約26キロのところにあります。休日の早朝ということもあり、バスは順調に走行。30分ほどで中学校に到着しました。

早速、一行は運動会の準備に着手。競技に使用する道具を確認、運動会の横断幕を掲げ、進行係は開会式の進行打ち合わせ。 出場チームの旗手名・人数、来賓の名前などを確認。段取り良く準備が進みました。

打ち合わせ中 横断幕 ぞくぞく集合 手作り国旗

その間に生徒たちも徒歩や乗り合い自動車で続々と集合。あとはレンタルの音響機器到着を待つばかり。生徒たちが赤・青・白・黄の4組に分かれて鉢巻を締め、小旗を持って整列し、気勢を上げて気合を入れます。その中、音響機器も無事到着。午前9時、いよいよ運動会がスタートしました。

まずは、選手団の入場行進。白色団を先頭に黄色団、青色団、赤色団と行進が続きます。日ごろ行進に慣れていないせいか膝を高く上げない「歩いている」様な行進でしたが、大会役員席の前では、手に持った小旗をいっせいに掲げ、日が昇った青空に小旗が揺れました。競技場は、芝が生えていたりはげたり、盛り上がったところがあればへこんだところもある運動場です。石ころや木の枝・ガラスの破片も落ちていたりする運動場ですが、選手団は旗手を先頭に行進し、整列しました。

白色団入場 黄色団入場 青色団入場 赤色団入場

開会式は、開会宣言と来賓の挨拶、国旗掲揚、選手宣誓と進み、開会式の後、全員でラジオ体操を行いました。生徒たちは、時々歓声を上げ、ラジオ体操を楽しんでいました。

旗手を先頭に整列 国旗掲揚 来賓あいさつ 来賓の皆様

競技は、全10種目。各競技の1位から4位まで得点が与えられ、10競技の合計で優勝チームが決まります。得点は、職員室の壁に貼り出された得点表に毎回書き加えられて行きます。競技が終わるごとに注目が集まります。

運動会日和 選手宣誓 チーム得点表 みんなでラジオ体操
開会式の後、競技は「満水レース」からスタートしました。競技に参加しない生徒たちはグラウンドに設置されたテントの中から小旗を振って応援します。最初の競技から、応援合戦が炸裂。競技を盛り上げていきました。
真剣なまなざしで 応援にも熱が入ります。 声援があがります。 仲良く手をつないで。

競技者は真剣勝負を繰り広げ、「ラオラオ レース」では目を回して転倒したり、「デカパンレース」でも転倒してデカパンが破れたりと、次々と起こるハプニングを見て応援にはいっそう気合が入ると言った熱狂と興奮の運動会となりました。

ボールがうまく転がりません。 ぐるぐる目が回る デカパンをはいて 転んでパンツが破れました。
お手本です。 4人5脚です。 パン食い競争 ガンバレ!
「綱引き」では、高橋団長が白い手袋姿で登場。開始前の少しの綱の偏りも見逃しません。厳正な綱引きのルールにのっとり試合を振興し、審判としての勤めを果たしました。ここぞと言う真剣勝負では、競技者は皆、裸足になります。白い砂埃が立ちこめる中、脱がれて散らばった靴やサンダル。一心に力をあわせて綱を引き合う競技者とそれを応援する生徒たち。一体となって盛り上がりを見せました。いつしか綱の周りには近所の子供たちも集まり、試合の行方を見守り、競技の勝敗に教師、生徒と一緒になって歓声を上げていました。
厳しい審判のまなざし 厳正なルール 綱引き 力いっぱい!
負けられません 真剣です。 真剣な生徒たち 優勝の瞬間

8種目を終えたところで昼食の時間となりました。会場では、早朝4時に村で屠殺された牛が父兄の手で料理され、ラープ(ラオス料理)2種とスープになってカオ・ニャオ(もち米のおこわ)・野菜と一緒に来賓の方々に振舞われました。

得点結果 昼食の準備 ヤシの木陰が昼食会場 福光小町登場

午後一番は農協女性部による踊りの披露です。着物に笠をかぶった日本独特の姿での踊りは、集まった人々の関心を集め、来賓や生徒も食事を切り上げ席につくほどでした。農協女性部の皆さんも念入りにお化粧し優雅に踊ってくださいました。途中から協力隊の小泉さんも参加し、炎天下の下でしたが、会場は、日本独特の静かで落ち着いた雰囲気に包まれました。

観衆を魅了しました。 優雅な舞 福光美人です。 男子の正装
そのあとにイーライ中学校生徒による民族衣装での踊りの披露がありました。低地ラオ族、モン族、ヤオ族、カムー族などの民族衣装を着た生徒たちは、それらの部族出身者ではないということでしたがあでやかな衣装とお化粧で見る人を楽しませてくれました。
カラフルなスカーフでダンス 各民族の衣装 あでやかな民族衣装の子供たち

踊りに続き、教師・父兄・農協女性部参加によるエキシビションマッチ「ラオラオ レース」に突入。目を回して転倒する競技者(校長先生や主に農協女性部の皆さん)が続出。オーバーなアクションで観衆を惹きつける先生が会場を沸かせ大きな声援を受けました。

その後、競技は「台風の目」へと移り、運動会はクライマックスの「リレー」を迎えました。各チームで選び抜かれた選手が走ります。女子リレー、男子リレーとも選手は皆、裸足となり、白熱の疾走が見られました。女子リレー、男子リレーとも白色団が1位を獲得し、運動会の総合優勝に大逆転を見せました。

閉会式で、総合順位が発表され、優勝は同点で黄色団と赤色団、3位に白色団、4位に青色団が入賞し、歓声が沸き起こる中、それぞれトロフィーが授与されました。また、応援賞や副賞でそれぞれ表彰が行われました。

閉会の後、懇親会が催され、一行と来賓と父兄・教員で歌ありダンスありの楽しいひとときを過ごしました。今日一日、運動会に全力投球した一行は、午後5時を過ぎ日も沈み始めた中、適度の疲労感を感じながら楽しい思い出を胸にビエンチャン市への帰路につきました。

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