なおぞうの日記(2003.4月〜6月)

 

2003年4月4日 晴れのち曇り
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結局、毎日なおぞう2号・3号の相手をして、春休みも終わってしまった。
実は先週、退屈に耐えきれなくなって、なおぞう2号を引き連れて、青春18きっぷとフ
ェリーで讃岐までうどんを食べに行き、かみさんその他の家族のひんしゅくをかったので
あるが、風林火山の高校の名物行事、「強行遠足」のようなもので、大騒ぎするほどのこ
とではない。
当分鉄道には乗りたくない気分ではあるが、なおぞう2号は楽しんでいたようである。
自転車の練習もして、8割方乗れるようにもなったし。

それに引き替え、全く進歩していないなおぞうであった。

2003年4月6日 晴れ
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明日から新学期である。
普段なら、月曜日の早朝に風林火山の県の自宅から大学まで出向くのであるが、シケプリ
作り(昨年度の講義のもの、なおぞうの怠慢もここに極まれり。)もあり、午前中家庭教
師を済ませた後、大学のそばの極貧部屋に帰ることにする。

K市では桜が満開だったのに、松本では、まだつぼみがほころぶ様子もない。夜、自転車
で買い物に出たら、手が冷たくて困った。4月に手袋が必要とは。

ガキがおらずTVがないと、勉強がはかどること。4時間ほど集中したら、懸案のシケプ
リも出来上がり、まずは一安心のなおぞうであった。

2003年4月11日 晴れのち曇り一時雨
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今日で一週間が終わったのであるが、毎日4コマの講義を聴くのはさすがに疲れる。
講義室の座席も固いし、老獪なおぢさんの中には、座布団を持ってきている人もいるけど、
人間の集中力には限界がある。
せいぜい、一日3コマがいいところであろう。

まあ、それでも、4年次のように、基礎医学系のこみ入った退屈な講義はなく、臨床に直
結するような講義ばかりだから、つらくてもがんばって出なければならぬ。

ようやく勉強に体が慣れつつあるなおぞうであった。

2003年4月14日 曇り
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花粉症の薬のせいか、それとも朝早く起きたせいか、非常に眠い。
2限、3限と、意識を失ってしまったなおぞうであった。スライドを使う授業で暗くされ
るといちころである。

2003年4月22日 晴れ
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大学のあるM市でも、先週、桜が咲き始めたが、あっという間に満開になり、もうほとん
ど散ってしまった。

花粉のことを除けば、さわやかで本当に良い季節である。長い冬の後の春のありがたさ。
とはいうものの、昨日などは油断して薄着で登校したら、寒くて大変だった。
4月はじめから、ダイエットをはじめたので、脂肪分が減ったのかしらん。
まだ3キロ弱しか減っておらず、半年は減量を続けなければ普通の人にはなれそうもない
なおぞうであった。

2003年5月2日 晴れ
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ゴールデン・ウィーク中であるが、昨日は、大学で共用試験の試行試験が実施された。再
来年あたりから、臨床実習に入る前に、すべての大学の医学部生はそれまでに獲得した基
礎系・臨床系の知識を試されるべく、共用試験を受け、合格しなければならなくなるらし
い。「共用」とは各大学共通で用いる試験だからかしらん。
試験はPCを用いて行われるので台数に限りがあるためか、5年生が二組に分けられ、一
昨日・昨日とそれぞれ受験させられたのであった。PCは最新のノートPCで、無線LAN
カードを通じて問題がインストールされるという代物であり、老朽化したPCに悩むなお
ぞうには、目の毒である。こっそり持って帰りたくなってしまう。
問題は6つのセクションに分かれ、それぞれ制限時間1時間で、1から4のセクションは
60問、5,6のセクションは30問から40問、すべて5択式で答えるというもの。
範囲が広すぎるため、また、あくまで試行で不出来でもペナルティーはないため、STEP
という安直参考書を図書館で借りて、内科の呼吸器・腎臓・循環器のところを覗いた他は、
とりたてて準備はしなかった。
うちの大学ではまだ半年近く臨床の講義が残っているため、案の定、未習の部分の問題も
出たし、そうでなくても解剖の知識なんぞ、忘却のかなただし、要するに不出来ななおぞ
うであった。
ダイエット中にもかかわらず、クラスのおぢさん仲間(とはいってもなおぞうよりずっと
若い)と飲み会をやり、傷をなめあったのであった。

2003年5月8日 雨のち曇り
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耳鼻科の授業、眼科の授業で、いずれも手術のビデオを見る。
中耳炎の手術ではみんな平気で見ていたのに、角膜移植の手術では、「痛そう」とか声が
あがる。
手術自体は、耳小骨をはずして鼓室再建を行っている前者のほうがずっと難しいのに、、、
やはり眼は最も大切な器官であるということか。

2003年5月16日 晴れ
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1限の神経内科の授業、出席者が30人。教授が「5年のこの時期にこれでは、こちらも
やる気が失せてしまう。」とあきれている。
おまけに、わざわざ出てきた授業中に、私語をしている奴がいる。20代半ば近くになろ
うとしている人間にしては、あまりにも幼稚すぎる。医学部の先生まで、大変な時代にな
ったということか。
先日の共用試験の結果が出る。平均点が5割のところ、7割以上とれていたので思いの外、
上出来である。やはり、授業に出るのが効率が良いということか。もっとも、カリキュラ
ムが進んでいる他大学ではもっと成績が良いのだろうから、油断は禁物。今の調子で頑張
っていこうと、ちょっとほっとしたなおぞうであった。

2003年5月21日 晴れ
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シラバス(授業計画表)には、講義がある予定だったのに、1限・2限ともに休講。
学生が学生なら、大学側も大学側である。休講だから喜ぶような時期でもないし。
先日のK教授(卒後研修担当の先生)のお話では、6年の7月頃には、研修希望者に対し
て試験を行うそうであるから、そろそろ本格的に「受験」勉強を開始しなければならない
のかしらんと思うなおぞうであった。

2003年5月23日 晴れ
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内科学の教科書、図書館で借りて読んでいる安直受験参考書stepでは底が浅く物足りない
ので、5/20に発売された『ハリソン・内科学』の和訳版を、思い切って買う。
2分冊、本文だけでも2700ページあり、アトラスもついて、28500円(外税)である
から、かなりお買い得なのだが、貧乏ななおぞうには、まさしく清水の舞台から飛び降り
たような気分である。
もちろん生協で買ったので、26500円弱で買えた。1割引も額が大きいので助かる。
早速20ページほど読んだが、2段組の活字でA4版サイズなので、3時間もかかってし
まった。
でも、ああ、そうだったのかと思わせるような記述があり、臓器別の部分だけでもなんと
か読み上げたいと思うなおぞうであった。

2003年6月4日 曇り
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前期も半ばをむかえたが、毎日4コマぎっしりあり、全部出席しつづけるのはさすがにし
んどい。
座席が固く、座布団を引いていても尻が痛くなる。痔になりそうだ。

運動不足だと体に悪いし、4月からダイエットをやっているので(詳細は後日、webサイ
トに載せる予定です。^^)、夕方、5000歩ほど散歩をし、その後、夕食を食べ、一眠り
して、夜、ハリソン(内科学の教科書)を読むという生活を3日つづけたら、なんだか、
パーっとパチンコ屋に行って勝負した後、焼肉を腹いっぱい食べたくなってしまったなお
ぞうであった。

2003年6月10日 曇り
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形成外科の授業、スライドで熊に襲われた人の顔が出た。教室がどよめいた。熊は恐ろし
い。妙高方面でよく出るそうだ。
2003年6月12日 曇り一時晴れ
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このところ、授業の出席者が少なく、朝1限などは3分の1程度である。前期も半ばを過
ぎて、しんどい時期ではあるし、来週、循環器の試験があるから、みんな、その準備をし
ているのかしらん。自分で勉強する気力も沸かず、パチンコをする資金もないなおぞうは、
惰性で授業に出つづけるのであった。
眼科で糖尿病網膜症の話があった。糖尿病に長期間かかっていると、網膜の血管変性・増
殖を来たして視力低下さらには失明に至る危険性がかなり大きくなるらしい。現在、日本
では失明の原因のトップだそうだ。
やれやれ、ダイエットをさらに続けねばならんわい。

2003年6月24日 雨一時曇り
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今日は麻酔科の小テストが夕方にあった。成績が悪い者は夏休みに手術の見学と補講が課
されるとのこと。
このためか、授業の出席率が前にもまして悪い。一限などは遅れてきた人を含めても10
人、なんぼなんでも先生に悪すぎる。
進級がかかった試験ならまだしも、たかが小テストを恐れて授業に出なくなっては、悪循
環である。大学の大教室の授業もあと一月ちょっとだから、なおぞうはしぶとく出席する
つもりである。

肝心の小テストはあまり自信がないが、まあ、大丈夫ではないかと楽観的に考えるなおぞ
うであった。

 

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