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イタリアでは食料品も、肉屋/八百屋/果物屋/魚屋....と分かれているのが普通である。 ナポリは他の大都市に比べて、スーパーが多くはないので小売店を利用する頻度も高くなるであろう。お店によっては衛生面に問題があるので(特に夏場は注意)、最初のうちは、あちこち試してみて優良店を見つけると良い。
チーズやハムははかり売りが基本で、店によってキロ単位か100g単位で値段が出ている.チーズ180gとかハム150gとかでも売ってくれる。注文すると量って包んで値段を言ってくれる(または値段を打ち出した紙をくれる)ので、その金額をまずレジで払い、レシートを見せれば商品を渡してくれる(ケーキ屋なども同じ方式)。野菜/果物や魚は基本的に旬のものが出ており、ハウス栽培、養殖物は少ない。メルカートで買う野菜の中にはすぐに痛んでくるものもあるので、出来るだけ早いうちに良い店を見つけて馴染みになっておこう。魚の養殖物は値段が安いので大体分かる(例えば、Orata
14,000Lit/kgは養殖物)。
多くの食料品店は、平日の10-13:30, 16-20時頃までやっており、基本的には木曜の午後と日曜は休みになる。メルカートや一部の店では日曜の午前も店を開けているところもある。八百屋と魚屋は、午前中と午後がメインで、夕方早く店じまいする所が多い(特に魚屋)。買い物の支払いはテキパキやった方がいいので、イタリア語で1-20位の数字を覚えていた方が良い(できれば1-100位まで)。
例えば、 「ぶぉれい くえすてぃ(Vorrei questi)」これらを下さい(指差しながら) 「くあんと?(Quanto?)」どれくらい欲しい? 「ね ぶぉれい
xxxぐらみ(ne vorrei xxxg.) 」xxxg下さい 「け あるとろ?(che
altro? )」他に何か欲しい? とか 「え ぽい?(e poi? )」それから? 「ばすた
ぐらつぃえ(Basta grazie)」もういいです。 という流れになる(イタリア語としては流暢でないが、まあ通じます)。身ぶり手ぶりで説明しても大体分かろうと努力してくれるので何とかなる。最悪、指で買いたいものを差して、幾ら買いたいか指を立てれば通じる(何とかなる店は店員も親切である)。馴染みになると、だんだん親切になって来る。
市場mercato は総じて値段が安く、基本的に午前中に定期的に立つ(日曜も含むほぼ毎日)。果物を買うと,キロ単位で値段が出ているが、500グラム(mezzo
kilo)でも売ってくれるし、レモン2個とかでも量り売りしてくれる。サクランボがキロ4,000Lぐらいからある.スモモやプルーンがキロ1,600Lで売っていた事もあった(100円ぐらいに相当する)。もちろん現金払いである。店によっては未だに、リラで合計を計算して、最後にユーロに換算しているようだ。
現地の人で混んでいる店は、質的に信用出来る場合が多い(単に値段が安いだけの場合もあるが)。攻めよるナポレターナマンマ達を押し退けながら買い物するのはしんどいものがあるけれど。逆に、妙に空いている店はそれなりに何かが問題ある場合がある(鮮度が落ちていたり、熟していそうで甘くなかったり)。
魚屋は基本的には午前中しか開いてない所が多いが、モンテサント付近のPignaseccaピニャセッカの魚屋は夕方も開いている(例、Pescheria
Azzura, Via Pignasecca 4)。大きい魚一匹とかは、「内臓やウロコをとってくれ」と頼むと大抵とってくれる(と言うか、お店の人が魚を処理するか聞いてくる)。3枚におろす魚を買ったことがないので、3枚におろしてくれるかは不明。ミニバンの荷台に魚を広げて、路上でも販売している。
魚介類の目利きの基準は日本と変わらないので、ある程度日本で知識を仕入れておくと良い。スーパーでは余り新鮮そうな魚を見かけないので(スーパーの系列によるが)、個人商店で買う機会が多いかもしれない。Galibardi広場の近くのメルカートでも新鮮そうな魚はある。
ナポリでは意外に魚を生食しない。生食をしたい場合はpozzuoliの魚市場に朝早く行くことを勧められる。漁港があり、荷揚げした魚介類が直接運ばれるので鮮度が違う。マグロもどきを買ったが、一応美味しく食べる事ができた。
ただし、貝類に関しては特に注意を要する。鮮度はともかく、貝を維持している「海水」に雑菌が含まれていることが多く、これが食中毒の元になるからだ。あまり衛生面で問題のありそうな店では買わない方が無難である(地元の人で流行っている店を選んだ方が無難だろう)。
肉屋では、肉の固まりから切り取って量り売りしてくれる。厚切り牛ステーキを買う時はalto
(or doppio)にしてくれ、というとしてくれた。鳥一匹も切ってくれと言うと骨をぶったぎってくれる(家で鳥肉を解体するのは台所バサミが重宝する)。豚などの厚切り肉はたたいてから使う。
肉の他、サルシッチャ(ソーセージ)やハンバーグなども売っている。
パン屋で買ったパンは、すぐに食べきれない場合は適当な大きさに切って冷凍しておくと保存が効く。
加工肉屋salumeriaでは様々な種類のハムやチーズを売っている。生ハムが100gで300円ぐらいで買えるのだから、日本とは比較にならない。オリーブの実のオイル漬けや前菜も販売している。スーパー内にもたいてい設置されている。
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