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生活費を持ち込むための方法は以下の方法が考えられる。
a) 日本の銀行発行の海外用カードで現地通貨(ユーロ)を引き降ろす。
b) トラベラーズチェックで持ってくる。
c) 日本円を現金で持ってくる(滞在費を全額持ってくる人はさすがにいないと思うが)
d) 現地の銀行口座を開き(パスポートだけで受け付けてくれる銀行も稀にある)、日本から送金する。
基本的には、a) or b)ということになると思う。b)にせよc)にせよ、銀行で並ばないといけないので、それだけで小一時間使ってしまう。一般に海外の銀行への送金は手数料が高い(¥3,000-6,000くらい)。また海外送金に時間がかかる例もあり、あまりd)のみというのもお勧めしない(通常は滞在許可の提示が必要なため、口座を開くのに数カ月かかる)。
そんなわけで、何にせよ緊急に現金を要する時のために、日本の銀行口座から現地で引き出しができる体制(すなわちa)の方法)は整えておいた方がいいだろう。普通のATMは24時間引き出しができる。ヴィザ申請のためには銀行口座の残高証明を提出する場合があるけれど(通帳のコピーでもいいらしいが)、それの際に同時に申し込みをしておけばいいと思う。
またクレジットカード(VISAなら大抵通る)が普及しているので、大きな買い物はそれでするのも手だろう。
大抵の都市銀行は、現地通貨引き出し用の国際カードを発行している。ただし一回の引き出しに¥210の手数料がかかることが多い。また同様にシティバンクが郵便局と提携して発行しているワールドキャッシュカードもある(引き出し手数料は¥200)。いずれにせよ実質大体のATMで使用可能だ。一回の引き出しで最大限引き出して出来るだけ引き出し回数を減らすという手はあるが、盗難のリスクを考えると巨額の現金を持つこと自体をあまりお勧めしない。最低でも防犯ドア付きのATMで引き出すようにした方がいいだろう。
昨今の低金利を考えるに¥210は随分と高いと思うのだが、別の銀行口座を開くための新たな手続きをしなければいけないことを考えると妥当なのかもしれない。
シティバンクは、引き出し手数料無し(ただし為替手数料が3%上乗せ)で現地通貨が引き出しができる(PLUSに加入している)。イタリア国内での大手intesa系列の銀行が組織改変をしたことにより、実質大体のATMで使用可能。デメリットは、常に平均残高50万円以上の普通預金(または20万円相当以上の外貨預金)を残しておかないと口座維持手数料¥2,100が月々かかることと、レートや換金手数料が意外に高いらしい(調査中)ということである。
イタリアでたまに起こるのは、ATMの故障で、実際に現金が出てこなかったのに機械の処理上、現金を引き出していることになっているケースである。この際のシティバンクの対応は非常に良かった(問題のあった銀行の名前、支店名、日付け&時刻を控えておき、国際電話をかけると良い)。すぐに当該金額を振り込んでくれ、あとの処理は銀行間でやってくれた。
新生銀行も最近なかなか興味深く、ATMで現地通貨が手数料無しに引き出せる(為替の手数料は当然かかるが)、かつ口座維持手数料がかからずに預金が出来る。海外でのトラブルの際の対応は不明。
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*PLUS加盟(例、シティバンク)のカードで現金が引き出せるナポリのATM(実質ほとんどのATMで使用可能)
カポディキーノ空港のATM, Banco di Napoli, 郵便局, イタリア商業銀行,intesa系列の銀行。
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