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生活情報&ちょっとした生活習慣


最近のナポリ笑顔と挨拶日付けカレンダーUPお金と銀行
エレベーターと「階」|トイレ8月のヴァカンスクリスマス果物とナイフ


最近のナポリ(2005年頭) | ちょっと前のナポリ

 現在ナポリで何が有名かと言えば「カモッラ(ナポリの暴力団)の内部抗争」である。

 組織トップが何かの拍子でいなくなり(真相は良く知らない)抑えが利かなくなった結果、内部抗争が激しくなっている。連日、発砲&殺人事件のニュースがイタリア全国ニュースで報道され、ただでさえ暗いニュースが多いのによりいっそうの拍車をかけている。またチェントロ地区では、夜間に騒ぐ若者達が問題になっており、引っ越しを検討したり警察に陳情しに行ったりしているようだ。

 実際、日常生活には支障があるようには感じられないが、この手の風潮は必ず末端の弱い部分にしわ寄せが来るように出来ている。物価上昇も手伝って、軽犯罪「かっぱらい」は確実に増加するだろう。実際、さらに恐い犯罪としての強盗の被害にあった話を間接的に聞く頻度も前より高くなった。ナポリ当局も、少しは頑張っているようだが結果は後になってみないと評価出来ないであろう。

 と、まあ、治安が良くなりつつあるような気もする反面(夜間に出歩かなくなったせいかもしれないが)、根本的に変わり切れない面もあるので、「最近のナポリは治安がいい」とは見た目で判断しないようにした方がいいのが私見である。

 明るい話題は、、、少しはシステム改善の努力が見出せることだろうか?

 郵便局は番号札制になったので、長蛇の列に並ばずとも横入りもされずに窓口にたどり着けるようになった。地下鉄のホームにはベンチが設置されている(しかも今のところ破壊されていない)。また昨今スーパーマーケットが立て続けにオープンし始め、日曜の午前中でも肉や野菜が買い物出来るようにもなった。ちょっとずつ都会化しているのだ。これで工事中の地下鉄も開通すれば、ナポリも比較的便利な街になるに違いない(その頃にはナポリを去っていると思うが)。


笑顔と挨拶

 これをするのとしないのとでは対応が全然違うので、ニコニコ笑顔付きの挨拶を心掛けよう(つくり笑顔でもいいのだ)。朝はBuon Giorno, お昼ご飯を食べたあとから夜まではずっとBuona Seraである。または、いつでもCiao (or salve) と言っておけば、高級レストラン以外では大丈夫(レストランでもまあ大目に見てもらえるけれど)。

 食事の前の「頂きます」に相当するのは、他の人に対して言うBuon appetito (ブオナペティート)。ただしレストランでは言わないのがマナーのようだ。「ごちそうさま」に相当する言葉は無いが、Grazie(ありがとう)で代用出来る。


日付けの書き方

イタリアでは日/月/年と言う順番で日付けが書かれる。ちなみに本サイトでは、年/月/日を採用している。

例、2003年5月6日は以下のように表記される。

  06/05/03
  06/Maggio/03 ecc.


ナポリ・カレンダー (まだ作成途中です。順次更新していきます)UP!!

 1月1日 元旦capo d'anno(交通機関は早めに運行を終了する)
 1月6日 主顕節

 2月14日 聖バレンタインデー(祝日では無い)

 3月8日 女性の日。ミモザの花を女性に贈る習慣がある。
 3月最終日曜日 サマータイム導入開始。一時間時計を進める。日本との時差はー7時間。

 春分後の最初の満月後の日曜日(3月下旬〜4月下旬) パスクワ(復活祭)Pasqua
 復活祭の翌日の月曜日 Psquetta
 4月25日
 イタリア開放記念日
 5月1日 メーデー
 6月2日 共和国建国記念日

 8月15日 聖母被昇天祭
      この前後、2ー3日はお店がほとんど閉まるので食料を買いためておく。
      この前後2-3週間は多くの店が休みに入るので、生活用品を買いためておく。

 9/19 ナポリ聖人S. Gennaroの日(こちらを参照)。ナポリのみ祝日

 10月最終日曜日 この日よりサマータイムは解除され、1時間時計を遅らせる。日本との時差は−8時間。

 11/1 諸聖人の日。365日に収まりきらなかった聖人をまとめて祝う日。
 (11/2 死者の日)先祖を偲ぶ日。お墓参りに行くようだ。祝日ではないみたい(店は普通に営業)。

 12月8日 聖母受胎節
 12月24日 (交通機関は早めに運行を終了する)
 12月25日 クリスマス(ナターレ)
 12月26日 聖ステファノの日
 12月31日 (交通機関は早めに運行を終了する)


お金と銀行 05/01/02

 現在の通貨はエウロ(ユーロ)Euroである。2001年までリラが使われていたので、その名残りが残っていることもある(特に個人商店での値段表記)。ユーロ高に伴い1euro=140yen程度なので(2005年1月現在)、物価は日本と変わらないか高く感じることすらある。最近、ある系列の銀行がそれぞれ合併してintesa系列を形成して、下記のCARIPLO銀行やイタリア商業銀行も名前が変更になっている(BANCA intesa)。

 イタリアでの銀行口座開設には、codice fiscale(税務番号)の提示を必要とされるので、前もってMinistro delle Finanze (Via Diaz,11) に行ってとっておかないといけない(銀行の担当者によって対応が異なる可能性はある)。銀行によっては、パスポートの提示だけで口座を開いてくれることもあるようだ(例えば、Via Toledoの元CARIPLO銀行(現Banca Intesa)や同じくVia Toledoのナポリ銀行は結構対応がいいと聞く)。

 旧イタリア商業銀行(現Banca intesa)の口座の場合、ここに入金すれば2週間ぐらいでBancomatのキャッシュカードが発行される。口座を閉じるのにも一週間ぐらいかかるので要注意。完全に口座が閉じるまでデポジットが要求される(保証金のような形で50,000Lぐらいを残しておかないといけない)。また口座維持手数料も年間50euroほどかかる(月2-3euro+銀行口座保持税30euroくらい)。

 このカードでは提携しているBancomatのATMでいつでもお金が引き出せるので便利(同じ系列銀行なら手数料無し、他系列の場合3,500Lの手数料)。ATMは国内いたるところにある。銀行のロビーにあるATMは銀行が閉まっている時間帯は扉が閉じられているが、スロットにカードを差し込めば開くようになっている(犯罪防止のため一人しか入れず、先客がいたらカードを入れても開かないので外で待つ)。一度に引き出せる金額が決まっているので、高額を引き出す場合は通帳を使って銀行窓口を利用することになる。たくさん持ち歩かずに、必要な時に必要なだけATMで引き出すのがこちらのスタイルのようである。

 Bancomatのカードで買い物が出来る店もかなりある(デビットカードのシステム)。この場合は、カードを店員に渡すと照会後に引き落とし金額をプリントしたレシートをくれるので金額を確認する。確認後にキーパッドを渡されるので暗証番号を入力する。

 シティバンクのカードは、どのイタリアのATMでも使える訳ではないが(Plus加盟のATMのみで使用可)、イタリア最大大手のintesaグループがPLUS加盟をしているので大体は使える(困った覚えは無い)。ちなみに、円換算レートはVISAインターナショナルが定めたレートに3%を加算されたものであるので現地通貨を持っている場合にはむやみに使わない方が得である。

 日本円の現金からの両替えは、手数料や換金率のことを考えるとあまり勧められない。それでも日本の空港で両替えするよりは現地で両替えした方が換金率の点では有利な場合が多いらしい(もちろん銀行による)。Banco di Napoliは比較的、換金率がいいようだ。銀行での両替えはパスポートの提示が求められる。日本円は、行員にとって見慣れない紙幣なので確認のために多少の時間が必要である。両替屋もあるが、利用していないので事情はわからない。

 買い物をしていると、セロハンテープでつぎはぎされたお釣をもらう時があるけれど、基本的にこれは受け取らず、替えてもらうようにした方がいい(お店の人も確信犯でやっていることが多いので、即、変えてくれる)。逆に自分が使う時に受け取り拒否されてしまう(銀行で新札に取り替えてくれるそうだが)。

銀行での現金振り込み(管理人の私見)05/01/02

 銀行の口座を持っていないと、基本的に現金振り込みは受け付けてもらえない。管理人の経験ではナポリではBNL(Banca Nazionale del Lavoro)のみが現金振り込みを受け付けてくれる(Banco di Napoliでも可:下記参照)。しかし、身分証明や書類の提出を求められ、振り込み動機をしつこく聞かれるので、その日のうちに入金できないこともある。これは、テロリストへの活動援助資金や暴力団の裏金の送金を防ぐ法律があり、厳しくチェックすることが銀行に義務付けられているからだそうだ(最近、日本の銀行もこの規約に同意したはず)。

 振り込み手数料もそれなりに高くイタリアからフランスの銀行口座に振り込むのに20euro (\2,600)くらいかかった。頻繁に現金振り込みする人はイタリアで銀行口座を開いた方が便利だろうし、年に数回の人は、若干、海外送金手数料が高くとも(せいぜい\1,000-2,000程度の差だろう)、日本の銀行から振り込んだ方が総合的に面倒が無くて良いと思われる(送金トラブルの際の対応を考えても)。

振り込み用紙の単語

 IBAN(あいばん):International Bank Account Number(英語です)
 ABI(あび)、CAB(かぶ):イタリア内で送金する際に必要なコード番号。
 SWIFT(すうぃふと):海外からイタリアの銀行に送金する際に必要なコード。
 C/C:Conto Correnteの略。口座を意味する。


偽札に注意!

 2002年の導入当時より心配されていたユーロの偽札ですが、やっかいなのは銀行のディスペンサーから出てくるお金も信用できないと言うことです。特にピン札(新札)の場合は気をつけましょう。汚れている年季の入ったお札はある意味それなりのチェックを経て流通していると考えることができるわけです。(金融機関での?)使用の際、偽札であることが判明した場合には没収されます(その後、ローマの貨幣局に送られ、真偽をチェックされます。このため身分証明を求められることもあります)。

 他人様のサイトで恐縮ですが、以下のサイトではユーロの偽札の見分け方が写真入りでかなり詳しく説明されているので参考にしてみて下さい(リンクは張ってないので、URLをcopy&pasteして閲覧してください)。

http://www.spainnews.com/euro/


(頂いた情報の中から:追記05/01/02)

 意外にナポリの銀行は融通が聞くこともあるようで、この半年の間に「え、そんなことできるの?」というエピソードを幾つか聞きました(情報提供して下さったY.Iさん、omopさん、K.H.さんありがとうございます)。
 1)滞在許可書をもたずとも、保証人がいれば銀行口座は開ける。この保証人には銀行窓口の知り合いであれば融通がきくようで、イタリア人の職場の同僚や、住んでいる建物の門番さんでも可能(Banca Intesaとか)。また、ある程度まとまった額を預ければ、保証人が無くとも、口座開設、クレジットカードの申請も可能(Banco di Napoli)。
 2)口座が無くともイタリア国内送金が可能(Banco di Napoli)。手数料は8euro程度。要身分証明(パスポート可)。


エレベーターと「階」(piano)の表記

 入り口のボタンは一つしか無いものが多く(日本のように上・下のボタンに分かれていない)、これを押してエレベーターを呼ぶ。中に入ったら行きたい階のボタンを押せば良いが、最初に押した階にとにかく直行するので、手前の階に行きたい人が同乗する場合には、その階のボタンを押して到着後に次の階のボタンを押す(このために、お互いに「何階ですか?」と確認しあう)。また、押してもボタンが点灯するようなものは少ない。旧式のものは、檻のようなものの中をエレベーターが上下するが、この場合は扉が二重で檻の扉とエレベータの扉を両方とも手動で開閉する。

 イタリアでは、日本と階の数え方が一段ずれている。すなわち1階=piano terreno(地上階), 2階=primo piano(一番目の階)、3階=secondo piano(二番目の階)。


トイレ 04/07/08

 旅行ガイドにも書かれているが、市街に公衆便所は少ない。地下鉄の駅にもない(中央駅の地下=ガリバルディ駅にはあるが治安の面で危ないので、地上に出て中央駅の有料トイレをすすめる)。国鉄の駅にはあるが、紙が置かれていない事はあるし、有料(200Lぐらい)のこともある。ちなみにポケットテッシュの路上販売はちょくちょく見るが、日本のように広告付きのティッシュを配るのは見たことが無い。

 バールなどにはトイレがあるが、通常は施錠されていて店員に言って開けてもらう。ラ・リナシェンテやUPIMぐらいの百貨店なら、店内に無料トイレ(たまにチップ制)があるが、普通のスーパーや店には無い。美術館等にはある。便座が無い所も多い(ちなみにアパートに付いていない場合も、便座は買える)。これはAIDS等の感染症が関連しているのかもしれない。便座に敷く紙を置いていたり、便座をエタノールで拭くようになっているトイレもある。無い場合には、空気椅子状態や、便器の上に土足で乗って用を足す人もいるようだ(たまに便器の上に足跡が付いている)。

トイレのある場所 (あまりトイレとして紹介すると怒られそうなので、日本語で記しておきます)

 リナシェンテ (トレド通り、チップ制), UPIM, マクドナルド(中央駅前の他に、市内に4ケ所ある), 本屋フィネトリネッリ (マルティリ広場), 中央駅(有料30 centesmi), 中央駅の地下(無料、何となく雰囲気的に入りづらい)


8月ヴァカンスシーズンのナポリ 04/07/08

 8月の第2-4週、多くの人々はヴァカンスに出かけるか故郷に戻るのでナポリ(イタリア)の街は人が減る*。特に8/15(祝日)を中心とした3日間はほとんどの店が閉まる。この時期は店が休みに入るか夕方早めに閉まるので買い物がしづらくなり、多くのレストランでは長期休暇に入るか、営業してもメインシェフは休暇をとっていたりするそうなので、接待をする時はその旨を頭に入れておいた方がいい。またほとんどの家が留守になるので治安が悪くなる(空き巣も増える)。買い物などは早目にすませ、戸締まりをしっかりする必要が出て来る。

8/15も営業しているお店

Conad (Fuorigrotta)
 Piazza Vittoriaから出ているバスC12に乗り、Mergellina駅脇のトンネルを抜けたあと(バスは右折する)、3つ目のバス停を降り、進行方向左手、少し戻った所にある。食料品の他、併設されたお店に小さな家具、洗剤や文房具の類いもあり、普段の時も便利です。

*経済的なことと、意識の変化によって、普通に自宅で夏を過ごす人も近年多くなって来ているそうです。

12月ナターレ・シーズンのナポリ 04/12/25

 11月末から12月の初めになると、ナターレ(クリスマス)の準備が始まる。具体的にはまず、街のイルミネーションがクリスマスっぽくなる。これらの12/8(聖母受胎節の日)までに飾り付けをすます(というか、この日から飾り付けをすることになっているらしい)。あちこちの広場では屋台が出て、プレゼーピオや贈答品の小物の販売を始める。クリスマス用のケーキやシャンパンの特売コーナーも設置される。週末は多くの商店が営業を延長し、日曜ですら臨時営業をする。その代わり、24日は早じまい、25, 26日は休業となるところが多い(多くのレストランも24-26日は休業になる)。交通機関も19時過ぎくらいまででストップしてしまうので、要注意。この時期に食される魚料理のために、魚屋だけは臨時営業で通常よりも遅くまでやっている。

 街中はナターレ色に染まり、何となく平和的な雰囲気になる。一方で、盛り場では少し柄の悪い(たかり、強盗予備軍)のが多くなるのもこのシーズンであるので、変な雰囲気な若者の集団を見かけたら近寄らない方がいいだろう。もちろん人込みのスリなども普段より多くなるので、気をつけて欲しい。また、タクシーなどのボッタクリもこの時期多くなるそうで(外人が増えるかららしい)、その点も気をつけた方が良い。

 ナターレを過ぎると、12/27-30くらいまではほぼ通常営業に戻り、12/31が再び早じまいの日になる。夕方あたりから、お正月用の花火(ハッキリ言って爆弾)の試し打ちもあちこちの広場で始まるので、用が無い場合には近寄らない方が無難である。21時過ぎくらいから、気の早い人は花火を上げ始め、24時過ぎから約30分は”戦争”のようになる。


 2004/12/25に営業していた店
 ピッツェリア兼リストランテ:Piazza Caritaに2軒、Via Cister (Piazza Danteを少しプレビシート方面に戻った路地)


果物は自分で剥く 04/07/10 
 食後のデザートとして果物が供されることがあるが、剥いて出されることは普通無い。基本的にバスケットから取った果物を自分でナイフで皮を剥いて食べる(自信がない人は汁気が少ない果物を選ぶといいだろう)。
 また、もしナイフを自分で買う機会があったら、出来るだけ切れるナイフ(ギザギザが鋭いもの)を選ぶと良いだろう。イタリア人は包丁等を使わずにそれで多くの料理もこなすようだ。