この本が面白い
14年間、こつこつと東京・大田区で地域に根ざした演劇活動をし続ける『区民とつくる地場演劇の会』の活動をまとめた書です。 第1部は、プロの俳優で主宰者の江角さん作の上演台本5編、第2部は、その妻で会員として会を支える友子さんによる「14年の記録」、第3部が資料編となっています。 プロの俳優を客演に迎え、プロのスタッフの協力を得て、10〜40数人のアマチュアの出演者による過去14回の公演は、試行錯誤の連続でした。よくぞここまで、という感が切々と伝わってきます。友子さんの筆による「エッセー・地場のひとびと」は、元会員と現会員の横顔を巧みな筆致でつづられて楽しめます。
(オフィス未来、中野区新井2の46の21の101、(電)03・5913・4005、1575円)