2004、12、16

こんばんわ、随分お久しぶりですね 汗。 

MMです。 いや、なんかとにかく忙しかったんですよ・・。
半分死にかけてたんです 涙。
で、今回はマッキーの詞だけでなく、実際の詩人によるいわゆる現代詩に触れてみようじゃないか!っていう企画です。

なんでそーゆーいきさつになったかというと・・・。
ひとつはマッキーが、谷川俊太郎を敬愛しているということ。詩を読もうと思ったのはそのせいかな。
ふたつめは、上の理由から、大学で現代詩に触れる授業を履修していること。

メロディーのない世界・・・。
ポップスとは違う、一筋縄では読むに読みきれない現代詩の奥深さ・・・。
それをみなさんに少しでも伝わればと思いますm(_ _)m



そんな第一回は、

「朝のリレー」(谷川俊太郎)


カムチャツカの若者が
きりんの夢を見ているとき
メキシコの娘は
朝もやの中でバスを待っている

ニューヨークの少女が
ほほえみながら寝がえりをうつとき
ローマの少年は
柱頭を染める朝陽にウインクする

この地球では
いつもどこかで朝がはじまっている
ぼくらは朝をリレーするのだ
経度から経度へと
そうしていわば交替で地球を守る

眠る前のひととき耳をすますと
どこか遠くで目覚時計のベルが鳴ってる

それはあなたの送った朝を
誰かがしっかりと受けとめた証拠なのだ



うん、マッキーの敬愛する谷川俊太郎の作品です。
ネスカフェのCMで使われていましたし、教科書などにも載ってるそうです。
読んだあとに、なんとも言葉にできない暖かさを心に感じました・・・。

みんな違う場所の異なった人種の遠い他人のはずなのに、
この詩を読むと、どこかひとつの"つながり"のようなものを感じるんです。 世界は遠いものじゃない。
みんなの共通した思い、それを朝に見出した谷川さんの感性・・・、また世界の広さと身近さをたくみに使う上手さ・・・。 
感激いたすばかりですよ・・。

朝って、いまから一日が始まるっていう未来系の言葉だと思うのネ?
ホラっ、よく見て?出てくる登場人物、みんな未来を感じさせる人たちばかりでしょ?若者、娘、少女、少年・・・。
これが、「カムチャツカのおばぁちゃんが〜」で始まったら意味を成さないわけだねぇ・・。
そんなこんなで、どこか心に安らぎと温かみを与える、この朝から始まる一日、そして未来が楽しみになるような・・・

素敵な詩に出会えたMMは、本当に幸せです・・。


モドル