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このコンテンツではポン子の出産についてご紹介します。
このコンテンツは、ポン子の交配から妊娠→出産→育児、そしてポン子の避妊・マイズの去勢・断尾と、7つのコンテンツから構成されています。
BIRTH(出産)
院長先生との打ち合わせにより、自宅にて自然分娩をさせることに決定した。しかし子犬を取り上げるなんて当然経験が無い。かなりの不安がよぎるが、「人が補助してやれば、めったなことが無い限り自然に産まれてきますから。」の院長先生の言葉で、多少安心できた。

しかし、この選択が大きな間違いであった・・・・・。
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2002.08.19 午後10時 陣痛始まる

予定日から2日を経過し、8月19日夜10:00頃から陣痛がはじまった。最初は「ハァハァ」のあえぎ声から。だんだん陣痛が強くなったのか、一瞬息を止めていきむような感じになってきた。そんな状態が3時間くらい続き、やがて破水。それからしばらくたって、いきむ間隔が短くなり子犬のうしろ足が出てきた。うしろ足?・・・・・! 逆子だぁ!犬の出産には珍しいことではないが、初産のとりあげが逆子とは・・・・・。

さあ、それからが大変。子犬のお腹から上が出てこない!

懸命に助産をこころみるも、みるみる子犬の足先が紫色になってくる。完全にチアノーゼ(無呼吸)状態。院長先生に電話で指示をあおぎながら、なんとか引っ張り出すことに成功した。すぐさま「へその緒」を切除し蘇生を行うが、呼吸が戻らない。院長先生にすぐ来るように言われ、病院へと急いだ。車中でもずっとマッサージを続けていた。病院に着いてからも蘇生処置(心臓マッサージと背中を強めにこする)を施すが・・・・・

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2002.08.20 午前1時32分 女の子誕生
努力の甲斐も空しく、長女は静かに天に召された。
220グラムの女の子だった・・・・・。
しばらくしてから再び陣痛がはじまる。1時間くらい、いきんでいただろうか、先生が2頭目を取り上げてくれた。
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2002.08.20 午前4時 男の子誕生
2頭目は230グラムの男の子。元気な産声をあげた。

それから3頭目の出産までが長かった・・・・・。

まったく陣痛がこないのだ。私は仕事のため7時半頃病院を後にした。ポン子は不安そうに院内をウロウロしていたとのこと。
午前8時半、ポンの陣痛はまだこない。途中2頭目の授乳や、気晴らしの散歩をするが、いっこうにくる気配がない。午前10時前、陣痛促進剤を注射。15分経過・・・・・。変化なし。1時間後、カルシウムを注射。これは体が火照る感じになり、陣痛を促す効果があるらしい。即効性があるとのことだが、ポンには効かなかった。

残るは、最後の手段だった。
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2002.08.20 午前11時30分 帝王切開に踏み切る
最後の手段は「帝王切開」だった。同意書にサインし麻酔(全身麻酔)がかけられる。手際よく手術はすすみ、やがて羊膜に包まれた胎児が取り出された。すぐに蘇生が行われ、背中を強くこすると「ミャッ」と鳴いてくれた。一同「ホッ♪」。保育器に入ったその子はちょっと小さく、208グラムの女の子だった。
その後ポン子のお腹は縫合され、15分ほどで麻酔から覚めてきた。本人は何があったのかさっぱりわからない様子だったが、相当疲れたらしく、またすぐに寝てしまった。子犬の哺乳の仕方を教わり、病院を後にしたのは16:00に近かった。結局出産に要した時間は、まる15時間だった。
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後書-今回の出産について
今回の出産は一言でいうと「難産」だった。
できれば自然分娩で産ませたいと思っていたし、先生も同じ考えだったのでギリギリまで切らずにいたのだけれど、結局3頭目は帝王切開になってしまった。2頭目が産まれてから7時間以上陣痛がこないし、だんだん3頭目の心音が弱くなってしまい、これ以上は危険との判断からだった。
無念なのは1頭目をこの世に出してあげられなかったこと。生まれた2頭には、その子の分まで元気に育って欲しいな 。
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