暗渠ゆきの



暗渠ゆきの軽い電車に乗ろう
都合のいい鳥に色をつけながら
ひとり充電した目配せは
まばたきするたび虫を写すから
くらげのはきだす水のはやさで
正しく 遠ざかっていく
丸窓を曇らせながら
孵るより先に語りながら
埋もれた地図の端のように肺は震える
青く落ち着くと悲しい目眩がして
いっそう墓に力を込めた
熱砂は隘路で横たえる
奇形の魚の怒りをなぞり
胸びれのにおいを覚えたまま布団へ向かう
えらに入った塵だけが そのまま彼の奴隷となり
ほとんど毎晩 めしを運ばされていた






なんかだめだ…夏バテだ


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