Re: Re: >夜勤明け、ネネととわのの駅で待ち合わせしたのです。まだ時間もあることなので、身だしなみでもチェックしようかと、便所の鏡で見たところ、魔太郎がくるゥって感じだったわけです。私は午前零時から稼働するサンドイッチ工場で、チーズやキュウリや卵サラドなどを並べる仕事をしており、昨日は包装のところでやたらと不具合が多発しておりましたので、その対応に追われておりました。制帽の中で前髪は蒸れに蒸れ、左右に揺れに揺れ、いつしかコンブ状にパーマネントされて、仕事の終わる頃には見るも無残に仕上がっていたわけです。疲れを具現化したような惨めな髪型、変に湿気た、硫黄じみた制服の移り香をまといながら、私はただひたすらにネネを待っていたのでした。(夜がないなら朝を食べればいいじゃないということを簡単におっしゃいますけど!朝はまだ手放しで幸せに浸れるような時間帯じゃあござあせんよ。)風呂に入る時間もないので、トイレの個室に閉じこもり、お手拭きみたいなギャツビーで、顔、首、胸、脇、おちんちん、の順に拭かせていただきました。シャイニングウィザード!アッセンブリーな言語で紡がれた、太古から受け継がれる主基板。その実メインであるところの不正サブ基盤。君はきょう使えるのかい。(おいら駅前でやったって、べつにかまーやしませんぜ)おいおいこら。「おはよう。」「やあ。」「待った?」「ここは男の子用だ。とりあえず出よう。」ネネは、よく言えばグラマラススカイ。正直に言うとキュベレイのようなドム。そして緑のフィーリング。最近では手首を切り(ポリゴンの頂点を、ふたつみっつ、デリートしたのです)。そして当然がらんどうの身体に気づき発狂。とわの高校の屋上から五回ほど既遂。生きていて、さらに発狂。今では街の声すべてが「あ、飛び降りた!」になってしまったのも、もとはといえば、ぜんぶ私のせいなんです。デンジャー柄のキャミソールは激アツ。この世に信頼度があるとすればこれは60%をゆうに超えており、 私はどや顔どやタバコを吸いながら、長い長いロングリーチをふんぞり返って眺めておりました。(カントリーマァムクインマンサクイニーアマンあまんきみこ井村屋あんまんバッファローベルドキンちゃんペンギンドラえもん)背は黒 腹は白 いわゆるツートンカラーというやつだな 光をせにあび 影を腹にまとう いや 背に影をはりつかせ 腹に光をオンマイマイ 身を守るために進化した色使い、それが今の僕達にとってのKAWAII!なんだ。「不思議だよね」「ワカルキガスルー」壊れたネネと語らう午前九時、バスの車中は星4つのリーチ。試合に向かう女子中学生は群れに群れ、いつのまにやら「キチガイ」などという言葉すら溢れ出し、デジタルの世界が日常を侵食しているさまを見て、薄気味悪いものを感じでおりました。わたしたちは家にひきこもりながら、嫉妬や罵倒をくり返す淀んだ池の中ですくわれた奇形の金魚。彼女たちの言葉になるために、彼女達を育てるために、あの穴倉で長い長い年月をかけて生きてきたような気がしました。まるで痔瘻のようでした。それでも、においの基調はおしっこで怠惰。「ワカレヨウ、チカレタ」驚きましたそれはもう。室外機にとまっていたガガンボが急に飛んだときのようでした。怠惰ドラマ。見えてる元の鞘をなるべく慎重にナチュラルに戻す努力を甲斐甲斐しく続ける…これを「なだめる」と云います。サンセイ柄のおくすり手帳も激アツで、出現しただけで80パーあります。はさんでいた障害者手帳を車掌に見せ、激安の運賃を支払うネネの、一体どこが病気なのかと申しますと、心。「ゴンザ…。」「デジタルに心、があればのはなしですが…。」そんなとき、僕はちゃんと彼氏なのだろうか(赤文字)介護者なのであろうか(金文字)恋と介護は両立するのだろうか(レインボー)君はペット(ごうてーん!)それじゃあこの愛おしい気持ちはどこからやってくるの?「おかーさーん!!!」叫んだのはキノコ(伊藤英明)だった。「シンゴー!シンゴー!」叫んだのは(くさ… ではなく、ネネだった。「何考えてるの!」「かんがえごと」「もう少しで轢かれるとこだったんだよ!」「かんがえごと」数ヶ月放置したネネは病んだ。デジタル病みのネネにかける言葉を知らない。子どもだったら死んでいた。金魚ならぎりぎり生きていた。僕はデジタルだからほっといたのか。デジタルでなくてもほっといたのか。「ドビー悪い子!ドビー悪い子!」「そんなの、どこで覚えたんだい」(ひどいバグだ)唐突に始まる自傷行為をやめさせて、僕はとわのから去る決心をしたわけです。(未完)
なんかよくわからんな。もっとアメリカンな感じにしたいな。