崖の向こうに焚き火があった 男達が何かを話していた 不意に声が途切れた時 小石を蹴ってはいけない 気づかれたら あっちと 繋がってしまうから 私は暗闇の中で ひょっとして獣かもしれない という 可能性を捨ててはいけない あの火の暖かさを想像して まどろんではいけない 私は獣だから 見つかったら きっと 丸焼きにされるかもしれない そして そこに賭けているのだと 忘れてはいけない
昔のもの。 何回もこういうのを書いている気がする。 自意識過剰で山月記。