教室後ろのスペース 男子 かたまり こ、こいつ どこにそんな力が…!? バトル漫画風に言う。 うつむく僕はまじめに (愛だよ、これが愛のちから…) ぐぐぐ と、押し返している めきょ 顔に膝が入る。 膝に顔が入る。 取っ組み合いになると すぐに顔を下げるので、 チャランポーをくらうのだ。 (笑い声) ひん曲がった鼻は もう もどらない… ぐすっ ぐりっ 「はぁ〜い、治ったよ。」 接骨院のおじさんの容赦なさに 思い知る 体というのは、 パーツだ その日の帰り道はやけに輝いていて、 光合成とかに うってつけだった。 分子と分子の鎖がほつけるには、ちょうどよく。 のびやか〜に、それ(さだめ)が実行できる、 狂気にも似た、 輝き だった。 僕の心は 体と切り離されて、 トンネルに 入っていった。 「またねー!」 軽く手を振る体とは裏腹に 心は トロッコのふちをがっちり掴んで 緊張した面持ちで 暗闇の中に 消えて いった… あれから十五年 「なんか、冷たいよね」 (あー、それは…) 体は てっきり 心と 併走しているものだとばかり 思っていたが 心はまだ出てこない トンネルの出口を知らない体は Uターン 入り口からトンネルに入り 心のあとを追う トホホ… おーい こころやーい 「俺は別に感じんけどな」 (感じないのが問題ナンデス) なか卯で吉田さんと 牛すき丼を食べながら 心を探す 吉田さんの上唇には跡が残っている。 「あいつら。」 に立ち向かって 帰り道にカッターで切られたとか。。 笑っている 今となっては。 これが、正しい、 同い年なのに老けていて… パーツじゃない体は、 ふけるのも早い。らしい… 上唇以外にも、 苦労、が刻み込まれて。 (僕も、僕で、苦労、したんだけどな) (ちがう、ちがう、くろう) 眉間にしわが寄ったことない 心、なきゆえに。 顔が不・快に振りきれない、ゆえに 肌、すべすべ。 それが、若さの、ひみつ なのか。 奥さんも、 子どももいて うらやましいな… 「愛だよ、愛。」 歳相応に見られない体が トンネルで 心に追いつくとき… まず、体は 元・心だった 荒れ狂うモンスターに 謝罪しる! とずったズタに引き裂かれ、 飲み込まれる。 その核心で ずぶ濡れの猫ちゃん状のものを抱きしめた 瞬間に トンネルは ガラス状に砕け散り 真っ白な世界が訪れる、 といった ボカロ曲でありがちなPV、のようだ。 ふたりは抱き合って スペクタクルな ごめんね 現実にはない 和解。 体は崩落現場で思う。 心はトンネル兼防空壕で、 でも、踏んづけられた、崩れた山の中で。 ごめんね は、いつも 一人でするものだ。 短い、旅の終わり。 吉田さんの、 おごり あさっず。 (ごめんね) 僕は崩落現場で手を合わせる。
なんかだめだな…
++++++++++++++ 教室の、後ろの、スペースの、 男子の、かたまり。 こ、こいつ どこにそんな力が…!? 半笑いである うつむく僕はまじめに (愛だよ、これが愛のちから…) ぐぐぐ と、押し返している めきょ 顔に膝が入る。 膝に顔が入る。 取っ組み合いになると すぐに顔を下げるので、 チャランポーをくらうのだ。 (笑い声) ひん曲がった鼻は もう もどらない… ぐすっ ぐりっ 「はぁ〜い、治ったよ。」 接骨院のおじさんの容赦なさに 思い知る 体というのは、 パーツだ 僕の心は 体と切り離されて トンネルに 入っていった 「まったねー!」 軽く手を振る体とは裏腹に 心は トロッコのふちをがっちり掴んで 緊張した面持ちで 暗闇の中に 消えて いった… あれから十五年 「なんか、冷たいよね」 (あー、それは…) 体は てっきり 心と 併走しているものだとばかり 思っていたが 心はまだ出てこない トンネルの出口を知らない体は Uターン 入り口からトンネルに入り 心のあとを追う トホホ… おーい こころやーい 「俺は別に感じんけどな」 (感じないのが問題ナンデス) なか卯で吉田さんと 牛すき丼を食べながら 心を探す 吉田さんの上唇には跡が残っている 「あいつら。」 に立ち向かって 帰り道にカッターで切られたとか。。 笑っている 今は。 (笑い声) これが、正しい、 同い年なのに老けていて… パーツじゃない体は、 ふけるのも早いらしい… 上唇以外にも、 苦労、が刻み込まれて。 僕も、僕で、苦労、したんだけどな (ちがう、くろう) 眉間にしわが寄ったことない 顔が不・快に振りきれない、ゆえに 肌、すべすべ。 なのか 奥さんも、 子どももいて うらやましいな… 「愛だよ、愛。」 歳相応に見られない体が トンネルで 心に追いつくとき まず、体は 元・心だった 荒れ狂うモンスターに 謝罪しる! とずったズタに引き裂かれ、 飲み込まれる。 その核心で ずぶ濡れの猫ちゃん状のものを抱きしめた 瞬間に トンネル内は ガラス状に砕け散って 真っ白な世界が訪れる、 といった ボカロ曲でありがちなPVのようだ。 ふたりは抱き合って ごめんね…。 現実にはない 和解。 短い旅の終わりは、 吉田さんの おごり あさっず。 ++++++++++++++ こ、こいつ どこにそんな力が…!? (愛だよ、これが愛のちから…) ぐぐぐ う、そ、だ、よっ! めきょ 取っ組み合いになると すぐに顔を下げるので チャランポーをくらうのだ (笑い声) ひん曲がった鼻は もう もどらない… ぐすっ が曲がってる… ぐりりっ! 「は~い、治ったよ。」 接骨院のおじさんの容赦なさに 思い知る 体というのは パーツだ 着想を得た 僕の心は 体と切り離されて トンネルに 入っていった まったねー! 軽く手を振る体とは裏腹に 心は トロッコのふちをがっちり掴んで 緊張した面持ちで 暗闇の中に 消えて いった… あれから十五年 (なんか、冷たいよね) あー、それは… 体は てっきり 心と 併走しているものだとばかり 思っていたが 心はまだ出てこない トンネルの出口を知らない体は Uターン 入り口から 探さなきゃなんない トホホ… おーい こころやーい 俺は別に感じんけどな (感じないのが問題ナンデス) なか卯で吉田さんと 牛すき丼を食べながら 心を探す 吉田さんの上唇には跡が残っている 「あいつら。」 に立ち向かって 帰り道にカッターで切られたとか。。 笑っている 今は。 (笑い声) 同い年なのに老けていて… パーツじゃない体は ふけるのも早いらしい… 奥さんも 子どももいて うらやましいな… 愛だよ、愛。 歳相応に見られない体が トンネルに 取り残された 心に追いつくとき! 元・心だった 荒れ狂うモンスターに引き裂かれ 飲み込まれるが その核心で ずぶ濡れの猫ちゃん状のものを抱きしめた瞬間に トンネル内は ガラス状に砕け散って 真っ白な世界が訪れる ファー… 体と心は抱き合って… (ごめんね!) 現実にはない 和解。 元気だしな。 短い旅の終わりは、今日も 吉田さんの おごり。 (あざっす) (…) 僕は崩落現場で手を合わせる。 ++++++++++++++ こ、こいつ どこにそんな力が…!? (愛だよ、これが愛のちから…) ぐぐぐ う、そ、だ、よっ! めきょ 取っ組み合いになると すぐに顔を下げるので チャランポーをくらうのだ (笑い声) ひん曲がった鼻は もう もどらない… ぐすっ が曲がってる… ぐりりっ! 「は〜い、治ったよ。」 接骨院のおじさんの容赦なさに 思い知る 体というのは パーツだ 着想 得た 僕の心は 体と切り離されて トンネルに 入っていった まったねー! 軽く手を振る体とは裏腹に 心は トロッコのふちをがっちり掴んで 緊張した面持ちで 暗闇の中に 消えて いった… あれから十五年 (なんか、冷たいよね) あー、それは… 体は てっきり 心と 併走しているものだとばかり 思っていたが 心はまだ出てこない トンネルの出口を知らない体は Uターン 入り口から 探さなきゃなんない トホホ… おーい こころやーい 俺は別に感じんけどな (感じないのが問題ナンデス) なか卯で吉田さんと 牛すき丼を食べながら 心を探す 吉田さんの上唇には跡が残っている 「あいつら。」 に立ち向かって 帰り道にカッターで切られたとか。。 笑っている 今は。 (笑い声) 同い年なのに老けていて… パーツじゃない体は ふけるのも早いらしい… 奥さんも 子どももいて うらやましいな… 愛だよ、愛。 歳相応に見られない体が トンネルに 取り残された 心に追いつくとき! 元・心だった 荒れ狂うモンスターに引き裂かれ 飲み込まれるが その核心で ずぶ濡れの猫ちゃん状のものを抱きしめた瞬間に トンネル内は ガラス状に砕け散って 真っ白な世界が訪れる ファー… 体と心は抱き合って… (ごめんね!) 現実にはない 和解。 元気だしな。 短い旅の終わりは、今日も 吉田さんの おごり。 (あざっす) (…) 僕は崩落現場で手を合わせる。