昼休み ブランコから飛んだ カトピーの足は 着地して 折れた カトピーの足の骨は インパクトの瞬間 限界を超えた おかあさーん! カトピーが 学校にいない お母さんを呼んだことで 僕らはただごとではない気配を感じ 走りだし それぞれのお母さんを連れて戻ってきたが カトピーのお母さんはいなかった お母さんらは どうしましょうと相談をして カトピーを焼却炉のほうに運んで まだ生きとるじゃないかと 用務員のおじさんにゲンコツをくらった おかあさーん! お母さんが 学校にいない お母さんを呼んだことで 僕らはただごとではない気配を感じ 走りだし 車や電車に乗り込んで それぞれの母方の祖母を連れて戻ってきたが カトピーの母方の祖母はいなかった 母方の祖母らは 娘らをその場に寝かしつけ 花壇で土いじりを始めた 僕らは カトピーの周りで厳粛な踊りをした カトピーの頭のてっぺんから蛍のようなものが飛んでいき それがカトピーの魂だった カトピーが 死んだ 僕らは 腑分けでもするように カトピーの練り消しを分けあった
なんじゃこりゃ
+++++++ ブランコから飛んだ カトピーの足は 着地して 折れた カトピーの足は インパクトの瞬間 限界を超えた おかあさーん! カトピーが 学校にいないはずの お母さんを呼んだことで 僕らはただごとではない気配を感じ 走りだし それぞれのお母さんを連れて戻ってきたが カトピーのお母さんはいなかった お母さんたちは どうしましょうと相談して カトピーを焼却炉のほうに運んだ まだ生きとるじゃないかと 用務員のおじさんにゲンコツをくらった おかあさーん! 学校にいないはずの お母さんが 学校にいないはずの お母さんを呼んだことで 僕らはただごとではない気配を感じ 走りだし 車や新幹線に乗り込んで それぞれの母方の祖母を連れて戻ってきたが カトピーの母方の祖母はいなかった 母方の祖母達は 娘達をその場に寝かしつけ 花壇で土いじりを始めた 孫らは カトピーの周りで厳粛な踊りをした カトピーの頭のてっぺんから蛍のようなものが飛んでいき それがカトピーの魂だった カトピーが 死んだ 僕たちは 腑分けでもするように カトピーの練り消しを分けあった 用務員のおじさんが 骨を取り出すと たしかに足の骨が折れているのが確認できた 母方の祖母達は 花壇に たくさんの穴を用意していた 僕たちはそこにカトピーの骨を埋めていった +++++++ ブランコから飛んだ カトピーの足は 着地して 折れた カトピーの足は インパクトの瞬間 限界を超えた おかあさーん! カトピーが 学校にいないはずの お母さんを呼んだことで 僕らはただごとではない気配を感じ 走りだし それぞれのお母さんを連れて戻ってきたが カトピーのお母さんはいなかった お母さんたちは どうしましょうと相談して カトピーを焼却炉のほうに運んだ まだ生きとるじゃないかと 用務員のおじさんにゲンコツをくらった おかあさーん! 学校にいないはずの お母さんが 学校にいないはずの お母さんを呼んだことで 僕らはただごとではない気配を感じ 走りだし 車や新幹線に乗り込んで それぞれの母方の祖母を連れて戻ってきたが カトピーの母方の祖母はいなかった 母方の祖母達は 娘達をその場に寝かしつけ 花壇で土いじりを始めた 孫らは カトピーの周りで厳粛な踊りをした カトピーの頭のてっぺんから蛍のようなものが飛んでいき それがカトピーの魂だった カトピーが 死んだ 僕たちは 腑分けでもするように カトピーの練り消しを分けあった +++++++ ブランコから飛んだ カトピーの足は 着地して 折れた カトピーの足は インパクトの瞬間 限界を超えた 僕らはカトピーのいない夏を 可もなく 不可もなく過ごした 退院した ヨシピーの足は 日焼けと不釣合いに細かった カトピーの足は 使わないから 溶けて 尿瓶に入っていた 涙のキッスの最後のほう 変な音が入っていて 何度も巻き戻し ふたりで聞いた 病院のベンチ 小麦色の肌に 夏の続きはあまりにも短すぎた 涙のキッスの最後のほう 変な音が入っていて 何度も巻き戻し ふたりで聞いた 病院のベンチ ギターを笑った 泣いた ギターを笑った