狙うペンチ



いま汝
狙う、ということ
学習す
ふたつ、
道を束ねたい、と欲っすも
赤い
ペンチのそれぞれのとってから走りだし
相まみえんとするYOUエンME

毎夜グリップして、
のびいていく。
曲線の先にある
錆びたつがい。
つがいは、
寺を継ぐために…アンドソーオン。

戻るための
バネの反発、さらに
その先ある
導線のビニールコーティングのみを、切り離す
刃の中ほどにある
少し窪んだ
奥歯の溝、

いくら
握って
カチカチ鳴らしても
そこは除夜の鐘。
安全地帯。
断線しない、ふたりは惨憺。

地続きは
悪夢に起因する。
再帰による過度の汚損により、
起因する。
赤いペンチの鏡像は、
催奇するX。

催奇する染色体。
君とはまじわらん。催奇するY。
起因する
催奇する、ユー、エンミー。








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