コッふん

 

2010.09.26
東京都調布市から府中市へ。
「思いついたので行ってみよう」
に見せかけた
「古墳を見に行こう」

同じ日、調布の深大寺にお出かけした足でそのまま府中へ。府中にも古墳をはじめ遺跡が多数残っていますが、そのなかでも今回行くところは全国的にも珍しい古墳です。
JR南武線の「西府駅」の近く。国道20号線沿です。


(これは深大寺)


武蔵府中熊野神社古墳
(むさしふちゅうくまのじんじゃこふん)
住所:東京都府中市西府町2丁目9番
    (熊野神社内)
墳形:上円下方墳(3段築造)
    1段目1辺32m
築造年代:7世紀中期~後半
出土品:金具、刀子、鉄釘、ガラス玉など

上円下方墳(じょうえんかほうふん)というのを聞いたことがある人は少ないでしょう。鏡餅の下段が四角くなったような感じの墳形です。
この形の古墳は現在確認されているところでは5基。奈良県のカラト古墳や静岡県沼津市の愛鷹山清水柳北一号墳、東京三鷹市の天文台構内古墳などがそれにあたり、府中は3例目。規模はここが最大らしい。ただ、当時の武蔵国では最大規模となることから、被葬者は結構な有力者だったかもしれない。2005年には国指定史跡になる。
この古墳の周囲に他の古墳はなく、住宅街にポツンとある。なんでも神社の改修工事の際の調査と、その後のレーダー調査で古墳であることがわかったらしいのですが、この辺の言い伝えでは江戸以前から石室が開口していて、大昔は人骨や多くの副葬品もあったそうな。ただ長い時間の中で石室は崩壊し、人骨や副葬品も持ち去られてしまったそうな。現在は復元された状態になっています。

(それにしてもキレイ過ぎ)

 


ところでところで、私も最近まで知りませんでしたが、古墳と呼ばれるものには思いのほか さまざまな形があるようです。
いろんなホームページで説明されている形を集約すると以下のような形がありそうです。実際のところ、もっとあるかもわかりませんね。
大阪の仁徳天皇稜などをはじめ、いちばん有名な前方後円墳は、埋葬施設の位置によって前円後方墳となる(なるのか?)場合もあるそうです。
前方後円墳
前方後方墳
円墳
方墳
帆立貝式墳
八角墳
上円下方墳
双方墳
双円墳
双方中円墳
双方中方墳
四隅突出墳

 

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