コッふん

 

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最近は豪雨が多いので。。。

さすがに梅雨といったところか、関東地方は強い雨の日が多いです。 たいていの場合駅から遠く離れている古墳を見に行くには かなり悪条件です。まして大昔の人たちは大きな河川の 流域に古墳を作っていますので、あぶなくてしょうがありません。

(気象衛星)

2010.07.06 東京都
小田急線 喜多見駅

というわけで小刻みにやっていきます。

今回、雨の合間を見計らって 近場の東京都世田谷区喜多見にやってきました。

以前「あるこうね会2」で真夜中に通り過ぎた辺りです。
ここにも古墳、あります。

これくらいの距離なら雨が降っても安心ですね。

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で、なぜか この近距離で1時間近く道に迷いに迷い、、、

 



第六天塚古墳(だいろくてんつかこふん)
東京都世田谷区喜多見4-3
円墳 (直径28m )
築造年代 5世紀末~6世紀初頭
出土品:円筒埴輪多数

入り組んだ喜多見の住宅街を歩いていると神社やお寺が以外にたくさんあることに気づきます。

そんな中、須佐神社という神社の境内の奥にひっそりと古墳がありました。

今は竹やぶになっていますが、江戸の昔は松が植えられていたそうです。

古墳の名前も江戸時代に祀られていた「第六天」からきているとのこと。



(須佐神社)


稲荷塚古墳(いなりつかこふん)
東京都世田谷区喜多見4-7
円墳 (直径13m )
築造年代 7世紀前半
出土品:圭頭大刀、耳環、鉄鍬、人骨

第六天塚古墳のすぐ近くにある古墳ですが、一方通行や複雑に枝分かれした住宅街なので、ちょっとわかりづらいところにありました。

小さな公園のなかにしっかり整えられたかたちで残されています。


(案内板)

 

本当はこのあと、小田急線のとなりの駅「狛江」の古墳も見に行く予定でしたが、喜多見で思いのほか時間が取られてしまったので次回に回して撤収することにします。ちなみに喜多見にはこのほかにも砧(きぬた)中学校の中にある古墳や、慶元寺の中にある古墳などがあります。しかしそちらはほとんど原型が残っておらず、碑だけ建っているような状況です。
東京の多摩川流域にはこの喜多見・狛江の古墳群もありますが、これより下流に多摩川台古墳群や、野毛古墳群があります。これらが比較的大型の古墳であるのに対し、喜多見・狛江のそれは規模が小さめになっています。年代も古墳時代後期となり、あまり大規模な古墳が造られなくなった時期なわけです。

 

 

このページに掲載されている情報は、
相原 精次/三橋 浩著『関東古墳散歩』 2004年 彩流社、
世田谷区教育委員会発行史跡資料
より抜粋させていただきました。

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