コッふん

 

2010.11.23
勤労感謝の日
東京都世田谷区等々力

木々が紅葉してきました。

だからというわけではないのですが 古墳を見にきました。
今回の古墳スポットは東京都の等々力 (とどろき)から田園調布の辺り。

多摩川のすぐ傍で、東急東横線や大井町 線がはしっています。以前おとずれた多摩川台公園の古墳群もすぐ近く、 これらは荏原(えばら)古墳群と呼ばれ たりします。

歩くルートとしてはおおよそ環状八号線 (環八通りなんて言います)に沿っていき ます。

 

 

五島美術館

まず訪れたのは五島美術館。

この日は「国宝源氏物語絵巻」の展示会 が行われていており館内は2時間待ち のすごい人出でした。

そう「館内」は・・・。

実はこの美術館、庭園だけの見学も可 能で、こちらは100円で入園できます。

で、なぜこの美術館にやってきたのかと いうと、この敷地内にひとつ古墳がある というのです。

大勢の行列の人たちの脇をすり抜けて そそくさと入園します。

 

 

北稲荷丸古墳 (きたいなりまるこふん)

住所:世田谷区上野毛3-9-25
墳形:円墳?(規模不明)
年代:???
出土;???
五島美術館の庭園内にある古墳です。

近くを歩いている人が「へぇ~、こんな ところにも古墳あるんだねぇ」と話して いましたが、当美術館を訪れる数パー セントの人はこれ目当てかもしれません。

古墳ということは判っているようですが 調査はされていないようです。

 

 

野毛大塚古墳 (のげおおつかこふん)

住所:東京都世田谷区野毛1-25-1
墳形:前方後円墳(帆立貝式82m)
年代:5世紀中頃
出土:人骨、玉、甲冑、刀など
玉川野毛公園の中に整備されている 形の珍しい帆立貝式の前方後円墳。
周囲には埴輪がずらりと並べられています。
上部にのぼることができ、埋葬施設の 説明書きがあります。むかしこの古墳を 盗掘したときのたたりの伝説が伝えられ ているそうです。

 

 

等々力渓谷横穴墓群

東京都区内でもめずらしい自然の渓谷。

途中には崖から水がしみだして滝になっ ているところも。とても都内とは思えない マイナスイオン溢れるスポットです。

そんな中、環八通りから遠くないところに 1号墓跡、2号墓跡、そして現存する3号墓 があります。

古墳時代の少しあと7~8世紀 の奈良時代の有力な農民のお墓だそうです。

いわゆる古墳とは違いますが、この辺りでは外せないスポットです。

御岳山古墳 (みたけさんこふん)

住所:世田谷区等々力1-18
墳形:帆立貝式(全長57m)
年代:5世紀後半~6世紀中頃
出土:内行花文七鈴鏡、短甲、
    直刀、土師器、円筒埴輪
目黒通りのすぐ脇、住宅と並んで古墳が ある。
中には入れませんが目新しい看板 があります。 よく見ると今年の3月に設置 されたようす。ガイドブックなどに載って いる以前の看板には円墳の形状で直径 42mなんて書いてありましたが、その後 の調査で変わったのでしょうね。

 

狐塚古墳 (きつねづかこふん)

住所:世田谷区尾山台2-17
墳形:帆立貝式(全長40m)
年代:5世紀末
出土;円筒埴輪
こちらも閑静かつ高級な住宅街の中に あります。

入り口には「尾山台クラブ広場」 なんてかいてあります。そんな地元クラブ があるんでしょうか。

この古墳があるあたりがおそらくこの辺で いちばん小高くなっているんだと思います。 かなり見晴らしの良いところでした。(ただ 隣の家のベランダがまるみえです・・・。)

広場というものの、何か運動をするには 中央に古墳があるので、ラジオ体操くらい しかできないと思います。

御岳山古墳と同じく見る資料によって円墳だったり帆立貝式だったりします。

 

 

八幡塚古墳 (はちまんづかこふん)

住所:世田谷区尾山台2-11
墳形:帆立貝式(全長30m)
年代:5世紀末
出土;袴帯金具、土師器、直刀
    槍鉋など
宇佐神社の社殿の裏手にある帆立貝式 もしくは円墳。立ち入りはできず、知らずに 行っても古墳があるとはわかりません。

 

 

東急東横線 多摩川駅

たしか田園調布駅を目指して歩いていた はずなんですが、あれよあれよという間に 多摩川台古墳群の脇を通り、多摩川駅 まで着いてしまいました。

今回はずっと閑静な住宅街の中を歩いて きましたが、この辺りは高低差がかなり あるのでルート選択を誤ると余計な 上り下りをしてしまうことになるので 注意が必要です。

あと、帆立貝式か円墳かといった墳形の 違いが気になりましたが、一概に断言で きるようなものではないんでしょうね。

と、思いながらフラっと帰ることにします。

 

 

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