●ネペンテス温室外伝とは何のこっちゃ?。●

私はネペンテスを通常、室内温室で育てていますが、2004年より一部のネペンテスを春
から秋にかけて温室から出し、戸外や室内で育てるようにしています。       
これは植物本来の生命力を引き出して、より丈夫な苗を作ろうという試みのひとつなのですが、
当然大きなリスクも持ち合せています。                         
また、年間を通じて普通の観葉植物のように育てられたらなーというあこがれもあり、一部の品
種は行けるところまで温室の外での冬越しにチャレンジしてみたいと考えています。     
そのあたりの温室外栽培の様子のページを作ってみました。                
そんなわけでネペンテス温室外伝。(どんなわけだ?)                                 

<写真をクリックすると拡大されます。>




●2011年1月10日の様子●

久々というかこれは…4年ぶりの更新となりましてしまっていたりなんかしていたり
しちゃったりしていますのかな?(笑)                    
このページのずーーーーーーーーっと下の2004年6月に購入した株の、2011
年1月現在の6年半後の様子となります。                   
その間一切温室や加湿・加温した環境にせずに、真冬でも普通の観葉植物扱いで部屋
の中で、そのまま維持しています。                      
うそっこ無しに買い換えていたりしてませんですっ!(笑)どうですかっベントリコ
ーサってすごいじゃないですかっ!                      
(私は環境が変わると適応能力ないのであっさり枯れますな)          
現在脇芽の下位ピッチャーが着いていますが、他種より差は無いものの、上のピッチ
ャーの華麗なセクシー系ボディラインはやや今ひとつですかね。         
春先には元株から上位ピッチャーが発生してくることかと…思います。      

今は脇芽から育った子株にピッチャ  元株はぐるーっといい感じで巻いて
ーが着きます。           成長してくれました。      

ピッチャーその1。上位ツボより太  ピッチャーその2。やや小型。  
い感じ。              寒くなってきた影響かもね。   



●2007年6月9日の様子●

今年はやや遅目の生育具合かな?例年では春先くらいからピッチャーを着けはじめるのですが、
今年は4月くらいからピッチャーを着けはじめ、現在6月になってもピッチャーが着きました。
これから暑くなってくると今年のピッチャーの生成は終了となると思います。        
ちなみにこのベントリコーサ、襟から大量に蜜を出していて、蓋の下からピッチャーの内側の背
中側の壁を伝ってピッチャーの中にしたたり落ちています。                
味はマキシマやラフレシアナ系みたいに人が舐めてみて甘くてイイ感じではなく、少し青臭い感
じがします。                                     
しかしなぜか私はこのベントリコーサが虫を捕らえた様子を見たことがありません。     
と、いうか私のうちに来てから一年中室内に吊るしっぱなしにもかかわらず、おそらく1匹も虫
を捕らえていません(笑)。                              
こんなに蜜を出しっぱなしなのに!。                          
ベントリコーサの狙っているターゲットが日本の環境にはいない虫なのかなあ。       

全体像。茎の長さが60センチ位に 左が最近蓋がひらいたピッチャー。  右の熟したピッチャーが蜜を出し
なりました。           右は5月に着いたもので熟してます。 ていて襟がピカピカ、ベトベト。



●2007年5月7日の様子●

ぼちぼち温室外環境ヒトスジ4年目を迎えますベントリコーサです。            
かなり徒長してきましたね。                              
冬の寒さ、乾燥をもろともせず、今年もピッチャーを着けてきました。           
全体像。かなり長〜くなってきました ピッチャーはやはりうつくし〜ん。 



●2007年4月6日の様子●

今年の温室外栽培はすでに結果が出てしまっているベントリコーサに加え、トピックスページに
すでにアップしているN.スペクタビリスをベントリコーサと共にこの外伝のページで普通の生活
環境で育ててみようと思います。                            
N.スペクタビリスはスマトラ島の1400m〜2200mに自生している高山種なのですが、比較的育
ちやすいという育てた方の情報もあり、最近では大きな苗を入手しやすくなっているので、温室
外でも結構行けるんじゃないかと思い、山田食虫植物農園より購入しました。        
2007年2/26日にうちへ着いた時 その袋が3月6日に開きました〜。  袋の模様にズームイン。コントラストが
の画像。もう少しで開きそうな袋付。  すご〜いカッコイイ!!        芸術的。                
4月6日の全体の様子。その後2つ目  部屋に吊るして水をあげるだけでこの  次のつるもやる気マンマン。やはり夏
もピッチャーがつきました。      育ち様。これから先は未知の領域。   は峠でしょうね…。        



●2005年8月7日の様子●

今年はベントリコーサのみ温室の外で育ててみようと思います。(と、言うかベントリコーサは
うちに来て以来一度も温室に入れてませんが…)                     
昨年、11月中旬まで温室の外で過ごしたコルダルバ、ビーチ(H×L)、ダイエリアナも今年は
温室内で育ててみて、昨年との生育の差を見てみたいので。                
とりあえずベントリコーサのその後の様子なのですが、ピッチャーは完熟したものの、うわさで
聞いたように春先にしかピッチャーが付きにくいようで、(日本の気候では)その後イマイチピ
ッチャーが育つ感じではなくなっています。                       
ピッチャーの完熟度が進みまして、さ  襟は赤くなり、よく見るとディアタス
らに内側が赤っぽくなるらしいぞ。   のようなヒダヒダ?が…。     
全体像。そろそろ植え替えしないとヤ  脇芽発生!吉か凶か?2芽にしない方
バイかも。根が渦巻いてきてます。   がいいのかも。挿木増殖しようかな。



●2005年5月24日の様子●

つ、ついにりっぱなピッチャーができあがりました!昨年に購入したときのものより一回り大き
なピッチャーでよろこびも一回り大きいです。                      
もしこのページを見ている方でネペンテスを育ててみたいけど設備までは…という方がいらっし
ゃったら、なるべく冬に暖かい部屋(日照が良かったり、人間がいる時間が長いなど…)を選ん
で窓際に置いて育ててみてはいかがでしょう。                      
このコーナーで紹介している種はN.ventricosa(ネペンテス.ベントリコーサ)という種の在来
系、一生園系、などと言われているものです。                      
ネペンテスの中でも北限に近い高山に自生していて、日本の気候にも比較的合いやすいようです
。育てるのであれば夏のうちに購入して環境にならしてから冬越しというのが理想的です。  
ぜひこの夏からチャレンジしてみては?。                        
メールをいただければ(トップページのベントリコーサをクリック!)私のわかる範囲であれば
お答えできますよ。                                  
どーですか?美しいじゃあーりませ  全体の感じ。左に付いている枯れて  はい身体検査ですよ〜。蓋を含まず
んか!華麗なネペンですねー。    いるのが去年のピッチャーです。   11センチ、入れると14センチ。



●2005年4月3日の様子●

どうやらベントリコーサの温室外冬越しに成功したようです。3月後半からピッチャーを付けよ
うと、つるが膨らんできました。                            
冬の間も成長を止める様子も無く、(朝方は5度以下まで行ってました…)先日まで乾燥注意報
もアリーので、今もはっきりいってとても湿度があるとは思えません。           
しか〜し!!けなげにもベントリ君はピッチャーまでつけようとつるを膨らませてきました。 
うっうっうっ…。もうはっきりいって抱きしめてあげたい!(ベントリ君にはヒジョーに迷惑き
わまりないでしょうが。)                               
全体の様子。とっても元気そうです。 つるが次々に膨らんできています!。 ピッチャー付きますかね〜。期待大。



●2005年2月20日の様子●

床に落として亀裂が入ったピッチャーが完全に枯れてしまいました。            
ベントリコーサは他のネペンテスよりダントツ硬いピッチャーなのは感じていましたが、まさか
落としただけで割れてしまうとは……しかもひとつ残らず割れてしまいました。       
他のネペンでは想像できないことですが。                        
まさかこの真冬の温室外の環境ではピッチャーはできないでしょうね…朝、部屋に入ると強力に
冷えこんでいますからねー。                              
株自体はとても調子よさそうなのが驚きです。                      
全体の様子。葉や頂芽はこの寒さでも  枯れると亀裂がパックリと開いてきま
萎縮していません。          した。くすだま状態ですね。    



●2005年1月24日の様子●

ここにきてアクシデーンツ発生!!。なんと私の奥さんがカーテンレールに掛けて日光浴中のベ
ントリコーサ君をあやまって落下させてしまいました。                  
彼女は大変反省していますのでゆるしてあげましょう。いつも私がいない間温室を管理していた
だいているので…。(彼女はキッチンにアンプのツボをドライフラワーのようにして、リボンを
つけて飾る人です。植物園のページの夢の島の写真に写ってます。)            
さて、ベントリコーサはというと3つ付いていたピッチャーすべてに亀裂が…。       
あとは大丈夫のようで一安心。しばらくたつとピッチャーが割れてきて、さらに枯れてきてしま
いました。ピッチャーはあきらめかな…。                        
真冬の部屋の中に無防備につるしてあるだけなので、さすがにピッチャーはつけないでしょう。
成長点は問題なさげですね。順調に  割れてしまったピッチャーはたちま
葉を開いています。         ち枯れてきました。       


●2005年1月1日の様子●

あけましておめでとうございますということで、ついに温室に入れないままに
ベントリコーサは新年を迎えてしまいました。              
2階の日当たりのいいリビングの窓際に吊るしてあるとはいえ、最近の夜温は
凍結こそしないまでも(一応室内ですので。)5度以下になっていることもけ
っこう多いです。雪とか降っちゃってますから。             

成長点はまったく元気に葉を開いてい  ピッチャーは「か、枯れてたまるか〜  全体の感じ。葉は開くたびに長くなっ
ます。                !」的な気合を感じます。       てきています。          



●11月22日の様子●

11月も中旬を過ぎ、N.ビーチ、N.コルダルバ、N.ダイエリアナを温室
へ、N.ベントリコーサを室内にとりこみました。おつかれさまでした。  
今後ビーチ、コルダルバ、ダイエリアナはレギュラーの栽培品コレクションの
ページで、ベントリコーサのみは今後もこのコーナーで更新してゆきます。 
それでは11月22日の結果発表〜!!。                
まずは今後このコーナーをピンで背負っていかれる、丈夫のかたまりベントリ
コーサからです。                           

ん〜〜〜どうでしょう〜〜。10月に寒くなってきて、ピッチャーの上のみ枯
れましたが、その後枯れの進行はストップして現在にいたります。     
植物体全体では色艶も良く、茎も太く、葉長もグングン大きくなってきている
ように見えます。                           
ピッチャーは暖かくなるまで期待できないでしょうが、まだまだ元気なようで
、さすが在来系はちがうね〜。                     
水やりは夏場は一日朝夕2回やってましたが、今はなるべく暖かい時をねらっ
て週2〜3回くらいやっています。がんばれベントリコーサ!!。     
それでは次に温室へと戻ったみなさんの様子です。            
N.ビーチ           N.コルダルバ           N.ダイエリアナ

●ビーチについては以前にも書きましたが、外に出したとたんにピッチャーは
枯れてその後まったくピッチャーをつけないばかりか、葉が展開するごとに葉
長が小さくなってきています。                     
なんせうちで一番成長が遅いので(他のネペンが葉を3〜4枚開くのに対して
こいつは1〜2枚)結果も出にくいのかも。               
●コルダルバは昨年も外に出しましたが、節間が詰まり、腋芽がたくさん出て
、見た目は良くなります。が、ピッチャーの大きさは極小サイズに。    
昨年は外に出して温室にとりこんだ後、ピッチャーがいい感じになったので、
今年も期待できる?。                         
●ダイエリアナは無敵ですね。(笑)こいつは私が小学5年生くらいから育て
ていた種なので、戸外の無加温シロート手作りビニール温室で越冬させること
が可能なのを知ってます。(みずやり具合を少なめにすれば)       
コルダルバ同様、今後はピッチャーに期待!!。             



●10月14日の様子●

ハッキリ言ってネペンテスを無防備に屋外に出しておくには普通、ちゅうちょ
するような気温(特に夜ね)になってきています。            
今年の5月よりほぼ5ヶ月間外に出しっぱなしで育ててきましたが、やはり品
種によりはっきりと明暗が分かれたようです。              

特にN.ビーチ(H×L)はかなりつらそうで、ピッチャーはたちまち枯れてそ
の後まったく付ける気配さえ無い様子。                 
そればかりか葉を開くごとにだんだん小さくなってきてしまいました…。そん
なわけでビーチはヤバそうなのでリタイアします。純血低地性種だったらもっ
と良い感じだったのかなあ?。                     

コルダルバはピッチャーは極小になりましたが、株自体は節間がつまり見た目
はカッチョ良くなりました。                      
外に出した途端、腋芽がイッキに3っつも出たのは「や、やばっ!このままだ
と枯れるかもっ!」と思ったのかなあ。                 

そこいくとダイエリアナは無敵の成長ぶりで強力でした。サスガです。   

コルダルバです。腋芽が成長してき  ビーチはつらそうです。このまま温  ダイエリアナは絶好調!でもやはり
てます。ピッチャーは極小。     室に戻します。おつかれでした。   腋芽が発生。でも極太!     



●8月20日の様子●

以前から育てているダイエリアナの元々の株です。昨年も夏の間、外に出して
いました。                              
が、吊るしてあるクサリに絡まり切断されるは、うちの猫のひたいほどの庭を
テリトリーとする猫(うまいっ!!ザブトン一枚っ!!)のおもちゃにされてピ
ッチャーをすべて折られるは、衝動的にブツ切りにして挿し木にする育て主攻
撃をあびせられるはで春を迎えるころには同じ株とは思えない状態に…。  
(おかげで4株の挿し木苗ができましたが。)              
冬を越えてやっとピッチャーをつけはじめたところで野外に出しました。  
出してある場所の環境は一日1〜2時間くらい直射日光が当たる場所で、たち
まち葉焼けしまして弱りましたが、2ヶ月ほどで立ち直りはじめ、ついにりっ
ぱなローワーピッチャーをつけました。                 

なかなかいい感じのローワーピッチ  高さ約22センチ。高さはもっと大  そして私の大好きなダイエリアナの
ャー。2年前に発生した腋芽がこん  きなものが過去、できましたが容量  襟。ホントにス・テ・キ。    
なにりっぱに!!。          は一番ありそう。                          

直射日光の当たる時間が少ない場所  腋芽が出てきています。       腋芽のピッチャーを毛虫に食われま
に置いています。一緒にあるのはコ                    した。その他何箇所か虫にくわれて
ルダルバとビーチ(H×L)。                       います。ビーチも被害に。    

やはり外に出すときは、日照と害虫には気をつけよう。あと猫も。


●2004年8月1日の様子●

N.ベントリコーサです。2004年6月新宿伊勢丹の屋上で衝動買いしました。これは少し上の
方につくピッチャーをつけた挿し木増殖苗ですね。                    
購入後は室内の窓際で普通の観葉植物扱いで育てています。よくホームセンター等で売っていた
という話を聞くので、丈夫なんじゃないかなあ。                     
ただピッチャーは湿度がないとつけにくいらしいです。                  

昼は窓際に、夜はお風呂場に吊るし  ピッチャーが開いてしばらくすると
ています。             襟が赤くなってきます。